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韓日関係

韓国知事 安倍首相と会談=慰安婦問題で前向き姿勢促す

【東京聯合ニュース】外務省の招きで8日から日本を訪問している韓国・京畿道の南景弼(ナム・ギョンピル)知事は10日、東京都内の首相官邸で安倍晋三首相と会談し、旧日本軍の慰安婦問題について、前向きな姿勢を促した。

 南知事は与党セヌリ党の改革派のリーダー格とされる。昨年実施された統一地方選で首都圏である京畿道の知事に初当選した。

 南知事は会談で、「総選挙に圧勝し、政治的に基盤が固まっている状況であるから、先に手を差し出せば韓国国民が共感するだろう」として、「朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談に先に乗り出してほしい」と求めた。

 これに対し安倍首相は、朴大統領との早期の首脳会談を希望すると明らかにした。

 また南知事は、慰安婦問題に関し、「女性の人権という人類の普遍的価値と考えて対応していけば韓国の国民から多くの共感を得ると思う」と指摘。首脳会談成功のため、同問題に前向きに取り組むよう求めた。その上で、日本が過去に提案した慰安婦被害者のための基金の創設などを再び検討し、解決策を共に探るよう提案した。

 安倍首相が韓国の地方自治団体のトップと会談するのは異例。南知事は帰国後、朴大統領に安倍首相の会談の内容を伝える方針という。

南知事(中央)と安倍首相(京畿道提供)=10日、東京(聯合ニュース)南知事(中央)と安倍首相(京畿道提供)=10日、東京(聯合ニュース)

yugiri@yna.co.kr