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「勉強は役立つ」と答える小学生増える
2月13日 4時07分

「勉強は役立つ」と答える小学生増える
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国の研究所が、小学生11万人余りを対象に行った調査で、国語や理科など学校での勉強が「ふだんの生活や社会に出て役立つ」と考える子どもが増えていることが分かり、研究所は「実生活に引きつけた授業が行われているためではないか」と話しています。

調査は、国立教育政策研究所が小学4年生から6年生11万人余りを対象におととし行ったもので、教科ごとのテストのほか、ふだんの勉強時間など、学習を巡る質問も実施しました。
このなかで、何のために勉強しているか複数回答で聞いたところ、「将来好きな仕事に就くのに役立つから」という答えがいずれの学年でも6割を超えたほか、4年生では「分からないことを知りたいから」が最も多く64%でした。
さらに、それぞれの教科ごとに「ふだんの生活や社会に出て役立つ」と思うか尋ねたところ、どの教科についても「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた子どもの割合が、前回平成15年度に行われた調査より増え、国語、社会、算数はおよそ8割に上りました。
また、理科は前回の調査では「役に立つ」と考えている子どもが6年生で半数ほどでしたが、今回は20ポイント近く増えて70%となっています。
国立教育政策研究所は、「実生活に引きつけた授業が行われた結果、知識や技能を生活の中で活用しようという意識が芽生えているのではないか」と話しています。

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