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大仁会長、原専務理事らに処分なし 給料を自主返納 霜田技術委員長は進退伺いも会長が慰留

デイリースポーツ 2月12日(木)16時58分配信

 日本サッカー協会は12日、都内で行われた理事会で、八百長疑惑で解任した日本代表のアギーレ前監督の任命責任について協議。協会トップの大仁邦弥会長(70)、アギーレ氏招へいの中心となった原博実専務理事(56)、霜田正浩技術委員長(47)について、「任命責任はなし」という結論を出した。

【写真】夫人も就任会見に駆けつけたアギーレ氏だったが…

 ただ、3人とも給料の一部を自主返納(大仁会長は50%を4カ月間、原専務理事、霜田技術委員長は30%を4カ月間)するという。

 理事会の中で、大仁会長、原専務理事とも「責任を全うしたい」と現職の続投を訴え、霜田技術委員長についてはアギーレ氏解任の際に「責任をとって辞めたい」という申し出があったが、会長が「新体制の整備を最優先に」と慰留したことを報告。アギーレ氏選任について、契約解除までの対応、契約解除について、様々な議論があったというが、最終的に任命責任を問わないという結論を出したという。

 今回の件での責任問題については、先日行われた技術委員会、J1、J2の強化担当者会議の中で、霜田技術委員長の任命責任は問わず、“続投”が確認されていた。霜田氏は現在、欧州で後任監督候補との交渉にあたっている。

 注目される後任監督について大仁会長は「(霜田技術委員長から)まったく報告はない。相当忙しいんだと思う」と、話した。

最終更新:2月12日(木)18時7分

デイリースポーツ

 

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