AKB新曲MV、是枝監督と最強タッグ再び!20作連続ミリオンへ
柏木由紀(23)が初めてセンターを務めるAKB48の新曲「Green Flash」(3月4日発売)のミュージックビデオ(MV)を映画「そして父になる」などで知られる是枝裕和監督(52)が手掛けることになった。是枝監督の起用は、現在も続くシングル19作連続ミリオン記録がスタートした「桜の木になろう」(2011年2月)以来、4年ぶり。名匠とのタッグで記録の更新を狙う。
結成10年目となる今年のシングル第1弾は、前向きな出会いと別れを歌ったミディアムテンポのバラード曲。是枝監督と4年ぶりのタッグで、前人未到の20作連続ミリオン記録を狙う。
ショートムービー仕立てのMVは、島崎遥香(20)がカフェで泣くシーンからスタート。続けて数人のメンバーが失恋や仕事の失敗を経験して涙を流すが、最後は海岸で夕日の美しさに圧倒され、笑顔を見せる。撮影に当たっては、メンバーには事前に「泣くシーンがある」と伝え、それぞれが試行錯誤しながら現場に臨んだ。ドラマでも活躍する川栄李奈(20)は、すぐに涙を流し、女優ぶりを見せつけたという。
同曲は柏木、小嶋陽菜(26)のダブルセンターのほか、高橋みなみ(23)、山本彩(21)がラップに挑戦することでも注目される。昨年6月、長年にわたりエースとしてグループを支えた大島優子(26)が卒業、今年12月には高橋が巣立つ。発売時期は卒業シーズンでもあり、世代交代という岐路に立つグループを表現するものにもなっている。
連続ミリオン記録が始まった「桜の木―」以来のタッグとなった是枝監督は「テーマを一言で表現するなら『浄化』。海辺の晴れやかな笑顔は特筆すべき美しさでした」と話す。これまでもAKB48のMVは著名人が手がけることが多く、映像作品として注目を集めている。特に大林宣彦監督(77)の「So long!」、堤幸彦監督(59)の「フライングゲット」、蜷川実花監督(42)の「ヘビーローテーション」などは従来のAKBファン以外からも高く評価され、幅広い人気の一因となっている。今回のMVは、CDに同封されるDVDに収録されることになっており、大記録達成に向けての強力な援軍となりそうだ。
AKB48