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第3回「静岡書店大賞」フェア、9200万円の市場効果

静岡書店大賞実行委員会は2月12日、大賞フェア販売実績の中間集計を発表した。グランプリを獲得した児童書・新作部門の『うみの100かいだてのいえ』(偕成社)は1851冊、小説部門の『本屋さんのダイアナ』(新潮社)は726冊、映像化したい文庫部門の『書店ガール』1〜3(PHP研究所)は1868冊。大賞フェア11タイトル合計で8211冊を販売し、合計約9180万円を売り上げた。同フェアは静岡県内の181書店が参加して開催中。集計値はPOS導入店のみのもので、非POS店や外商部門を加算すると、合計数はさらに膨らむ。
静岡県書店商業組合では「本の売上げ貢献度が高い」との理由で、同委員会に対して活動費1万円を進呈した。第4回からは組合活動の一環として、予算化も検討している。さらに『書店ガール』を原作とした連続ドラマがフジテレビ系で4月からスタートする。主演は人気アイドルグループAKB48の渡辺麻友さん、稲盛いずみさん。同賞の目的が3回目で達成されたことになる。

 
(2015/2/13)

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