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歴史問題Q&A
問2.日本は戦争で被害を受けたアジア諸国に対して公式に謝罪していないのではありませんか。
- 我が国は、かつての植民地支配と侵略によって多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことに対する痛切な反省と心からのお詫びを常に心に刻んでいます。そうして我が国は、このような反省とお詫びの気持ち、さらには不幸な歴史を二度と繰り返さないとの決意を、1995年及び2005年の内閣総理大臣談話等をはじめ、韓国や中国をはじめとする国々との間でも、これまでも様々な機会に明確に表明しています。
(参考:1995年及び2005年の内閣総理大臣談話)
- そのような認識に基づき、我が国は、韓国や中国をはじめとするアジア諸国との間で、未来志向の関係、戦略的互恵関係を構築していくことを確認しています。
韓国との間では、2008年4月の李明博(イ・ミョンバク)大統領訪日の際に、発表した日韓共同プレス発表において、日韓両国が歴史を直視し、未来に対するビジョンを持ち、国際社会にともに寄与していくことにより、両国関係を一層成熟したパートナーシップ関係に拡大し、「日韓新時代」を切り拓いていくとの決意を確認しています。
(参考:日韓共同プレス発表)
- また、中国との間でも2008年5月の胡錦濤国家主席訪日の際に、発表した「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明において、日中両国は、歴史を直視し、未来に向かい、「戦略的互恵関係」を包括的に推進するために引き続き努力し、アジア太平洋及び世界の良き未来を共に創り上げていくことを確認しています。
(参考:「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明)
リンク先
【戦後50周年の終戦記念日にあたって】(いわゆる村山談話)平成7年8月15日
小泉内閣総理大臣談話 平成17年8月15日
日韓共同プレス発表
「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明