受験生の親がやるべき7つのこと
栄養バランスに気をつけること
何より大切なのは、健康を維持するための栄養バランスのよい食事でのサポートだろう。どんなに受験勉強を頑張っても、入試当日に体調を崩しては元も子もない。
また栄養不足は、集中力や記憶力、思考力、判断力などといった脳の機能にも影響する。効果的な受験勉強のためにも、栄養バランスのよい食事は必須だ。入試直前の忙しい時期にこそ、食事を疎かにしないことを心がけたい。
生活リズムを整えてあげること
お子さんの学習には、基礎的生活習慣の定着が必要だと言われている。早寝・早起きや3度の食事といった規則正しい生活習慣は、疲労回復や脳の活性化によいとされている。帰宅後の家庭学習についても、あらかじめ学習スケジュールを決め、お風呂や夕食の時間を定着させ、無理なく息抜きの時間を設けるなど、生活リズムを整えることが大切だ。
親自身がストレスをためないこと
大人のストレスはお子さんに伝わるもの。特に中学受験生は、保護者との関係を重視する年齢にあると言われている。親の期待に応えたいという想いが強いお子さんほど、親のストレスの悪影響を受けやすい。入試が近づくにつれ親も不安が募るものだが、できるだけ大らかな気持ちでお子さんに接するよう心がけたい。
特に思春期のお子さんには、本人を信頼して接するなど、保護者の期待が過度なプレッシャーにならないよう気をつける必要もある。
風邪やインフルエンザ予防に温度・湿度を管理すること
受験シーズンは風邪やインフルエンザの流行期と重なるため対策が必要だ。冬にはノロウイルスの流行もあり、親の心配は尽きない。室内の温度・湿度管理をした清潔な部屋で、受験生も家族も健康に過ごせるよう、最大限のサポートをしたい。うがいや手洗いはもちろん、予防接種も検討するべきだろう。
学習環境を整えること
学習環境を整えることは、保護者ができる受験サポートのひとつと言えよう。お子さんが必要とする学習環境は、学年や学習習慣の定着度によって異なるが、たとえば小学生がもっとも勉強しやすい場所は「リビング・ダイニング」であることが東京ガス都市生活研究所の調査結果(2013年11月発表)でわかっている。リビング学習を推奨する塾もあるが、保護者の目の届く場所で安心して学習することで、よい結果につながることも多いようだ。
干渉しすぎないこと
受験に対し親が過干渉にならず、お子さんの自主性に任せることも大切だ。受験生の親に求められているのは、お子さんの自主性を活かしたサポートだろう。
河合塾が提供している大学入試情報サイトには受験期を振り返るお子さんたちから、「いい意味で干渉されなかったこと」「挑戦校の受験を認めてくれたこと」「自分の好きなところを受けなさい」などという言葉が、保護者に感謝していること・嬉しかったこととして投稿されている。保護者に干渉されすぎず、「任せてもらえた」という認識が自信につながったのだろう。
家族が仲良く過ごすこと
受験期は、お子さんにとっても保護者にとっても気持ちが落ち着かないものだが、受験生を過度に特別扱いせず、いつもどおりの生活が送れるよう心がけることも大切だ。そのためには、いつもどおり家族が仲良く過ごすことがよさそうだ。
また、お子さんとの会話がすべて受験に関することにならないように注意したい。毎年恒例の家族イベントは例年どおり行い、受験生の参加は自分の判断に任せるなど、特別扱いすることなく家族が仲良く過ごす時間が、受験生のプレッシャーを和らげるだろう。
受験を控えたお子さんをお持ちの親に向け、合格を勝ち取るための7つのポイントを紹介した。お子さんの性格や年齢によって親の対応方法も異なるが、上記の7つはどの学年にも該当するのではないだろうか。お子さんが受験日にこれまでの努力の成果を発揮できるよう、温かくサポートしてほしい。
受験に必要なのは、“塾の選び方”と“勉強の仕方”
塾で習う勉強の範囲
塾で習う勉強の範囲とは、塾でどういったことを習うのかということである。
大別すると2つに分けられ、中学受験かそうでないかである。
中学受験でない場合は、小中高共に先取りか補習かを選ぶことになる。
「塾の指導形式」について
「一斉指導」講師が教室内の全生徒さんに対し一斉(同時)に指導(授業)するやり方。
「個別指導」講師が生徒さん一人ひとりに対し個別に指導(授業)するやり方。
「1対2・1対3」個別指導の際の講師と生徒さんの人数比を表した呼び方。1は「講師」、2又は3は「生徒さん」の人数。例えば、1対2は、講師1名が生徒さんを最大2名指導(授業)するということ。
「家庭教師」講師が生徒さんのご家庭に出向き、指導(授業)するやり方。通常、1対1で授業が行なわれる。
「個人指導」生徒さんが塾(教室)に通い、指導(授業)を受けるやり方。通常、1対1で授業が行なわれる。
講師
実は、講師に信頼を寄せている生徒さんはほぼ間違いなく成績を上げています。
これは講師が生徒さんをきちんと指導している証(あかし)とも言えます。
つまずいているところを的確に指摘し、わかり易く、上手に教えてくれる、・・・
わからなかったことがわかるようになり、それがお子様の自信へとつながっていく、・・・
一つひとつの小さな実績が確かなゆるぎない信頼関係を少しずつ作っていくのです。
うちの子どもは一斉と個別のどちらが向いているかわからない
私がお子様と直接お話しする機会があれば、「君は一斉指導の塾が向いているね」とか「あなたは個別指導の方がいいよ」とアドバイスできるのですが、現実的には無理です。
結論から言いますと、ほんの一部の例外を除いてあらゆるすべての生徒は個別指導による方が、学力の伸びが格段に速いと思います。ほんの一部の例外というのは、‘競争原理’が生徒の学力向上に不可欠であるという認識、価値観をお持ちのご家庭です。個別指導塾と一斉授業塾の違いは、一般には競争原理を学力向上の手段として用いるか用いないかにあると言われます。
一流講師は「教えない」で「引き出す」
教えるのがうまい講師は指導力がある、と一般的に思われています。でも、本当に指導力のある講師は「できるだけ答えを教えず、ヒントを与えて気づかせる」ことを意識して指導をしています。人から教わったことはすぐに忘れますが、自分で気づいたことは記憶に残りやすいもの。それを熟知しているからこそ「できるだけ教えないで教える」ことを実践しているのです。
成績を着実に伸ばす講師が信頼を集めます。成績を伸ばす講師は自分の話術によってではなく、生徒自身に「考えさせ」、「作業をさせる」ことで思考力を深長させ、得点力を身につけさせます。
生徒の成績データを把握している講師
生徒の成績データを把握し、最新の入試問題傾向を把握しているかどうかは教科指導や進路指導をするうえで欠かせないことです。教え子の目標とその目標を達成するための課題を頭に入れ、模試や入試までにどのようなスケジュールで指導していくのか明確なビジョンを持っている講師が本当のプロ講師といえます。ただ、そのように生徒の成績データを熱心に分析していることは生徒や保護者からはなかなか見えづらいもの。トークがうまくて存在感のある、いわゆる「名物講師」に目がいきがちです。
お子さんを直接指導している講師と話す機会があればぜひ、わが子の課題とその課題を克服するためのスケジュールを質問してみてください。どれだけ具体的な回答が得られるかで、その講師の「真剣度」を知ることができます。
最新の入試問題傾向を把握している講師
少子化のなかで各学校は近年ますますあの手この出で改革を打ち出して生徒集めています。その改革のなかで入試問題も毎年変わり続けています。「あの学校の入試問題傾向は○○で…」と分析できていても、数年経つともうその知識は役に立たないものどころか、かえって指導に逆効果ということもよくあることです。
日々の生徒指導のなかでじっくり入試問題を研究する時間を捻出するには、「なにがなんでも教え子を合格させる!」という高い志が問われます。常に新たな知識を得るために陰で地道な勉強をしている講師は、教え子も勉強家に育てる影響力を発揮するものです。
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