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モンゴル炭鉱開発 日本企業が落札へ
2月10日 23時23分

日本を訪れているモンゴルのサイハンビレグ首相は、NHKとの単独インタビューで、日本と合意したEPA=経済連携協定の意義を強調したうえで、来週にもモンゴルにある世界最大規模の炭鉱開発プロジェクトを、日本企業などの企業連合が落札するという見通しを示しました。

去年11月の就任後、初めての外国訪問として日本を訪れているモンゴルのサイハンビレグ首相は9日、都内でNHKの単独インタビューに応じました。
この中で、サイハンビレグ首相は、モンゴルにとって初めてとなるEPAを日本と合意した意義について、「鉱物資源が豊富なモンゴルと、高い技術を持つ日本は互いに補い合うことができる」と強調しました。
モンゴルでは、5年前の2010年、世界最大規模のタバン・トルゴイ炭鉱の開発プロジェクトについて、外国企業も参加できる国際入札が公示されたものの、今も落札企業が決まっていません。
このプロジェクトについて、サイハンビレグ首相は「来週にも住友商事などを含む企業連合が落札する見通しだ」と述べ、EPAをきっかけに日本企業が投資しやすい環境を整え、日本との関係をさらに強化したいという考えを示しました。
さらに、日本とモンゴルの交流について、モンゴル出身の横綱・白鵬が、先月、大相撲初場所で史上最多となる、33回目の優勝を果たしたことなどに触れ、「文化やスポーツなどの人的交流も一層、拡大していきたい」と述べました。

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