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「報道の自由度」 日本は61位
2月12日 23時45分

ジャーナリストの国際団体、「国境なき記者団」は、各国でどれだけ自由な報道が認められているか分析した報告書、「報道の自由度」ランキングを発表し、紛争地域ではメディアが情報戦に巻き込まれたり、攻撃の対象になるケースが増えているとして、懸念を示しています。
日本は61位で、前の年よりも2つ順位を下げました。

「報道の自由度」ランキングは、パリに本部を置く「国境なき記者団」が、毎年発表していて、2014年の調査では世界180の国と地域が対象となりました。
報告書では、報道の自由が後退する事態が世界中で見られると指摘し、紛争が続くシリアやイラクなどの中東地域やウクライナでは、非政府の組織が繰り広げる激しい情報戦にメディアが巻き込まれたり、情報を止めるためにジャーナリストが攻撃の対象になったりしているとしています。
具体的なランキングでは、リビアが154位と順位を17下げたほか、イラクが156位、シリアが177位などとなっています。
また、ウクライナ情勢を巡り欧米との対立が続くロシアは、独立系のメディアに対する締めつけが強まっているなどとし、152位となっています。
一方、上位の国は、5年連続1位となったフィンランドを筆頭に、ノルウェー、デンマークと続き、上位20か国のうち15か国をヨーロッパの国が占めました。
日本は61位で、前の年よりも2つ順位を下げました。

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