叱らないで!お漏らししちゃうこどもはストレスを抱えている?!

2015/01/25

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もう自分で完璧にトイレに行けるようになった子供がお漏らしをしてしまったら…ついつい叱ってしまいたくなりませんか?

でもちょっと待って!ストレスがお漏らしの原因となっていることもあるんです。今回は子供のストレスとお漏らしの関係、その時どう対応したらいいのかをご紹介します!

お漏らしの原因

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もちろんお漏らしの原因が全てストレスによるものではありません。どんなものが考えられるのかを見てみましょう。

何かに夢中で…

一番多いのが「おしっこ行きたいな。でももうちょっとこれで遊んでいたい」というもの。お漏らしというか「あぁ、間に合わなかった…」という場合ですね。

「だから早く行こうって言ったでしょ!」とイライラしてしまいますよね。何かに夢中になると尿意も忘れてしまう子もいます。おしっこに行きたいのにそれよりもやりたいことを優先して我慢してしまうというのは、膀胱炎の原因にもなります。

ただ間に合わないからというのではなく病気になる可能性も考えて、早目にトイレに行けるように声を掛けていきたいですね。

過活動膀胱かも?

とにかくトイレが近く漏らしてしまいやすいなら、膀胱の神経系が未熟なために尿意を感じた後に膀胱が勝手に収縮してしまい、漏らしてしまうという「過活動膀胱」の場合も考えられます。

自然と治る場合もあれば治療が必要なことも。このような状態が続くようなら一度泌尿器科を受診してみましょう。

ストレスが…

そしてストレスによるものです。たとえば入園・入学・進級で環境が大きく変わった、引っ越しをした、弟妹が生まれたなど様々な要因で子供には大きなストレスがかかります。

このストレスが膀胱を緊張させてしまうことで、ちょっとおしっこが溜まっただけで尿意を感じてトイレに行きたくなってしまいます。そして間に合わなかったりいきなり漏らしてしまったりするんですね。

どう対応していけばいい?

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ではストレスが原因と考えられるお漏らしにはどのように対応していけばいいのでしょうか?

叱らないで!

まずは絶対に叱らないというのが鉄則です。大人でも緊張するとトイレが近くなりますよね。「あ、またトイレ行きたい。緊張してるからなぁ」と大人なら分かりますが、子供にはそれが分かりません。

何度も「おしっこ!」と言えば「え?また?さっき行ったばっかりでしょ?」と責めるように言われ、じゃあトイレに行かないでいるとやっぱり我慢できなくなって漏らしてしまう。

さっきトイレに行ったばかりなのに漏らしてしまう子供を見ると「トイレでちゃんとおしっこしてきたの?」と疑いたくなってしまいますね。

漏らしてしまうと後始末も大変ですし、外では着替えもない場合も。「何でちゃんとトイレまで我慢できないの!」とついつい怒ってしまいたくなりますが、それでは子供にさらにストレスをかけてしまっています。

一番大変なのは子供の心の中。「出ちゃったね。キレイにしようね」と優しく声を掛け、着替え終わったら「出来たよ!気持ちいいね!」と笑顔で対応しましょう。

隠していた時には

少し年齢が上がってくるとお漏らしした後に自分で着替えて床を雑巾で拭き、濡れたパンツを洗って洗濯機に放り込んであるなんてことをする子もいます。女の子に多い傾向があるように思います。

漏らしてしまったことを恥ずかしいと思っているんですね。自分で何とかしようという姿勢は「何で言わないの?」と責めるのではなく「自分で出来たんだね」と褒めるべきところです。

隠してしまうのは前に叱られたことがあるからかもしれませんね。どうせばれることなんですが隠してしまうところに、自分の感情も抑え込んでしまうその子の心が見えてきます。

でも漏らした後、着替えただけでは痒くなってきて肌が荒れてしまう原因にもなります。

「自分でお着替えしたんだね。ちゃんと床も拭いたんだ!すごい!でもこのままだと痒くなってきちゃうから、ちゃんと濡れちゃったところをキレイにしようね」

と優しく対応しましょう。叱られずに気持ちよくなった子供は隠さなくてもいいんだ、ママに正直に言った方が気持ちがいいと知ることができ、温かく後始末をしてもらえたことで安心することができますね。

アフターケアをしっかりと

最近子供がストレスを感じても仕方ないような環境の変化があった、ママが忙しくてイライラしていたというようなことに心当たりがあるのなら、お漏らしの原因はストレスで間違いないでしょう。

このような場合には一日に10分間でいいから子供と1対1で触れ合って、ゆったりした気持ちで過ごす時間を持つことが大切です。途中で下の子が泣いた、ご飯の準備があるからちょっと待って!となることがないように、その子だけを見ている時間です。

それだけで不安で固くなってしまった子供の心が溶けていきます。小さな体にストレスをいっぱい抱えているなんて辛いはず。それでも精一杯頑張っているんです。それを見守っていることを伝えてあげてください。

そうすれば子供の中に「これでいいんだ」と自分を肯定する気持ちが生まれ、自信を持って新しいことに取り組む力が湧いてきます。

こういう時間を持つことはママの精神安定にもつながります。ママが笑顔でいられれば子供は安心するんですよ。

最初のお漏らしがストレスの原因?

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環境にあまり変化はないという場合には、間に合わず漏らしたことを叱られてしまったことがストレスを引き起こしているのかもしれません。

漏らして叱られてしまう
 ↓
漏らしたら大変だと必要以上に気にするようになる
 ↓
ストレスがかかっている状態なので膀胱が緊張してトイレが近くなる
 ↓
また漏らしてしまい、叱られる

お漏らしを叱るというのはこういう悪循環を生んでしまうだけなんですね。お漏らししたこと自体がストレスの原因となってしまっていますので、優しくさりげなく対応しましょう。

また、お漏らしをしないように何度も「おしっこは?」と聞いてしまうことも子供にとってはプレッシャーです。あまり尿意を感じていないのに無理におしっこをすることもあまりよくありませんね。

漏らすくらい大したことないよ、はいはい、出ちゃったねと何でもないように接すると子供はストレスを感じずに済むんですね。

こういう対応を繰り返していくことで少しずつ回数が減っていき、いつの間にか全くお漏らしせずに過ごすことが出来るようになっていくでしょう。後戻りすることもあると思いますが、焦らずゆったりとした気持ちで受け止めて見守っていきましょう!

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