韓国が「F1」開催断念・・・資金難が理由でも「違約金」か=中国メディア
2015-02-12 16:21
中国メディア・新浪体育は11日に、資金難のために今年のレース開催も断念した韓国に対して、F1管理会社であるフォーミュラワン・マネジメント(FOM)が重大な契約違反であると通知したと報じた。
同報道によれば、昨年に続き今年も開催を断念した韓国との契約が2016年まで残っているとして、管理会社が韓国側に対して重大な契約違反であると通知したこと、契約の規定に照らすと今年の大会分の違約金が8600万米ドル(約103億円)に上る可能性があることを伝えた。
記事を読んだ中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のユーザーからは「お金がないのにどうするんだ」、「湯水のごとくお金を使うF1を、韓国人がどうして開催できようか、と言いたい」といったコメントが寄せられた。また、昨年のアジア大会や2018年平昌五輪の問題を意識してか「韓国人は何をやってもダメ! ほら吹きのレベルばかり高い」という意見も見られた。
あるユーザーは皮肉たっぷりに「F1は韓国人が発明したんだ。なのになぜわれわれを“討伐”するのか、と言えばいいじゃないか」とコメントした。また、10年から13年までの開催で事実上幕を閉じた韓国GPが「笑い話」だったとし、13年には消防車があたかもセーフティーカーのごとくコース上に登場し、マシンを先導して走る珍事が発生したことなどを振り返るユーザーもいた。
ちょっとした安全管理の不行き届きが大惨事につながりかねないF1レース。無理に開催して安全性がおろそかになるよりは、開催を断念するのが妥当な判断だ。平昌五輪はどうなのか。見栄を張って無理してなんとか開催したものの、終わってみたら財政が再起不能状態、ということに本当にならないのならいいのだが。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)