続々々々・雇用のモデル
2015/02/09 22:45:00

[info]メカAG
  疑似科学ニュースの雇用に関する認知的不協和をつついてみる(5): ニュースの社会科学的な裏側
  http://www.anlyznews.com/2015/02/5.html

  | 意味不明なメカAG氏のグラフを引用しよう。横軸は年だと言うのは分かる。「差」と「差の差」と書いてあるのだが、一階階差でも二階階差でもない。1未満の縦軸のスケールから考えて何かで割っているようだ。

ほんと人が書いたものを読んでないんだな。最初の方で説明したと思うけどね。uncorrelatedは雇用者数をデータに使ってるが、俺はずっと就業率を使ってるわけだ。今回の話で特にどちらでも大きな傾向の違いは出ないはず。

元のデータが就業率(パーセント)なのだから、その差や差の差もパーセントになる。もともと俺が書いてるグラフがそれなのだから、それだけのこと。季節調整なしのデータの12ヶ月移動平均。これもuncorrelatedが使っている季節調整済みのデータとそう本質的に違いはないはず。これも説明したはずだけどね。uncorrelated自身が12ヶ月の移動平均でもほぼ同じ結果が得られると言ってたよね。

   *   *   *

  | 2. 説明通りだとしても影響は無い

だから基本的に同じだと言ってるだろうに。同じだからそれを使ってるだけのこと。違うものをuncorrelatedと同じものというわけないだろうに。

  | 反論するデータが欲しくて、恐らく無意識にデータを捏造し、しかもそれに意味が無いことに気づいていないのであろう。

もう言ってることがメチャクチャだよね。俺が使っているデータがuncorrelatedと違うといい、それはメカAGにとって都合のいいデータが欲しいためだと推測したにも関わらず、uncorrelatedと同じ結果になるからメカAGの企みは失敗しているのだ、と。

陰謀論(笑)。そんなことはしておらず、uncorrelatedと同じデータを使って論じているだけのこと。データについて俺とuncorrelatedの使っているデータに本質的な違いはない。違ったら何を論じてるかわからなくなるだろうに。

   *   *   *

  | 偽科学の信奉者は、yes/noで答えられる質問を無視をする傾向がある。

逆だよ。YES/NOの二択にこだわるのが本質的な問題が見えてない証拠。前回YES/NOを問われて仕方なしに答えた挙句、表現が悪いと言われたので、もう付き合わない。

そもそも問いかけの問題設定が適切でないという可能性を無視してる(笑。前回の話で言えば、階段モデルと連続モデルの2択だと、意思決定とその結果である雇用者数がそれぞれ別なモデルに属する場合、YES/NOで答えられない。それをしぶしぶ2択で答えたら、表現が適切でないと言われた。

冒頭のデータの話も、ちゃんと最初に登場させた時に説明を行ったし、疑問に思うなら遡って読み返せばいいのにそれもしない。それすら面倒だというなら、自分(uncorrelated)のデータと結果的に同じ傾向を示すなら「微妙に処理が異なるが、たぶん同系統のデータなんだろう」で納得すればいいのに、俺が「自分に都合のいいデータを捏造している」&「にも関わらず捏造に失敗している」という、典型的な陰謀論(「謎の組織が真実を隠匿しようとしたのに隠匿できてない」というパターン)まで繰り出すようじゃ、ね(苦笑

   *   *   *

もはやそこらにいるトンデモさんですな。末期症状。ご愁傷様。いや~uncorrelatedを誤解してたよ。すまなかった。いくらなんでももう少しまともな人だと思ってた。これまでuncorelatedは俺以外のいろんな人を批判してたけれど、実体はこういうことだったのだろうなと、ちょっと感慨に浸っている。

以前もちょっとだけ触れたよね。uncorrelatedは文献の出典をきちんと示すのは立派だが、実際に元の文献をたどってみると、かならずしも信憑性の高いものとはかぎらない、と。

  続・フランス科学アカデミーはLNT説を否定している?
  | uncorrelatedは理屈ではなく実験データが大切だという。ただ彼が参照している実験データの論文自体が、あやしげなのが困ったもの。これは池田信夫にも言えることだが、論文になってれば、全部まともだと思ってるのではなかろうか。


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