Chromecast には Google プライバシー ポリシーが適用されます。詳細
Google のプライバシー ポリシーでは、Chrome ブラウザおよび Chrome OS を使用して Google のサービスにアクセスする場合を含めて、Google のサービスの利用における Google の個人情報の取り扱いについて記載しています。
この Google Chrome のプライバシーに関するお知らせでは、Chrome サービス ファミリーに特有のプライバシー保護の取り組みについて説明します。Chrome サービス ファミリーには、Chrome ブラウザ、Chrome OS、セーフ ブラウジングが含まれます。このプライバシーに関するお知らせに記載している機能の一部は、他のウェブブラウザでも利用できます(たとえば、セーフ ブラウジング機能は Mozilla Firefox でも使用できます)。そのため、これらの機能が実行されるブラウザのプライバシー ポリシーもお読みいただく必要があります。
このプライバシーに関するお知らせに記載されているすべての機能が、すべての Chrome サービスに含まれているわけではありません。しかし、ここでは説明を簡単にするために、Chrome ファミリー内の各サービスを「Chrome」という用語で表します。Chrome サービスごとに動作が異なる場合は、その旨を強調します。
まだ開発中の機能をいち早くお試しになりたい場合は、正式リリース版に加えて、プレビュー版(Beta、Dev、Canary)の Chrome ブラウザや Chrome OS をご利用いただけます。この Google Chrome のプライバシーに関するお知らせは、正式リリース版とプレビュー版に適用されますが、プレビュー版に含まれる開発中の機能の記述に関しては、すべてが最新でない場合があります。
Google では、本ポリシーの変更に際して告知を行います。ユーザーはいつでも、Google に個人情報を送信することなく Chrome を使用でき、ユーザー情報を削除して Chrome の使用を停止できます。
プライバシーの設定に役立つ詳しい手順については、「ブラウザ、Google Chrome、プライバシー、そしてユーザー」をご覧ください。
Chrome の利用時に Google に送信される情報
Chrome の利用に際して、個人情報を提供する必要はありません。
Chrome などの任意のブラウザで Google のサーバーにアクセスすると、デフォルトで、ご使用のシステムの IP アドレスと 1 つ以上の Cookie などの一般的なログ情報が Google に送信されます。Google またはその他のサイトから Cookie を受信しないように Chrome ブラウザおよび Chrome OS を設定できます。Chrome ブラウザおよび Chrome OS における詳しい設定方法については、「Cookie とサイト データを管理する」をご覧ください。
Google のホームページで検索エンジンを使用する、Gmail を確認するなど、Chrome を使用して他の Google サービスにアクセスした場合でも、Chrome の使用によって、ユーザーに関する個人を特定するような特別な情報または追加の情報が Google に送信されることはありません。
一方、一部の Chrome の機能により、下記の限定された追加情報が Google または既定の検索エンジンに送信されることがあります。
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Chrome ブラウザを複数のユーザーで共有する機能を使用している場合、同じコンピューティング デバイスを共有しているユーザーごとに Chrome ブラウザをカスタマイズできます。同じデバイスを使用している他のユーザーに自分のデータを見られないようにすることができるわけではありません。同じデバイスにアクセスできるユーザーなら誰でも、すべてのプロフィールのすべての情報を見ることができます。自分のデータを他のユーザーに見られないようにするには、オペレーティング システムに組み込まれているユーザー アカウント機能を使用してください。
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Google を既定の検索エンジンに指定した場合、Chrome は起動時またはネットワークの変更時に Google にアクセスし、検索キーワードの送信先として最適なローカル ウェブアドレスを特定します。Chrome のアドレスバーまたはアプリ ランチャーの検索ボックスに URL または検索キーワードを入力すると、検索エンジンの予測機能によって、探しているキーワードや URL の候補を自動的に提示するために、入力した文字が既定の検索エンジンに送信される場合があります。また、ユーザーがログインし、アプリ ランチャーの検索ボックスにテキストを入力した場合は、連絡先や探しているアプリの候補を表示するために、入力テキストが Google に送信される可能性があります。予測された検索キーワードや URL を使用した場合は、その情報も Chrome から既定の検索エンジンに送信される場合があります。詳しくは、アドレスバーでのサーバーの予測機能を無効にする方法についての説明と、Google のアドレスバーの予測機能での記録に関するポリシーをご覧ください。
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Chrome ブラウザのモバイル版では [タップして検索] を有効にできます。この機能を有効にした場合、単語をタップして検索キーワードの候補を取得できます。この検索キーワードの候補を表示するために、タップした単語、ページのコンテンツ、表示しているページの URL が Google に送信されます。
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Chrome では、存在しない URL が指定された場合、Google にその URL を送信して、探している URL が見つかるようサポートします。この情報を集計し、他のウェブ ユーザーの役に立つ情報を提供する(たとえば特定のサイトがダウンしていることを伝える)ために使用することもあります。ナビゲーション エラー時のヒントの表示を無効にする方法については、「ナビゲーション エラー時のヒントを有効または無効にする」をご覧ください。
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Chrome は定期的に Google にアクセスして、アップデートのチェック、接続状況のチェック、現在時刻の確認、アクティブ ユーザー数の推定などの機能を実行しています。各 Chrome ブラウザには、ランダムなインストール番号が生成され割り当てられます。これは一時的な番号で、インストール時と Chrome ブラウザの初回使用時に Google に送信され、Chrome が初めてアップデートを自動確認すると速やかに削除されます。Chrome ブラウザをプロモーション キャンペーンで入手または再有効化した場合は、個人を特定しないプロモーション タグと固有のトークンも生成されることがあります。プロモーション タグは、Google での検索時に Google に送信されます。トークンは、インストール後/再インストール後/再有効化後の初回起動時と初回使用時に Google に送信されます。Chrome OS からは、初期設定時や Google での検索時などに、個人を特定しないプロモーション タグが Google に送信されることがあります。また、フィールド テストで Chrome のさまざまなバリエーションが生じることがあり、どのバリエーションが有効になっているかについての個人を特定しない情報が、Chrome から Google に送信されることがあります。
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アプリケーション、拡張機能、ウェブサイトに Google のクラウド メッセージングの使用権限を付与する場合や、Chrome Sync を使用する場合、Chrome はランダムに選択したデバイス ID を生成します。このデバイス ID は、Google と共有されますが第三者がアクセスすることはできません。また、使用されなくなるか Chrome プロフィールが削除された時点で取り消されます。Chrome は、デバイス ID を生成した後その ID から登録 ID を生成します。この登録 ID は、Google のサーバーからのメッセージをブラウザに安全に渡すために、アプリケーション、拡張機能、ウェブサイトと共有されます。
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Chrome OS は、デバイスの初期セットアップ時に Google にアクセスし、そのデバイスにエンタープライズ管理者のポリシーが適用されるかどうかを判断します。このプロセスでは、有効期限が短いデバイス識別子のハッシュの一部を Google に送信して、Google から一致の可能性のあるハッシュ化されたデバイス識別子のリストを受け取ります。ここから、Chrome OS ではリストにデバイスが含まれるかどうかを判断します。
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Chrome は、セッション ポリシーが適用されるデバイスでユーザーが Chrome に初めてログインした場合や、ログインせずにウェブの閲覧を始めたりした場合(ゲスト モードを除く)、Google にアクセスしてセッション ポリシーを確認します。Chrome はポリシーのアップデートを定期的にチェックします。エンタープライズ ポリシーには、エンタープライズ管理者により設定される Chrome のステータスとアクティビティのレポート(Chrome OS デバイスの現在地情報など)が含まれることがあります。
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Google アカウントで Chrome ブラウザ、Chrome OS、または Chrome があらかじめインストールされている Android 搭載端末にログインすると、同期機能が有効になります。Google では、履歴、ブックマークされた URL、ブックマークされたページの画像とテキスト サンプル、パスワード、その他の設定といった特定の情報を、ユーザーの Google アカウントと関連付けて Google のサーバーに保存します。アカウントに関連付けて保存された情報は、Google のプライバシー ポリシーにより保護されます。この情報の保存には、ユーザーがログインする他の Chrome で情報を利用できるようにするという目的もあります。詳しくは、どの情報を同期させるかを指定する方法や、Chrome ブラウザで Chrome の同期機能を無効にする方法をご覧ください。
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Google アカウントを使って Chrome にログインすると、Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画では自動的にオフライン利用が可能になります。この場合、または Chrome ブラウザで Google アプリケーションのオフライン利用を有効にするか、Google ドライブ アカウントにデータを保存する Chrome アプリケーションをインストールした場合、Chrome は Google のサーバーに接続し、オフライン機能を有効にするためにユーザーのデータをローカルコピーに同期することがあります。
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Google アカウントで Chrome ブラウザまたは Chrome OS の監視対象ユーザーを作成すると、監視対象ユーザーの履歴やその他の設定といった特定の情報が、その Google アカウントに関連付けて Google サーバーで同期されて保存されます。この情報は、ユーザーが chrome.com/manage で利用できるように保存されます。アカウントに関連付けて保存された情報は、Google のプライバシー ポリシーにより保護されます。
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Chrome の翻訳機能を使用する場合、翻訳対象として選択されたテキストが Google に送信され、翻訳されます。
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Chrome の スペルチェック機能は、Google 検索と同じ技術を使用して語句の綴りをチェックできる機能です。スペルチェック機能を使用すると、綴りや文法の候補を表示するために入力したテキストが Google に送信されます。
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Chrome の音声入力機能を使用すると、発声した検索キーワードを録音した音声、デフォルトのブラウザ言語、および音声入力を使用しているウェブページの文法設定が Google に送信されます。Google はこの情報を使って録音した音声をテキストに変換します。使用統計情報や障害レポートを有効にした状態で音声入力機能を使用すると、その他の情報も追加で Google に送信されます。追加情報として送信されるのは、音声入力を使用したウェブサイトの URL、オペレーティング システム、ご使用のコンピューティング デバイスとオーディオ ハードウェアのメーカーと機種などです。
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Chrome の自動入力機能は、以前に類似のフォームに入力した情報を元にウェブ フォームに情報を自動的に入力する機能です。自動入力機能を使用すると、Google でそのウェブ フォームでの自動入力サービスの向上に役立てられるよう、Chrome から Google にウェブ フォームを含むページに関する限定的な情報(そのウェブページのハッシュ化された URL やフォームの構造の詳細情報)が送信されます。Chrome から送信される情報には、フォームに情報を入力したという事実が含まれることがありますが、Chrome の同期機能を使用してデータをユーザーの Google アカウントに保存するように設定している場合を除き、フィールドに入力した実際のテキストが Google に送信されることはありません。
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Chrome で処理されるウェブ フォームによっては、Chrome の自動入力機能ではなく Google ウォレットにより、フォームへの入力と決済を行うことができる場合もあります。Google ウォレットを使用する場合、Chrome は不正行為からユーザーを保護する目的で、ユーザーのパソコンに関する情報(位置情報など)を収集し Google ウォレットと共有します。
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Chrome の現在地情報機能を使用すると、現在地情報をウェブサイトと共有できます。この機能では、おおよその現在地情報を取得するために、ローカル ネットワーク情報が Chrome から Google Location Services に送信されます。Google Location Services の詳細や、Google Chrome で現在地情報機能を有効/無効にする方法について詳しくは「現在地の共有」をご覧ください。送信されるローカル ネットワーク情報には、デバイスの機能により異なりますが、最も近くにある Wi-Fi ルーターの情報、最も近くにある携帯基地局の ID、Wi-Fi または携帯ネットワークの信号の強度、その時点でデバイスに割り当てられている IP アドレスなどが含まれます。この情報は、現在地情報へのアクセス要求の処理や、Chrome と Google Location Services の運用、サポート、品質全体の向上に使用されます。収集された上記の情報は、匿名化および集計されてから、Google の新機能やサービスの開発、または Google の他のサービスの品質全体の向上に使用されます。
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Chrome のモバイル版をご使用の場合に、Android 搭載端末または iOS 上の Chrome に対して現在地情報へのアクセスを許可すると、Chrome は現在地情報を Google の位置情報サービスに使用することがあります(アドレスバーの検索結果を向上させるなど)。
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セキュリティで保護された接続を使用して Google ウェブサイトに接続しようとしたときに、ユーザーがその時点でネットワーク上の何者かによる攻撃(いわゆる「中間者攻撃」)を受けていることを示す情報があり、当該情報に基づきブラウザによって接続がブロックされた場合、攻撃の範囲や攻撃による影響を判定する上で役立てられるよう、Chrome からその接続に関する情報が Google に送信されます。
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携帯端末で Chrome の [データ使用量を節約] 機能を有効にすると、Chrome は、ダウンロード データの量を削減して全体のパフォーマンスを向上させるために、Google の最適化サーバーを経由して HTTP トラフィックを送信します。最適化サービスは、HTTPS 生成元への接続とシークレット モードのタブで確立された接続に対しては無効です。
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Chrome ブラウザと Chrome OS では、使用統計データと障害レポートを Google に送信するように指定することができます。この設定は、Chrome の設定ページで管理できます。Chrome OS を使用している場合、使用統計データと障害レポートはデフォルトで有効になっています。この設定は、同じ Chrome を共有しているすべてのユーザーに適用されます。使用統計データや障害レポートは、問題を診断したり、ユーザーが Chrome をどのように操作したかを把握したりするために使用します。また、Chrome のパフォーマンスの向上にも活用させていただきます。
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Chrome では、個人が特定されるような情報は送信されないようにしていますが、障害レポートには異常発生時のシステム情報や異常が発生するまでのエラーが含まれることがあります。Google は、特定の障害の発生頻度など、分析から導き出された集計済みの非個人情報を第三者と共有する場合があります。
Chrome または他のブラウザでセーフ ブラウジング機能を使用する際に Google に送信される情報
Google Chrome や一部のサードパーティ ブラウザ(Mozilla の Firefox および Apple の Safari の一部のバージョンを含む)には、Google のセーフ ブラウジング機能が含まれています。セーフ ブラウジングでは、ユーザーが疑わしいウェブサイト(たとえばフィッシング サイトや不正なソフトウェアを配布しているサイト)にアクセスすると、それらに関する情報をブラウザと Google のサーバーの間で送受信します。
ブラウザは、Google のサーバーに定期的にアクセスして、既知のフィッシング サイトや不正なソフトウェアを配布しているサイトを含む最新の「セーフ ブラウジング」リストをダウンロードします。サーバーへのアクセスの際に、アカウント情報やその他の個人を特定できる情報が Google に送信されることはありませんが、IP アドレスおよび 1 つ以上の Cookie を含む一般的なログ情報は送信されます。セーフ ブラウジング リストの最新のコピーは、ご使用のシステムにローカルに保存されます。
アクセスする各サイトは、システムのセーフ ブラウジング リストと照合されます。一致するサイトがリストに存在する場合、ブラウザは、Google から詳細な情報を受信できるように、Google にハッシュ化されたサイトの URL の部分的なコピーを送信します。Google では、この情報から実際の URL を特定することはできません。この仕組みについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
また、以下のセーフ ブラウジング機能は、Chrome のみで使用できます。
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一部のバージョンの Chrome には、Google がまだ把握していない有害な可能性のあるサイトや実行可能ファイルのダウンロードを識別できるセーフ ブラウジング技術が含まれています。有害な可能性のあるサイトや実行可能ファイルのダウンロードに関する情報(サイトまたは実行可能ファイルのダウンロードの完全な URL を含む)は、サイトまたはダウンロードが実際に危険かどうか判断するのに利用するために、Google に送信される場合があります。この処理で、アカウント情報やその他の個人を特定できる情報が Google に送信されることはありませんが、IP アドレス、アクセスした URL、1 つ以上の Cookie などの一般的なログ情報は送信されます。
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Chrome は、ブラウザの設定を変更したりブラウザのセキュリティや安定性を脅かしたりする迷惑ソフトウェアを検出するために、セーフ ブラウジング技術を使用してパソコンを定期的にスキャンしています。迷惑ソフトウェアを検出すると、Chrome はこうしたソフトウェアを削除するためのソフトウェア削除ツールをダウンロードするかどうかを尋ねるメッセージを表示することがあります。
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不正なソフトウェアを含んでいると思われるサイトにアクセスしたときに、セーフ ブラウジングの機能を向上させる追加のデータを送信することができます。このデータは、セーフ ブラウジングの警告ページを閉じるか、この警告ページから別のページに移動したときに送信されます。送信されるレポートには、ウェブサイトの URL とコンテンツ、そのサイトに導いたページの URL など、サイトがユーザーに危害を加える可能性があるコンテンツを依然として提供しているかどうかを Google が判断するのに役立つデータが含まれています。
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Chrome で使用統計データを有効にしていて、Google が有害な可能性があると判断しているサイトにアクセスした場合、特定の追加データが Google に送信されます。このデータには、アクセスしたサイトの完全な URL、そのページに送信された「
リファラ
」ヘッダー、セーフ ブラウジング リストに一致した URL などが含まれます。 -
いつでも Chrome 内のセーフ ブラウジング機能を無効にすることができます。
Chrome を使用してサイトを閲覧した際にウェブサイト運営者に送信される情報
Chrome を使用してサイトを閲覧すると、Google に送信される情報と同様の一般的なログ情報が、そのサイトに自動的に送信されます。これらのサイトによって、ユーザーのシステムに各サイトの Cookie が設定されたり、サイトのデータが保存されたりすることもあります。Cookie やその他のサイト データは、Chrome の設定ページで制限できます。
Chrome でネットワーク動作予測機能を有効にした場合、ウェブページ上のすべてのリンクの IP アドレスが検出されてネットワーク接続が開始されます。これにより、ウェブページの読み込みが高速化されます。サイトでは、事前レンダリング技術を使用して、ユーザーが次にクリックしそうなリンクを事前に読み込むこともできます。
シークレット モード、またはゲストモードで Chrome を使用する場合、既存の Cookie はアクセス先のサイトに送信されません。これらのモードでは、サイトによってシステムに新しい Cookie が保存されることがあります。これらの Cookie は、シークレット モードまたはゲストモードを使用している間のみ、一時的に保存および送信されます。ブラウザを閉じるか、すべてのシークレット ウィンドウを閉じるか、ゲストモードを終了すると、これらの Cookie は削除されます。
Chrome の現在地機能を使用することを選択すると、現在地情報がサイトと共有されます。Chrome では、ユーザーの同意なしに、サイトがユーザーの現在地情報にアクセスすることを許可することはありません。第三者のウェブサイトまたはそれらのサイトでのプライバシー保護の取り組みについては、Google が関知するところではありません。ウェブサイトとの現在地情報の共有に同意する前に、そのウェブサイトでのプライバシー保護の取り組みを慎重に検討してください。
Chrome の利用時にシステムに保存される情報
Chrome は一部の情報をシステムにローカルに保存します。これには以下の情報が含まれます:
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基本的な閲覧履歴情報(閲覧したページの URL とそのページ上のテキストや画像のキャッシュ ファイル、閲覧したページからリンクしている IP アドレスのリストなど)
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閲覧したほぼすべてのページの検索可能なインデックス(銀行サイトなどの「https」ウェブ アドレスの保護されたページを除きます)
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閲覧したほぼすべてのページのスクリーンショット(サムネイル画像)
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閲覧したウェブサイトによってシステム上に保存された Cookie またはウェブ ストレージ データ
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アドオンによってローカルに保存されたデータ
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ウェブサイトで行ったダウンロードの記録
いつでも、全体的または部分的に閲覧履歴情報を削除することができます。
シークレット モードまたはゲストモードを使用することで、Chrome によってシステムに保存される情報を制限することもできます。Chrome ブラウザにはこの両方のモードがあります。閲覧履歴に基づく候補などの既存のプロフィールの情報に引き続きアクセスするには、シークレット モードが便利です。既存のプロフィールの情報を一切使用しないでブラウザ セッションを始めるには、ゲストモードが便利です。どちらのモードでも、URL、キャッシュされたページのテキスト、アクセス先ウェブサイトからリンクしているページの IP アドレスなど、基本的な閲覧履歴の情報は Chrome によって保存されません。また、閲覧したページのスナップショットも保存されず、ダウンロードの記録も保持されません(ただし、たとえば最近開いたファイルのリストのように、システム内の別の場所にこれらの情報が保存される可能性はあります)。これらのモードの際に作成された新しい Cookie は、ブラウザを閉じるか、すべてのシークレット ウィンドウを閉じるか、ゲストモードを終了すると削除されます。シークレット モードまたはゲストモードを使用している場合は、ブラウザの上端にシークレット モード アイコンが表示されます。ブラウザ ウィンドウの枠線の色が変わる場合もあります。
ウェブページをブックマークに登録したり設定を変更したりするなど、ブラウザの設定を変更した場合は、これらの情報も保存されます。シークレット モードまたはゲスト モードによってこれらの変更が影響を受けることはありません。
Chrome では、特定のウェブサイトで使用するパスワードを保存するよう設定できます。保存されたパスワードは Chrome の設定で確認できます。
デジタル著作権管理用の一意の識別子
Windows 版 Chrome ブラウザ、または Chrome OS を使用して特定のコンテンツにアクセスできるようにするため、Chrome では、Adobe Flash Access を使用している特定のコンテンツ パートナーやウェブサイトに対して、システムに保存されている一意の識別子を提供する必要がある場合があります。設定でこの機能を無効にしたり、オペレーティング システムを再インストールして一意の識別子の値をリセットしたりできます。
ユーザーの一意の識別子を受け取ったパートナーは、ユーザーから提供された個人情報とその識別子を関連付ける可能性があります。Google サーバーからコンテンツを提供することを目的とした一意の識別子の使用には Google のプライバシー ポリシーが適用されます。サードパーティのサービスからコンテンツにアクセスしている場合は、該当するサードパーティのプライバシー ポリシーをご確認ください。
Chrome でアプリ、拡張機能、テーマ、サービス、その他のアドオンを使用する
Chrome では、アプリ、拡張機能、テーマ、サービス、その他のアドオン(以下「アドオン」)を使用できます。アドオンには、Chrome にあらかじめインストールされているものや組み込まれているものの他に、Chrome ウェブストアなどから入手できるものもあります。
アドオンをインストールする前に、必要な許可を確認してください。アドオンは、ローカルまたは Google ドライブ アカウントでのデータの保存、アクセス、共有を想定して設計されている場合があります。Google のサーバーを介して送信される通知が使用される場合もあります。Chrome はアドオンのアップデートを確認し、ダウンロード、インストールします。インストールされたアドオンの使用状況インジケータが、Chrome から Google に送信されることもあります。一部のアドオンでは、デジタル著作権管理やプッシュ メッセージングの提供に、固有の識別子へのアクセスが必要になることがあります。アドオンを Chrome から削除することでこのような識別子の使用を無効にできます。
Google は、アドオンがセキュリティ上の問題の原因となったり、Chrome ウェブストアのデベロッパー向け利用規約、またはその他の法的な取り決め、法律、規則、ポリシーに違反したりしていると判断する場合があります。Chrome は、このようなアドオンのリストを定期的に Google のサーバーからダウンロードします。Google は独自の裁量で、こうしたアドオンをユーザー システムから削除、またはリモートで無効にすることがあります。
Google が開発および提供するアドオンは、Google のサーバーとの通信が可能であり、別段の定めがない限り Google のプライバシー ポリシーが適用されます。サードパーティが開発および提供するアドオンについては、該当のサードパーティが責任を負い、そのサードパーティのプライバシー ポリシーが適用されます。たとえば、Chrome には Adobe Flash Player プラグインがあらかじめインストールされています。Adobe のウェブサイト(www.adobe.com)では、Flash Player に関する Adobe のプライバシー保護の取り組みについて詳しく説明しています。また、Flash Player やその他のプラグインを無効にする方法については「プラグイン」をご覧ください。
用途
Chrome の利用に際し Google に送信される情報は、Chrome や他の Google サービスの運用と向上のために処理されます。その他のウェブサイト運営者に送信される情報については、該当のウェブサイトのプライバシー ポリシーが適用されます。Chrome では、パフォーマンス向上と有益な機能やサービスの提供を目的として、ご使用のシステムに情報を保存します。
詳細情報
Google は、アメリカ合衆国のセーフハーバー プライバシー原則を遵守しています。セーフハーバーの枠組みや Google の登録の詳細については、アメリカ合衆国商務省のウェブサイトをご覧ください。
Chrome の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。
Google のプライバシー ポリシーの詳細については、プライバシー ポリシー全文をご覧ください。その他、ご不明な点がありましたら、こちらのページをご覧ください。