茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

日曜体験教室は、初めての方経験のあるかたでも参加出来ます、前もって予約下さい。一服お茶を立てて茶道の雰囲気を味わってもらうのが目的です。
お稽古の見学は、今まで通りです。グループレッスンの火曜日、木曜日、土曜日にお越しください。

初釜は見てるだけではつまらない。


今年はできる限り初釜のお道具で皆さんにもお稽古してもらいました。


もちろん初めての試み、



皆さんに賛同していただいて楽しい初釜になりました。


ありがとうございます!
























はや!


茶道を初めて50年である。


人世、大波小波で嵐もあったが茶道だけは決して放さなかった。


大病も幾つもするが、


茶道のお蔭で難なく乗り切って来られた。


もちろん共に学んでいるお弟子さんのパワーはおおきい。


65になり、


お弟子さんがたが沢山でお手伝いしてくれたのは嬉しかった。


難しい結び柳や湿し灰、蓬莱山飾りまでお手伝いさせてしまう。


人世50年という時代もあったが、


私はこの一月で65になり、


ここで折り返しと、新しい生徒さんから茶名以上の生徒さんまでまだまだともに学びたい。


今日は成人式、親先生の初釜である。


80を超えられたが引退はしないという。


だが、師も次のことを考えて、息子さんを家元の内弟子、金沢業躰について学ばせているという。


元カメラマンどんな先生になるだろう。


兎に角一般で男の先生が巣立つのは嬉しい。


私が若いころは研究会にいっても男性はいつも私一人であった。




日曜体験教室 茶の湯


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生まれて初めて自分のお茶を飲んだそうです音譜


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毎月第一日曜、午後三時から始めてます。


初めての方でもお茶を立て、飲むとこまでは体験出来ます。


お気軽にご連絡ください!

裏千家茶道 助教授 飯村宗立


教室  03-3269-3289


自宅  03-3267-7890


茶華道教室 http://www1.odn.ne.jp/~cip76460



飯村立夫

 080 1344 3671


seiwa.tatuo.999@i.softbank.jp



飯村浩子


 080 1221 7266


seiwakai.hiroko.909@i.softbank.jp


固定電話は今までと同じです。



                          記 飯村 宗立

                     


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何十年も茶道をしてきて、この頃大きな壁にぶつかる。


高校の時に茶道を始めた。


部活は剣道部で礼儀作法が勝負より大切と教わる。


茶道もそうであった。


今は、一歩教室を出れば先生も何も関係ないようである。


会っても会釈どころかふんぞり返って知らん顔。


10年教わっても同じなので、


こんな人間に茶道を教えてよいのかと悩む。


今週は4時間誰も来ない。


お休みの連絡もないので空しくお湯を沸かすだけ。


どういうつもりかと、


もう二度と教えないとまで思いつめる。


今の私には大事な時間。


遊び気分で休まれたのでは困る。


昔のように全員破門かと、


だが今回は葬儀がかかっている。


私は姉の葬儀も父の葬儀も出ていない。


伝授の式をしていた。


私のことだが、せめて連絡位はできるだろう。


このところ、茶道が廃れたと聞く。


パソコンにいきなり、半額セールの広告が飛び込むようではたまらない。


習うほうも正常ではいられないのだろう。


いまだこんなことはありえないことである。


恥ずかしくて上を向いて歩けないのは私の方である。


個人の教室がなくなる。


長い間縁の下の土台で要であった。


言わないで去ろうと思っていたが、


未来を担う、青年には本当の事を伝えたかった。



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母が寝たきりなのに、お引越しと言い。


毎日風呂敷に荷物を詰めている。


天国へのお引越しという。


癌は胃がんで発見された時に直径7センチ、厚さが5ミリで検査をすべてして、


がんセンター糖尿の先生と私たちが相談して手術も抗がん剤も止めた。


あと数か月と宣告された。


医療は今は算術で仁術ではなくなる。


大きなビルや教育で稼ぐ。


痴呆が出た母は、約束の終末医療もかかれなくなる。


だが、今私はこれで良かったと思う。


痴呆が出ても、今いる場所を認識して安心している。


何かあれば数秒で飛んでいける。


私の体が弱いのを知っているので世話していると疲れないかいと聞いてくる。


今日はなくなった生徒さんの法事だよと、


私が元気だったら女子医大で治させたのにと、


若い彼女は母より早かった。


私の心にしっかり彼女、ごめんなさい宗輝というお家元の一字と祖母の一字を頂いたたった一人の愛弟子が根を下ろした。


もうどこにもいかないだろう。


こころに心を伝えるというのは、なまなかなことではない。


生死以上のこと。


思うといつもすぐ現れる。


夜空を同時に見つめると、流れ星。


一瞬の光陰 安んずべからず


偉そうに言うが、まだ君の面影で涙する



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今日は右手がつらく打てないので、


盆略の位置が二種類あることを見てください。


逆勝手も優しい隅炉から入ります。


いよいよ今週から逆勝手と軸飾りに入ります。


気が付いたらあと二月も二週。


ああ早い、



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床の間の桜の蕾が開く、彼岸桜か


上級の方の行台子のお稽古がすんだ。


今年は四日続いてお稽古である。


これは今までにはない。


いつもは多くの人でしたが、


今年はできるだけ少ない生徒さんで、覚えてほしいと考えた。


見るのとするので一回づつ、それ以上は集中できないだろう。


兎に角、いろいろあったが行台子はの炉はひとまず終わった。


これで私は頭をからっぽにして、いよいよ真台子に入る。


末に真の行、来月初めに大円真と続く。


今年は私は字は、図も見ない挑戦である。


自分でもやらないし、


空点前もしない。


伝授はすべてその一瞬に賭ける。


真剣勝負になった。


一生に一度ぐらい、


思い通りの伝授をしても良いとの思いである。


以心伝心 教外別伝 不立文字


体現で出来たら本望である。

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今日で三日目のキムチ鍋である。


大鍋に入らないほど作ってしまうが、


妻も母も三食食べてくれて大成功である。


2人とも大のキムチ好き、キノコもたっぷりである。


何しろこの一週間は忙しさがどんなになるか分からない。


母も煮込んだ鍋は喜んで食べてくれる。


今は寝たきり、


今日は思い切って亡くなった生徒さんのことを話す。


去年の暮れに母にもお別れをしてくれた。


ずーと前から母と仲が良く、


教室に来る前に必ず母のところで相手をしてくれたのである。


母は痴呆が進んでいるが、


なんと覚えているという。


あんな優しくて笑顔のよい子はいないよという。


分かるんだというと、


当り前よという、世話になったんだから。



教室には歩き出した赤ちゃんも来る。


その可愛さは、宝物。


私はありがとうとつぶやく。


でも稽古は厳しい。


今日はいきな奥伝である。











まるでバトンをタッチしているように、


生徒さんで資格のある方が来たのである。


こんなことは、私の人世で初めてである。


いったいこれは、


だが余計なことは考えずに夢中で教える。


















あっという間に真夜中であった。


生徒さんは明日も来る。


明日も奥伝。


だが今日のこのお稽古は二度とできない。


みなさんの組み合わせも良かった。


お昼からと長く、


私が食事をしている間も上級の方が教えていてくれる。


成長したなーと後ろで感動している私である。

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家内も私も朝から具合が可笑しい。


家内は眠れなかったという、思い出で。


私は面影が湧きつづけて、起きても涙が止まらない。


真夜中の唄も出ない。


これはいけないと気持ちを立て直すが、いけない。


生徒さんからは彼女の死でぶくが参ってしまわないかとたくさんメールが来る。


ご心配の通りだとは言えないが、


今月から奥伝、奥秘の特別稽古が始まり、このお稽古に集中することで頑張る。


亡くなった生徒さんもそうだった。


何があってもお稽古は休まず、


それが先行く先輩も最後には超えて、除夜釜では薄暗い茶室の中で茶碗の中のお茶が見えないのに見事なお濃茶を練ってくれた。


20年伊達にはお稽古してこなかったねと励ました。



そのまま初釜まで何度もお稽古して、初釜で最後のお濃茶を練ってくれた。


生と死は逃げられない。


生れて出会いがあり、別れもある。


私は大きな病気をして入院も30回以上である。


闘病仲間との別れも多かった。


時には亡くなった友の悲しみで三年も仕事もできないことがあった。


今では強くなったのではと思うが、


別れはつらいことで慣れなんかない、


悲しみは悲しみで、


悔やんであげて、前進しなければ亡くなった生徒さんに笑われる。


彼女の好きな花があった。


花がなかったと思い。


白いバラを献花した。


お菓子も新しい桜の花びらのおまんじゅう。


何もせずにはいられない。


貴女には父親の愛の姿を教わった、本当にありがとう!


貴女の積み上げてきた教室は、今後も皆さんで頑張っていきます。


アーメン

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今日は奥伝の特別稽古だが、


生徒の妹さんから悲報が飛び込む。


まだ50代の若さで、癌で召された。


悲しみとこんな早くという激情で、電話に声も出なくなる。


何しろ20年以上毎週通ってくれた。


奥伝に入っても決して活字に頼らず、自分の手だけで学んだ方である。


お稽古を中断。


来ていた生徒さんたちに出来る限り、


彼女の最後を知らせる。


社中の要。


茶名以上も親先生と相談していた。


私には娘以上の存在。


チョコレートも誕生祝いも欠かさない生徒さん。


父の日にはさらにプレゼントで、


子供のいない寂しさを潤してくれた。


こんな娘を病でなくすというのは辛すぎる。


家内も同じだが、


泣きべそかくのは私。


夜の生徒さんが、亡くなった生徒さんに供茶をしてくれた。


落ち着いたところでの供茶で癒される。





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お昼からの写真がまっ黒、


大事な巻紙を作るところの説明ができないので来週に延期である。


新しいカメラになって可笑しなことばかりおこる。


ソフトに詳しい生徒さんが直してくれる。


この頃はパソコンも生徒さんの修理に頼る。


夜の部でいくらか撮れたが巻紙は無理であった。


今日の上級の方は隅炉の本勝手と逆勝手の意味を両方しながら考える。






隅炉と台目の由来も勉強である。






時間のある方は、軸の扱いの割稽古をする。


毎年先を急ぐと、


これは覚えられない。


今年は一点に集中してお稽古である。






お花の皆さんが新年会から帰ってきた。


流石気合が入っている。


みなさん立花という。


今年はお正月から花展続きで、支部も忙しく、新年会が今日になった。


お茶も今日は大勢の方が見えた。


玄関には昨日の真夜中活けた、春に向けた作品ができていた。


やることが早いと感心してしまう。












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ただのトランプ占いなのだが、


このトランプは引っ越していく青年が世話になったと私に30個もくれた。



ほとんど生徒さんがもらってくれて、一つを残す。


これは母に教わったトランプの恋占いだそうだ。


この頃上手くストレートに終わらないでギブアップである。


今日も挑戦である。



占いは諦めて、一人ポーカーをする。


相手がいるつもりでカードを切る。


これも面白い。


兎に角電気を使わないし、コインを入れることもない。


手先が細かく動くから長生きするという先生もいる。




カードはあと一枚9が来ればストレートという強い役になる手だった。


どうするか考え、やはり一枚切る。


9でなく7が来てしまった。






私が水を上げ過ぎてシクラメンを弱らせてしまう。


家内が治してくれた。





飯田橋でも神楽坂ではないほうの五差路が昔から事故が多い。


交通課も中央分離帯を造ったり、信号を増やしたりしてくれている。


この頃は事故が少ない。


パトカーも昼も夜も来るので、ひったくりも少なくなる。


魔の交差点と恐れられたのも昔のことになる。


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八炉というのは、炉の変化したものである。


色々な炉を作ることで利休さんと師の武野紹鴎は炉および茶室の構造を新しい平和な時代にふさわしいように考えていく。


若い利休を導いたのは紹鴎である。


最初の一番小さく有名な茶室は待庵でたった二畳である。


隣に広い部屋が付いていたので、なかなか利休さんのすることは想像も及ばない。


台目の棚のようなものまでついていたのでお点前もしたのだろうか。


相手は秀吉であるからどのようにでも対応できるか構えなのだろう。




















沢山の炉があり迷うが、スタートは台目から隅炉、出炉の勝手と前進する。


隅炉は簡単と飛ばしてきたがこれは単純だが奥が深いことに驚いた。





お花ははや桜であった。


流すには捨てられない桜が挿してある。


まさに茶花だなと思う。


一輪の花、一枝の葉も生きていれば尊い、水をあげ命に感謝する。


地球は緑の惑星、水の妖精が住む。


戦をする場所ではないとするのが茶道、華道の哲学である。








追伸


申し訳ない。


プラスワンをお話しするのを忘れていた。


うらの方は知っていると思う。


大炉の間という部屋が裏千家にはある。


炉の一回り以上大きな囲炉裏のようなので大炉という。


真冬、一番寒い今頃に大きな釜、口も大きい広口釜を掛ける。


ただ逆勝手が決まり、


一念に一回だが炉も浅く、蒸気が沢山出るので暖かいのだ。


部屋も6畳という決まりなのである。


今月は親先生が大炉でお濃茶をする。


会場は高田の馬場の茶道会館。


私は事情があって行かれない。


家内が沢山の生徒さんを連れていくという。


17の時に初めて高井先生に連れて行ってもらう。


着物袴で行ったのに、


師は米寿のお祝いのお友達のおばあさんと喋ってばかりいた。


そのおばあさんのお祝いの茶会、全部の席はお弟子さんだったという。


もうその会館も知り尽くしていたのだから、大事なお友達のおしゃべりが大切なわけが今は分かる。


鎌倉からわざわざ来ただけで十分なのだろう。


落合は先生のお友達のお茶の関係が多い。


早稲田大学に長くいた。


卒業後は上海でお茶を教えながら、たくさんビルを建てていたという。


だから茶室を作るのは簡単。


鎌倉の仲の良いお寺の和尚さんに頼まれて近所の主婦に教えに行くときも、


まず、四畳半と小間の茶室を自分で作ってしまう。


炉は大炉ではないが、海岸で拾ったという古木で作られた。


どういう訳か本勝手も逆勝手もできるのでその時は不思議であった。

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