首相、ファシズム否定を伝達へ ポーランド大統領に政府は、安倍晋三首相とポーランドのコモロフスキ大統領との首脳会談を今月下旬に東京都内で開催する方向で調整に入った。首相はナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を象徴するアウシュビッツ強制収容所の解放70年に触れ、ファシズムを断固否定する考えを伝達する見通しだ。複数の外交筋が7日、明らかにした。 戦後70年を迎え、中国と韓国は歴史認識問題をめぐる日本の対応に神経をとがらせている。首相としては「悲劇を二度と繰り返させない」決意を示し、軍事大国化を狙っているとする中韓の批判は当たらないとのメッセージを国際社会に発信したい考えだ。 【共同通信】
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