PostgreSQL9.3をCentOS6にyumで入れて設定するまでの手順まとめ
- December 13th, 2013
- Posted in 開発ツール・技術
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いろいろハマったのでメモ的にエントリー。
環境は以下のとおり。ちなみにCentOS6はVagrantでセットアップしてあります。今、vagrantユーザーでログイン中。
■ yumで何がはいるか確認
一応。
yum list | grep postgresql
8系だったので最新版の9.3を入れます。
■ 公式サイトの指示にしたがってインストール
公式サイトの手順に従います。
sudo rpm -i http://yum.postgresql.org/9.3/redhat/rhel-6-x86_64/pgdg-redhat93-9.3-1.noarch.rpm sudo yum -y install postgresql93-server postgresql93-contrib sudo service postgresql-9.3 initdb sudo chkconfig postgresql-9.3 on sudo service postgresql-9.3 status sudo service postgresql-9.3 start
これで起動完了。
あとついでにTimezoneの設定も。
sudo vim /var/lib/pgsql/9.3/data/postgresql.conf
の中で、
timezone = 'Asia/Tokyo'
とすればOK(もしすでにTokyoとかJapanになっていたら省略可)。
■ postgresユーザーになる
PostgreSQLをインストールすると、その中におけるスーパーユーザーであるpostgresユーザーが勝手に追加されます。一応確認。
id postgres
まずはこの子にパスワードを設定します。
sudo passwd postgres
そのあとにpostgresユーザーに切り替えます。パスワードは上で設定したものを入力。
su - postgres
プロンプトが現れるのでpsqlで起動。ちなみにpsqlとだけ打つと、そのときログインしているユーザーで起動します(今はpostgresユーザー)。
psql
■ 作業ユーザーを設定
ユーザーの一覧は次のコマンドで見られます。
\du
postgresユーザーはスーパーユーザー的な扱いなので作業ユーザーを作ります。
この作業ユーザーの名前はCentOS上のユーザー名と同一でなくてはいけないので(設定で変えられるけど)、vagrantユーザーを作りましょう。
create user vagrant createdb password '適当なパスワード' login;
ちなみに最後の「;」を忘れないようにね。
再度一覧を見るとユーザーが作られているのがわかります。
あとはpostgresユーザーからログアウトします。
\q exit
これで通常のプロンプトに戻るはずです(つまりvagrantユーザーでログインした状態)。
■ 作業ユーザーでログイン
次はvagrantユーザーでデータベースを作ります。
createdb vagrantdb
上のコマンドでは、vagrantdbというデータベースを今ログインしているユーザーを所有者として作ってくれます(つまりvagrantdbの所有者はvagrant)。
そこまで出来たらvagrantユーザーでログインします。
psql vagrantdb
プロンプトが現れるのでcreate tableするなりなんなりやってみてくださいな。
慣れないとユーザー周りがちょっと混乱しちゃうかもですね。ご参考までに。
ちなみにドットインストールでもレッスンがありますよ。こちらもあわせてどうぞ。
» PostgreSQL入門 (全16回) – プログラミングならドットインストール
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