韓国機関 ベトナムで「セマウル運動」に本格着手

【ハノイ聯合ニュース】韓国で1970年代に展開された農村改革運動「セマウル運動」がベトナムで本格的に進められる。

 韓国政府の対外無償援助の実施機関、韓国国際協力団(KOICA)は6日、ベトナム中部クアンチ省で報告会を開き、事業着手を宣言した。

 総事業費2367万ドル(約27億7600万円)が投入される同事業は貧困解消、所得増大、保健・教育、環境、地方行政などの分野でセマウル運動の経験を活用する地域社会開発事業で、クアンチ省と北部ラオカイ省でそれぞれ実施される。

 KOICAは9日にラオカイ省でも報告会を開く予定だ。

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