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matonomatono  - ,  10:00 PM

仕事とプライベートの境界線をなくして、仕事の満足度を上げる方法

仕事とプライベートの境界線をなくして、仕事の満足度を上げる方法

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幸福や仕事に対する満足感など言い方は色々とありますが、職場でそのような満たされた気持ちを感じている人は、驚くほど少ないです。米国の会社員のたった48%しか、仕事に対して満足していないという調査結果もあります。

このように、仕事に対して不満を持っている人が多いという事実は、残念なだけでは済みません。経済の危機的状況です。例えば米国では、社員のストレスによって損失する金額は、平均で年間約3,000億ドルにものぼります。これまで以上に社員の働き方について考えた方がよさそうです。実際、1979年から2007年までの間に、社員は平均で毎年10%以上働いており、4.5週間労働時間が増えています。

社員の不満解消にできるだけ早く取り組むことが、経済や生活を良くすることにつながります。


問題の原因は何か?


デジタル世代は、家でもカフェでも飛行機の中でも仕事ができます。どこでも職場に早変わりするので便利です。それに、アメリカ人の80%は毎週平均47時間働いているうえに、大体平均週7時間は残業しているという調査もあります。要するに1日分多く働いているようなものです。

ワークライフバランスに悩む時代は終わりました。今は「ワークライフ・インテグレーション」、仕事とプライベートをいかに融合するかです。かなりの時間を仕事に費やしているのですから、仕事で満足感が得られずに、人生全体に満足するのは不可能に近いです。実際、仕事にどれくらいの時間を費やしているのかを考えてみましょう。18歳から65歳まで働くとすると、仕事をしている時間は全部で110,450時間です。これは大人になってから起きている時間の40%以上にもなります。

職場で幸せを感じるのは、いい給料がもらえたり、出世する時だけではありません。仕事とプライベートの境界線が曖昧になってきているので、社員の幸せというものを考える時には、常に満足感のある環境を作ることを追求しなければなりません。


どうすれば変えられるのか?


去年、ハーバード・ビジネス・レビューと提携している「The Energy Project」は、アメリカ人がなぜ職場に不満を抱えているのかを調査したところ、その結果は驚くほど簡単なことでした。社員は仕事の内容にもっと満足したいとか、もっと生産的に仕事をしたいとか、根本的な欲求を満たしたいと思っていたことがわかりました。報酬や役職を満たしたいという欲求はあまりありませんでした。身体的に、感情的に、精神的に満足したいという、もっと基本的なことです。

9〜17時まで週5日働くサイクルだった時代は、一旦会社や職場を離れれば仕事はそこで終わり、あとはプライベートな時間でした。仕事が終わった後や週末は、リラックスしたり、充電したり、家族や友だちを過ごしたり、趣味にいそしんだりすることができました。

現代の生活ではもっと働いているので、そのようなプライベートな時間は減る一方です。新しい流動的な仕事のスケジュールに合わせるには、会社が社員のプライベートを優先する環境を作るようサポートしなければなりません。プライベートを充実させるために、手始めにできることをいくつかご紹介しましょう。


意識的に休憩をとる

ベルリンのフンボルト大学の研究者が、ランチ休憩を取らないとストレスが増加し、創造性が減退するということを発見しました。65%のアメリカ人がランチを自席で食べたり、ランチ休憩を取っていないことを考えると納得です。社員には、一旦休んで充電する時間を1日のうちにきちんと与えましょう。ランチ休憩でなくても、運動するクラスを設けたり、単にじっと座って休んでいてもいいです。


コミュニティをつくる

社内に強い絆で結ばれた、思いやりのある人間関係があると、社員はより幸せになり、より良いパフォーマンスをすることが多いです。仕事を早めに切り上げて、社内で打ち上げ的なパーティーをする時間を設ければ、社員同士がお互いによく知り合うきっかけになります。自分の部下を会社の外に連れ出したり、社内のチームワークを良くするためのイベントを開催してもいいです。


社員に課題を与える

最近の研究によると、社員の満足度を上げる要因のトップは、「雇用の安定」から「スキルや能力を活かす機会」に変わったことがわかりました。課題だと思われるような、自分のスキルを使うだけでなく、スキルを向上することにもなる新しいチャンスは、仕事全体の満足感も増加させます。


目標を達成する手助けをする

新しいプロジェクトを率いていたり、企画書を作っていたり、ToDoリストの項目に取り組むというような小さなことでも常に何かやっている、目標に向かって働いている人は、目標に向かって努力していない人よりも、長い目で見ると良い成果を上げるものです。目標を達成させるポイントは、目標を達成する責任を社員に負わせることです。管理職の役割は、その過程で励まし、チェックをし、必要な人員としていつでも手助けできるようにしておくことです。


社員の興味をそそることをする

社員のワークライフ・インテグレーションをサポートすると、会社に対して満足感を感じるようになります。仕事全体がその人自身であるような状況で、会社は社員をより幸せに生産的にすることができます。私の会社「Yesware」は色々な取り組みをやっていますが、例えば昨日は「ペットをドレスアップする日(DressUpYourPetDay)」でした。取締役のLoren Boyceさんは、ペットのパグを、会社のマスコットでもある緑のイエティに変身させていました!


万人にとっての幸せとは


仕事の満足度が上がることは生産性を上げる鍵でもあります。幸せな社員はより成果を上げ、問題に対してもより賢くクリエイティブな取り組み方をし、最終的に会社の収益も上がります。フォーチュン誌の2014年のベストカンパニー100を見てみても、社員の満足度の高い会社は、収益が平均で22.2%上がっています。さらに、Bureau of Labor Statisticsの調査によると、ここで選ばれた会社に入社した社員の満足度は、全国平均の5倍も高かったのです。

幸福は人間が追求する基本的なもののひとつです。プライベートと同じように、仕事でも優先順位を付けることで、雇う側も雇われる側も新しいレベルの成功へと到達することができるでしょう。


Finding Happiness at Work|Inc.

Matthew Bellows(訳:的野裕子)
Photo by Shutterstock.

  • ,,,,, - By

    庄司真美

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