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【プロ野球】

DeNA・三浦、41歳の“手習い” 新球ナックルフォーク習得へ

2015年2月12日 紙面から

ブルペン投球を行うDeNA・三浦=沖縄・宜野湾で(中田康博撮影)

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 DeNAの三浦大輔投手(41)が11日、今キャンプ9度目のブルペン入りで新球「ナックルフォーク」を試投。今季、プロ24年目を迎える「ハマの番長」が、さらなる進化へ、貪欲な姿勢を見せた。球数が80球目に差し掛かろうとした時、三浦の投じた球が微妙に揺れながら、捕手のミットに収まった。

 握りはフォークだが、球速は遅く、ナックルのような軌道を描く。三浦は「揺れてる?」と松下ブルペン捕手に確認をしながら、さらに同じ球を投げ続けた。

 「遊びだよ、遊び。まだまだ試合でなんか使えない。(フォークの)握りを深くして、少し揺れるイメージでね」。それでも新たな可能性を模索し続ける姿に、飽くなき探求心が表れていた。

 この日の160球を加え、第2クールを終えた合計球数1198球。昨年よりも速いペースで順調に調整が進む。「(調整は)段階を追って上がってきている。順調です」。先発ローテを勝ち取り、悲願の優勝を−。すっかりオジサンになった「ハマの番長」の静かな言葉に、熱い思いが込められている。(中田康博)

 

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