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うその申請で原発賠償金詐取の疑い
2月9日 19時11分

原発事故の風評被害で損害が出たとするうその申請を行い、東京電力から賠償金をだまし取ったとして、東京のNPO法人の元社員らが逮捕された事件で、このNPO法人の役員の男など2人が原発事故に伴う避難指示でキノコの栽培ができなくなったとうその申請をしておよそ4100万円の賠償金をだまし取ったとして、逮捕されました。
2人は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、東京・中野区のNPO法人の役員、仁平稔容疑者(77)と、新宿区の建築会社の社長、村松眞二容疑者(70)の2人です。
警視庁の調べによりますと、2人は、今回再逮捕されたNPO法人の元社員らと共に、3年前の5月、原発事故に伴う避難指示で村松容疑者の会社が福島県で行っていたキノコの栽培ができなくなり、損害が出たとするうその申請をして、東京電力からおよそ4100万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
警視庁は、原発事故の風評被害で仕事が減ったなどとうその申請をして賠償金をだまし取ったとして、NPO法人の元社員らを去年逮捕し、捜査を進めていたところ、元社員らの供述などから、2人が別のうその申請をしていた疑いが強まったということです。
警視庁が詳しいいきさつを調べています。
警視庁によりますと、2人は容疑を否認しているということです。

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