国際
人質事件 目的は「日本に恥かかせること」
イスラム過激派組織「イスラム国」は12日、インターネット上に機関誌を掲載し、日本人人質事件は「日本政府に恥をかかせることが目的だった」と主張した。
12日にインターネット上に掲載されたのは、「イスラム国」の機関誌「ダービク」の最新号。この中で「イスラム国」は日本人人質事件で当初、身代金2億ドルを要求したことについて「金が目的ではなく、日本政府が応じないのは分かっていた」とした上で、「傲慢な日本政府に恥をかかせることが目的だった」と述べた。
また、湯川遥菜さんについて「最初の72時間の交渉期限が過ぎた後、殺害した」と主張。さらに記事では「これまで日本は『イスラム国』の標的リストには入っていなかったが、安倍首相による思慮のない支援表明後は全ての日本人が標的になった」と記し、日本人への警告とも取れるメッセージを伝えた。[ 2/13 1:29 NEWS24]