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【芸能・社会】世界の小澤 27日NHK「あさイチ」 人生初!朝の情報番組生出演2015年2月13日 紙面から
9月1日の誕生日に80歳を迎える世界的指揮者・小澤征爾さんが27日に、NHKの情報番組「あさイチ」(午前8時15分)に生出演することが決まった。過去に夜の番組に出演したことはあったが、朝の生番組に出演するのは、長いキャリアの中で初めてだ。 近年、病気療養が伝えられることの多かったマエストロだが、関係者によると、今年は満80歳の記念イヤーを飾るイベントに意欲を見せているという。誕生日には、メモリアルコンサートの企画もある。毎年誕生日近辺に開催されてきた恩師の名を冠した「サイトウ・キネン・フェスティバル」(長野県松本市)は、今年から「セイジ・オザワ松本フェスティバル」として継続される。 そんな小澤さんに、NHKからの出演オファー。実は、番組司会の有働由美子アナウンサーとは別の番組で知り合い、以来親交を持ってきた。その“有働アナの番組”からの依頼とあって、心が動いたようだ。 当日は、プレミアム・トークのコーナーで、近況などをたっぷり語り、視聴者からの質問にも答える予定。気心の知れた有働アナからの変化球の質問にも期待がかかる。 ◆80歳イヤー記念CDに80曲小澤さんの80歳イヤーを記念したアルバム「小澤征爾の80曲。」が25日に発売される。1973年から2013年にかけて録音された音源の中から、名曲名演80曲を収録した5枚組(税込み3240円)。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラなどの幅広いレパートリーが網羅されている。 ◇小澤征爾さんトリビア◇◆災い転じて 成城学園時代、ピアノとラグビーを掛け持ちしていたが、試合で指を骨折。悩んでいたところピアノの先生が「指揮者はどうか」と助言。日比谷公会堂でピアノを弾きながら指揮をするレオニード・クロイツァーに魅せられ、母親のまたいとこにあたる斎藤秀雄に弟子入り志願、今日の道が開ける。 ◆スクーター留学 西洋音楽が生まれた土地、人を知らなければ、と留学を決意。仏政府の給付留学試験に落ちたが、資金をかき集め、人脈をたどって富士重工からスクーター「ラビットジュニア125cc」を提供してもらった。1959年、23歳の時、神戸港から貨物船で渡航。マルセイユから日の丸をつけたスクーターに乗り2カ月がかりでパリに着いた。 ◆劇的優勝 留学仲間から指揮者コンクールのことを聞き、願書を取りに行ったら、その日が締め切り。知人のつてで何とか受け付けてもらった。各国が精鋭を送り込む中、わずか留学6カ月の24歳の東洋人が見事優勝をさらった。 ◆最多売り上げ 日本人で初めてウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを指揮したライブ盤「ニューイヤー・コンサート 2002」は100万枚を突破した。日本人クラシックアーティストで史上最多。オリコンのランキングでクラシック作品で初めて総合2位を記録した。 PR情報
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