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日本人殺害事件検証の委員会 あす初会合2月9日 17時59分
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菅官房長官は9日午後の記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件への政府の対応を検証するため杉田官房副長官を長とする委員会を設置し、10日初会合を開くことを発表しました。
それによりますと、この委員会は杉田官房副長官を長として、西村内閣危機管理監、谷内国家安全保障局長、それに北村内閣情報官など、関係省庁の幹部をメンバーとして、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件への政府の対応を検証するもので、10日初会合を開くということです。
菅官房長官は「今回の事件の政府の対応をしっかり検証し、国際テロ事案に関する在留邦人保護などの政府対応の在り方を検討していく。中東地域や危機管理などの知見を有する有識者からの意見を反映させて、最終的に報告書の取りまとめを行っていきたい」と述べました。
また、菅官房長官は、検証の対象となる期間などについて「湯川遥菜さんの行方が分からなくなったときからだ。安倍総理大臣の中東政策のスピーチも対象としたい」と述べました。