葉山奨之、「まれ」に見るイケメン!次期朝ドラでブレークに期待

2015年2月12日6時0分  スポーツ報知
  • 次期朝ドラでの飛躍を期待される葉山奨之

    次期朝ドラでの飛躍を期待される葉山奨之

 NHK連続テレビ小説「まれ」(3月30日スタート、月~土・前8時)で、ヒロイン・土屋太鳳(20)の弟役に抜てきされた葉山奨之(しょうの、19)がこのほど、スポーツ報知のインタビューに応じた。昨年10月から石川・能登などでの撮影に臨み、大きな手応えを実感中だ。朝ドラをきっかけにブレイクを果たす俳優は多いが、葉山も次世代のスターとして期待される。(宮路 美穂)

 朝ドラの大役は、昨夏のオーディションで勝ち取った。「顔ぶれは見たことある人ばっかり。1時間ぐらい即興の芝居を続けて、終わった後には息が上がっていました」。若手同士の壮絶な真剣勝負のすえ、NHKは19歳の原石の可能性にかけた。「ドッキリかなって思いました。でもそのあと届いた台本を読んだら面白くて、僕の役もすごく面白かった。『やった!』って思いました」

 演じるのは、パティシエを目指すヒロイン・津村希(まれ)の1歳下のしっかり者の弟・一徹(いってつ)。撮影は昨年10月にスタートし、父役の大泉洋(41)、母役の常盤貴子(42)、土屋と4人で「家族のように」和気あいあいとこなしている。「(石川ロケの)撮影が休みの日は、みんなで車借りて朝の7時からドライブしたり…。一気に距離が近づいた。画面を通しても家族の一体感が伝わってくると思います」と胸を張る。

 現在はパーマ姿だが、これも天然パーマの大泉のヘアスタイルをまねてのもの。「評判いいんですけど、大泉さんからは『おまえが人気になったら、大泉さんの髪形をやったからブレイクしたって必ず言えよ』って言われてます」と先輩からの“公認”ももらっている。

 中学2年のとき、映画「クローズ」シリーズで主演した小栗旬(32)に憧れた。「小栗さんの事務所がたまたま家の近所だったんです。用もないのに事務所の周りをウロウロしたり…。最終的には自分から履歴書を送りました」。憧れの先輩と同じ事務所から芸能活動をスタートさせた。

 当初は戸惑いばかりだったというが、今は演技の楽しさに目覚めつつある。10日開幕の「狂人なおもて往生をとぐ」(26日まで、東京・池袋の東京芸術劇場)では舞台に初挑戦。主演・福士誠治(31)の弟役で初舞台とは思えない強心臓ぶりを発揮。「毎日刺激の連続。その場で生まれたもの、突拍子もないことに反応できることが楽しい」と日々成長を感じている。

 近年は東出昌大(27)、松坂桃李(26)、福士蒼汰(21)ら朝ドラをきっかけに飛躍を果たした俳優は多いが、葉山もブレイクへの扉に手をかけつつある。「日本映画にないようなスケールの大きい作品に出てみたい。SFとか、海外にも興味あります」。屈託のないやんちゃな少年が、若手俳優界に新たな渦を巻き起こしそうだ。

 ◆葉山 奨之(はやま・しょうの)1995年12月19日、大阪府生まれ。19歳。2011年、テレビ東京系「鈴木先生」でデビュー。14年10月期のTBS系連ドラ「Nのために」で注目を集める。今年は映画「あしたになれば。」(3月21日全国公開)も控えている。趣味は洋服のリメイク、映画観賞。身長177センチ。

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