「ご長寿の秘けつ満載」京丹後市が冊子発行
産経新聞 2月12日(木)7時55分配信
全国100歳以上の高齢者の健康に関する生活の知恵を紹介した冊子「百歳健康長寿の秘けつ集」を京丹後市が発行した。食事や生きがい、運動など日常生活で長寿につながるヒントが詰まっている。
116歳まで長生きした元長寿世界一の木村次郎右衛門さんが暮らした京丹後。市は、「百歳長寿のまちづくり」を推進しており、平成25年には高齢者の食をテーマにした冊子「京丹後−百寿人生のレシピ」を発行し、今回は第2弾となる。
全国の100歳以上の高齢者を対象に長寿につながる生活習慣などを募集し、寄せられた手紙やインタビューなどを市長寿福祉課がまとめた。
冊子はB5判52ページで、「食事編」と「運動・習慣編」「生きがい・心編」の3章で編集した。
「京野菜が健康長寿の源です」(京都市の女性)や「1日3食、腹八分目で何でも食べる」(伊根町の男性)、「朝食にはベーコンと卵、鮭(さけ)フレークが欠かせない」(京丹後市の女性)など食へのこだわりを紹介。
また、「俳句との出合いで生活に活力が生まれた」(札幌市の女性)や「毎日30分のラジオ体操」(京丹後市の男性)、「世話好きで友達とのおしゃべり」(南丹市の女性)など、元気の源についても触れている。
冊子は京丹後市内の書店などで1冊324円(税込み)で販売。問い合わせは、市長寿福祉課(電)0772・69・0330へ。
最終更新:2月12日(木)7時55分
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