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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画に対する反対運動で、反対派が「県警や海上保安庁の過剰警備でけが人が相次いでいる」と主張していることについて、在沖縄米海兵隊の幹部が「ばかばかしい」(laughable)と語ったと、英字紙「ジャパンタイムズ」が報じた。

 10日付ジャパンタイムズによると、海兵隊報道部次長の大尉が、英国人ジャーナリストのジョン・ミッチェルさんに対し、基地反対運動をサッカーに例えて「けがをしたように見せる姿はばかばかしい」という文章を含むメールを送ってきたという。

 ミッチェルさんは1月に発表した記事で、辺野古で負傷者が相次いでいると言及。メールはこの記事に対する意見として送られた。「道路に横たわり、車につかまり、自身の選択で引きずられている」などと抗議活動を評する内容もあった。