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半田病院、教育関連病院に認定 日本内科学会が町立で全国初   2015/2/9 09:47
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半田病院、教育関連病院に認定 日本内科学会が町立で全国初 つるぎ町立半田病院は、日本内科学会から「教育関連病院」に認定された。認定病院は現在全国に660あるが、町立病院では初めて。病気の原因解明のために行う「病理解剖」の実績などが評価された。教育関連病院は、学会所属医師の約7割が持つ「認定内科医」の資格取得を目指す医師の研修施設となるため、研修のため同病院に勤務する医師が増えることが期待される。

 半田病院は病床数120で、常勤の内科医が5人いる。病理解剖については専用の解剖室を持ち、心不全で亡くなった患者の死因を究明するなど、毎年1例以上の実績がある。学会による教育関連病院の認定審査では、医師同士が解剖の結果について話し合う同病院の「臨床病理検討会」について、臨床医と病理医が丹念に死因究明を行っていると評価された。

 認定内科医は、学会が高度な医療知識や技術を持つと評価した医師に与える資格。これを取得するには、教育関連病院など学会認定の病院に一定年数勤務し、研修を受ける必要がある。

 地方の病院では医師不足が課題となっており、須藤泰史院長は「若い医師は積極的に地方の病院に来てほしい」と話している。

 県内では半田病院のほか、徳島市民病院など8病院が教育関連病院、県立中央病院など3病院がさらに高い医療レベルを備えた「教育病院」に認定されている。
【写真説明】日本内科学会から「教育関連病院」に認定された半田病院=つるぎ町半田(同病院提供)


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