接待交際費や仕入れ料金などの仕事関連費用を、クレジットカードで支払いしている…という経営者は最近、増えつつあるように思います(詳しくは法人向けカードの解説にて)。
私生活におけるカード払いなんてたかがしれていますが、会社経費は金額が大きいだけに、クレジットカード払いするととんでもないポイント数が貯まることもちらほら。
実際、私の友人にもインターネット系の広告費をクレジットカード払いしているという経営者は複数いるのですが、彼らが溜め込んでいるポイント数を聞くと『たぶん、生涯使い切ることは出来ないだろうな…』というくらいに凄まじいポイント数になっていることも多いのです*1。
獲得できるポイントは膨大:
例えば毎月広告費で1000万円を使っている中小企業経営者の場合、月間、獲得できるポイント数は約10~15万程度*2。これが1年間継続すると、それだけで120~180万程度のポイント獲得になります。
このポイントをすべて、JALやANAといった航空会社のマイルに交換すると120万~180万マイルにもなります。あまりマイルに詳しくない方だとピンと来ないかもしれませんが、これだけマイルがあればヨーロッパやアメリカなどへ、ファーストクラスで旅行が10回は余裕で行けることに…。要するに月に1回はファーストクラスを使わないと、ポイントを使い切れない状況になります(苦笑)。
- 会社経費をカード払いしている方は、ポイントがこれでもかと貯まる
私もマイルが溜まってきています:
そういう私も現在、マイル数にして60~70万マイル相当のポイントとマイルそのものを保有しています。前述の経営者たちに比べればどうってことないポイント数ですが、ここまで蓄積してくるとなかなか消費したくてもしきれいない状況なんですよね。
とはいえ、クレジットカードマニアたるもの、交換効率が悪いものに強制的にポイント交換してしまう…ということも出来ない。本当は楽天ポイントとかに交換してしまえば現金同様に使えるはずなんですが、それだとせっかくためたポイントを損してしまうのでなかなか実行できないのです。
死んだらポイントは失効:
彼らも私も、この先、どうやってこのポイントを使っていこうかに頭を使うことになりそうな感じ。しかし、死んでしまったらクレジットカードにたまっているポイントはすべて無効になってしまうわけですから、ほんとは早めに使わないといけないんですけどね…(苦笑)。
ちなみににいくら数百万円分もポイントが貯まっているからといっても、カードポイントを遺産相続させることは無理ですよ。経営者の方、ご注意ください(法人名義のクレジットカードであれば、ポイントも会社の資産として残せるとは思います)。
以上、仕事経費をクレジットカード払いしている経営者たちは、生涯、使い切れないほどのポイント数を溜め込んでいる…という話でした。ポイントがほしいという事業主の方は是非、法人向けのクレジットカードを作成してみてくださいね。