YouTubeなどの動画をダウンロードできるビデオダウンローダー Freemake Video Downloader～Freemake Video Downloaderのインストールと使い方

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FreemakeVideoDownloader

FreemakeVideoDownloaderはYouTube、NicoVideoなどの動画をダウンロードする強力なダウンローダー。
ローカルへの保存形式はデフォルトでMP4またはFLVだが、AVI（H264）やMKV、PSPなどに変換も可能。対象ファイルのダウンロードが非常に早く、しかもダウンロードに特化したアプリケーションのため、操作も至ってシンプルで分かり易いユーザーインターフェースになっている。
その上、このFreemakeVideoDownloaderは本来ダウンロード不可能なプロテクトのかかっている動画をダウンロードできる。

但し、プロテクトがかかっている動画をダウンロードすると、著作権法30条で定められている「技術的保護手段の回避」に該当するので我が国ではご法度。更に2012年10月施行の改正著作権法により、プロテクトがかかっていなくても、著作権を侵害している違法ファイルをダウンロードすることが禁じられ、親告罪ではあるが罰則が適用されるようになった。

著作権法と違法行為についてはこちらを参照

インストール Free Video Downloaderは「.Net Framework 4.0 Client Profile」がインストールされている必要がある。そのため必然的にFree Video Downloaderの動作環境はWindows XP SP3以降ということになる。「.Net Framework 4.0」がインストールされていない環境では、インストール時に「.Net Framework 4.0 Client Profile」のインストールを求めてくるので、指示に従ってインストールする。「.Net Framework 4.0 Client Profile」を個別にダウンロードする際は、マイクロソフトのサイトからダウンロードする。
	ダウンロード Freemake.comのホームページにある左図赤枠部分をクリックしてインストーラーをダウンロードする。
	セットアップダウンロードしたインストーラーを起動すると言語選択のウインドウがでる。デフォルトで「日本語」なっているため、そのままOKをクリック。
	Free Video Downloderのセットアップウイザードが開始する。アドウエアやスパイソフトがないためインストールは簡単。
	インストール先を指定する。デフォルトはCドライブのProgramFilesフォルダのため、変更する場合は指定する。
	追加タスクの指定。デスクトップアイコンの他、FirefoxとChrome用のプラグインのインストールを選択できるようになっている。各プラグイン（機能拡張）はブラウザで対象の動画を表示中に、Free Video Downloderへ動画のURLを渡すものと思われるが、バージョン 2.0.3では、Chrome（ver9.0.597.86 beta)のプラグインをインストールしても機能しない。（Firefoxは未検証）
	これでインストールの準備が完了。後は「インストール」をクリックするだけでOK。

使用方法普通にYouTubeを見る要領でダウンロードしたい動画を開き、ブラウザのアドレスバーに表示されているURLをコピー（URLを選択して【Ctrl+C】または【右クリックでコピー】）して、FreeVideoDownloderに貼り付けるだけで操作完了。最新バージョンでなければダウンロードできない事があるため、起動時に最新バージョンのメッセージが出た場合は更新することを推奨。
	動画のダウンロード方法 FreeVideoDownloderのメイン画面。バージョン2.1以降ではダウンロードファイルのURL貼り付け欄が無くなり、「URLを貼り付ける」というボタンが追加されている。
	動画サイトからダウンロードするには、始めにブラウザでダウンロードしたい動画を開き、左図赤枠部分のURLをコピーする。コピーはURLを選択して右クリックメニューから選択するか、「Ctrl + C」。
	URLをコピーした後、「URLを貼り付ける」をクリックする。
	コピーしたURLをFreemake Video Downloderが認識すると、ダウンロードリストに追加され、左図のようなウインドウが開くので、ダウンロードするファイルの解像度やダウンロード方法を選択する。再生にAppleのiTunesを使用する場合はMP4を選択すると良い。動画によってはFLVが高解像度の場合があり、そのファイルをMP4に変換するなら、FLVでファイルをダウンロードした後にXMedia Recoderなどのエンコーダーを使用する。リンゴマークの480x270はipod touchやPSPなど携帯端末向けの解像度のため、通常のパソコンで再生する場合は高解像度を選択した方が良い。もちろん解像度が上がるとファイルサイズも増加する。元オーディオ抽出に関してこちらを参照
	ダウンロードするファイルを別のファイルに変換する場合は、左図のように「に変換する」にチェックをいれ、任意のファイル形式を選択する。 iPodからPSPまでは各端末に適したファイル形式になっている。 AVIはH.264/AVCのMpeg4ファイル MKVは普及し始めているコンテナフォーマット　マトリョーシカ（Matroska Video）のファイル MP3は音声ファイルを抽出しMP3に変換するが、エンコードの際にサウンドは僅かに劣化する。 iPod/iPhoneは解像度640x360（アスベクト比16:9）のiPod/iPhone用MP4ファイル（ビデオコーデックはAVC） Androidは解像度854x480（アスベクト比16:9）のAndroidプラットフォーム用MP4ファイル（ビデオコーデックはMPEG4-Visual） PSPは解像度480x272（アスベクト比16:9）のSony PSP用MP4ファイル（ビデオコーデックはAVC）動画ファイルの音声を劣化無しで抽出したい場合は、「元のオーディオ抽出」を選択する。このロスレスオーディオはAACファイルになる。
	保存先を指定して、「ダウンロード」または「変換する」をクリックすると対象ファイルのダウンロードが開始する。
	ファイルのダウンロード中はプログレスバーが表示され、終了すると左図のように「フォルダ内の表示」と再生コマンドが表示される。
	ダウンロードしたファイルをiTunesに取り込んで再生。
	ワンクリックダウンロードダウンロードするファイル形式やパラメータ、ダウンロード先などが決めっている場合は、「ワンクリックダウンロードモード」が便利である。これはヴァージョン2.1以降で追加された機能で、URLを貼り付けた際に開くウインドウで指定する項目を、予め設定しておき、ワンクリックでダウンロードが可能になる機能である。ワンクリックダウンロードモードを有効にするには、左図赤枠部分をクリックする。
	ワンクリックダウンロードモードを「ON」にすると、左図のように3つの項目が表示される。設定するのはダウンロードファイルの品質、ダウンロードの種類、ダウンロード先である。それぞれの項目をクリックすると、左図のようにドロップダウンリストが表示される。ダウンロード品質は3段階有り、「最適なパラメーター」を選択するとHD画質のファイルであっても640x360前後の解像度でダウンロードする。「最高品質」はダウンロード可能な最高の解像度、「最小サイズ」は文字通りダウンロード可能な最小サイズのファイルをダウンロードする。
	ダウンロードの種類では、左図のようにファイルのエンコードや音声抽出などを選択できる。ダウンロード品質の指定では、ファイルの種類は選択できないため、MP4やFLVなどダウンロードするファイル形式は一定しないが、それでも良い場合は「ダウンロード」を選択する。ダウンロードするファイル形式を一定にする場合は、希望のファイル形式を選択する。各項目は通常ダウンロードでの設定項目と同じである。最後にダウンロード先を指定する。
	対応している動画サイト FreeVideoDownloderは左図の動画サイトに対応。ヘルプの「サポートされているサイト」で確認できる。下段のピンク色で表示されているのは18禁のアダルト動画サイト。アダルト系のダウンロードについては、「ファイル」→「オプション」→「一般的なオプション」で親切設定がある。
	ペアレンタルコントロールバージョン2.1以降に追加された機能に「ペアレンタルコントロール」がある。これはインターネットエクスプローラにあるコンテンツブロックと同様で、アダルトサイトのビデオコンテンツのダウンロードに制限をかける機能になる。制限をかけるには左図赤枠部分の「アダルトサイトをブロックする」のボタンをクリック。パスワード入力の画面が開くので、任意のパスワードを設定してアダルトサイトのダウンロードブロックを有効にする。すると「アダルトサイトをブロックする」のボタンが「アダルトサイトのブロックを解除する」に変わる。ブロックを解除するには、「アダルトサイトのブロックを解除する」のボタンをクリックし、ブロックを有効にした際のパスワードを入力する。