食物繊維の効率的な摂り方
2月 9, 2015普段の食事で食物繊維、ちゃんとれていますか?ただ野菜を食べれば食物繊維が摂れるわけではありません。ひたすらサラダを食べ続けないといけないわけでもありません。食物繊維は効率的に摂取しましょう。
1. 自分にどのくらい食物繊維が必要なのかを考えましょう
毎日何を食べたか、どのくらい食べたかを記録しましょう。普段の食事の食材それぞれの食物繊維をインターネットで調べてみましょう。アメリカでは1日平均14gの食物繊維を摂取しているそうです。
本来の必要な1日の量
- 50歳以下の男性=38g
- 50歳以上の男性=30g
- 50歳以下の女性=25g
- 50歳以上の女性=21g
2. 少しずつ普段の食事に食物繊維をプラスしよう
もし1日に10g食物繊維をとれているのであれば、いきなり明日は35g摂取しよう!とするのはやめましょう。腸内菌が摂取する食物繊維の量に慣れなくてはいけません。そこで、数週間かけて少しずつ変えていきましょう。
3. 朝食から始めてみましょう
朝食に食物繊維を加えることが出来れば、1日に5〜10gだけ意識すればいいだけになります。
- シリアルに含まれる食物繊維を5gくらい食べましょう。
- もし朝はトースト派であれば、小麦粉で出来たパンを食べましょう。パンやイングリッシュマフィンには5g以上の食物繊維が含まれているものもあります。
- 朝食にベリーなどのフルーツやレーズン、バナナなどをシリアル、又はパンケーキでもワッフルにでも挟んで食べましょう。それだけでも1〜2gの食物繊維を摂取できます。
4. 皮はそのまま
皆さんご存知、野菜やフルーツは食物繊維が沢山。しかしそれは皮ごと食べればの話。リンゴでもなんでも、皮は向かないで!ジャガイモの皮もなるべく捨てずに、オヤツに変身させちゃおう!例えば、ガーリックパルメザン味にしてみるとか。もちろん、ジャガイモは皮を向かずに料理するほうが栄養が失われず、ビタミンもミネラルもたっぷり摂れるのです。ただ、緑色の芽は食べたらダメです!
5. スプリットピー
これはさやえんどうの皮を向いて乾燥させたもの。これが実は食物繊維の「パワー食材」なのです!1カップで16.3gのプロテイン!どうやって食べるの?と思われるでしょう。基本的にはスープの具に使われるようですが、その他にも探すとレシピは沢山あります。インターネットで調べて見るのがいいでしょう。
6. 砕いたブランをプラス
砕いたブランなどをサラダや野菜、焼いた食べ物(ミートローフ、パン、キャセロール、ケーキ、クッキー等)に混ぜてみましょう。
7. ホールグレインを食べましょう
ホールグレイン(全粒粉)はまだ皮を剥がしていない状態なので食物繊維が豊富なのです。しかもこれ、お腹の肉を減らしてくれる、つまりダイエットに最適なのです!体内のグルコースやインシュリンにも効果があり、お腹の、特に内臓脂肪の分解を促進されてくれます。
- 普通の食パンから全粒粉パンに変えましょう。もしそれが難しいのであれば、サンドイッチにして、片面は普通のパン、もう片面は全粒粉パンにするなどして、無理せず始めてみましょう。
- パスタも全粒粉のパスタにしましょう。味が合わなければ、普段食べてるパスタと混ぜてみたり、ソースを変えたりしてみましょう。
- そしてお米も、白米から玄米やワイルドライスにしてみましょう。
8. お豆をもっと食べよう
お豆も食物繊維豊富で、プロテインもあります。
- スープやサラダに加えてみましょう。
- メキシコ料理はお豆が沢山入っているので、メキシコ料理に挑戦するのもいいですね。
- フムスなどもオススメです。
9. ナッツ類
お豆に加え、ナッツ類も同じく食物繊維があります。ピーナッツやアーモンドは特にそうです。1/4カップのアーモンドで4gの食物繊維を摂取できます。
いかがでしょうか?
食物繊維をとるのと同時に、いつもと違う食事にすることで、飽きず健康的な食生活を送りましょう!GOOD LUCK!