慰安婦報道でまた朝日を提訴 400人「知る権利侵害」朝日新聞が従軍慰安婦報道の内容を長年検証しなかったため、知る権利を侵害されたとして、市民400人余りが同社に1人1万円の損害賠償を求める訴訟を9日、東京地裁に起こした。 慰安婦報道では大学教授ら8700人以上のグループも朝日新聞社に慰謝料などを求め提訴している。 今回の原告は読者らによる「朝日新聞を正す会」のメンバー。訴状では、故・吉田清治氏の証言に基づく記事の内容が1992年に大学教授らの指摘で疑われていた、と指摘し「すぐに検証せず、読者が真実を知る権利を侵害した」と主張。 朝日新聞社広報部は「訴状をよく読んだ上で対応を検討する」とコメントした。 【共同通信】
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