あなたの夢が今、カタチになる。至高の3DプリンターMAESTRO 限定先行販売! プロジェクト詳細

卓上版３ＤプリンターMAESTRO(マエストロ)はその願いに応えるべく誕生しました。

●手の届く価格で、産業用レベルの高いプリント精度が欲しい。
●机上の小さいスペースで、大きな造形品をつくりたい。
●インテリアのようなスタイリッシュなものが欲しい。
●バージョンアップする毎に買い替えたくない。
●メンテナンスだって自分で出来るようにしたい。
●でも、困った時には日本語でサポートしてもらいたい。

MAESTROは、あなたの願いの全てを叶えます。

MAESTORO（マエストロ）は、台湾のALTデザイン社と日本のＩＢＢ社（インタービジネスブリッジ）との共同プロジェクトによって誕生した製品です。

第一世代版となるATOM1.0は2013年に台湾ALTデザイン社が完成させました。その性能の高さと外観の美しさが話題を呼び、2013年に台湾のクラウドファンディングプラットフォームZecZec(http://www.zeczec.com/projects/atom)で約1770万円の資金調達に成功しました（期日通り量産品120台をリターンとして支援者全員にお届けいたしました）。
その後、ATOM1.0ユーザーからの多くのフィードバックをもとに改良を行い、第2世代のATOM2.0(日本仕様版:MAESTRO)がここに誕生したのです。

今回そのMAESTROをMakuake様限定で先行リリースをさせて頂くことになりました。

MAESTROは現在広く使われているFDM（熱溶解積層）方式の３Ｄプリンターです。
溶かしたプラスチックスを一層毎に積み重ねていくことで対象物を造形していきますが、
特にMAESTROは3軸のパラレルリンク方式を採用しているため、
プリントヘッドが流線的に美しく動きならプリントしていきます。　　　　　　　　

見ていて飽きない造形時の滑らかな動きも、
スタイリッシュな外観とともにMAESTROの密かな魅力です。

でも、MAESTROの強みはそれだけはありません。

出力サイズ：Ø22cm x H 32cm

デルタ式３ＤプリンターMAESTROは卓上版装置としてのコンパクトさを保ちつつも、とても大きなプリント出力サイズを持っています。

その出力サイズは人の平均的な頭よりも少し大きく（もちろん髪型次第ですが）、同価格の3Dプリンターの中では最大級といえます。

従来のBOXタイプの3DプリンターでMAESTROと同体積の物をプリントしようとしたら、机のスペースを2、3倍は必要とするでしょう。

MAESTROは、あなたの貴重なデスクスペースを無駄にせず、かつ効率的にとても大きな造形品を生み出すことができるのです。

MAESTROは50ミクロンの極端に薄い層（層の跡が目で見分けられない程度）であっても、綺麗にプリントすることができます。（※下のモアイ像をご覧ください。出力後のやすりがけ等は行っていません）

精度だけでいえば、
他社有名ブランドの卓上３Ｄプリンターはもとより、
産業用3DプリンターよりMAESTROが優れている場合もあります。

では、何故、MAESTROはこれ程の高いプリント精度を発揮できるのでしょうか？

精度に大きく影響する構造部品とプリントに関連する部品には、高精度で剛性のある金属製部品を採用しております。

精度の高いパーツで誤差なく組み立てられた装置は、その高い剛性のため、外部からの力や装置自身から来る振動の影響を極力除去してくれます。それゆえ成形品の歪みが少なく、プリントを綺麗に積層していくことができるのです。

同価格帯の３Ｄプリンターと比べてみてください。
全て金属部品を使用しているのは、MAESTROだけなのではないでしょうか？

造形品の滑らかな表面は、適切な温度で融けたプラスチックスが、スムーズに押し出され、かつ均一な厚みで積層されていくことで形成されます。

MAESTROのプリントノズル(ホットエンド)は、特注部品で継ぎ目なく構成されたオリジナル品です。これも第一世代から大きく進化した部分です。
このノズルが均一性の非常に高いフィラメントの押し出しを可能としてくれるのです。

プリントノズルは特別な金属をNC切削したものに、独自設計のヒートシンクとが組み合わさってできています。
熱分布を適切に制御することで、省エネ効果だけでなく、フィラメント材質の熱による品質劣化を極力小さくすることができ、高精度のプリントが可能となりました。

 MAESTROにはプリントの受け皿（プリントベッド）に対して自動水平キャリブレーション機能（AUTO LEVELING）がついております。

プリント始動時に、プリントベッドの僅かな傾きや位置のずれ等を検知し、それを考慮した補正値によって出力をいたします。

これによって出力がプリント平面に対して平行になされ、品質や精度に対するトラブルを未然に防いでくれるのです。

MAESTROのセンターハブには三つの冷却ファンが備え付けられています。
1つ目のファンは温度を安定に保つために使われています。
残り二つのファンは融け出たフィラメントを急速冷却し、オーバーハングな対象物の造形に非常に有効です。

例えば下の橋の部分の出力時にサポート材は不要です。

MAESTROは、有名な無料ツールパス作成ソフト「KissSlicer」と「Cura」を使用することができます。これらのソフトで、「.STL」ファイル等の3Dデータをプリントヘッドの動きへ（「.gcode」ファイルへ）と変換することで、プリント出力が可能になります。

「KissSlicer」 と「Cura」は初心者でも使いやすいソフトでありながら、プロシューマー（熟練者）の方が自分なりのアレンジを加える際にも、詳細なオプションを提供してくれます。
造形品や樹脂等によって適切なパラメーターを設定することで、さらに精度の高い造形が可能です。

勿論、日本語マニュアルもついておりますので、はじめての方でも1歩ずつ進めていくことができます。
またユーザーフォーラムを開設しますので、カスタマーサポートは勿論、ユーザー間でも様々な情報とノウハウをシェアしあうことができます。

MAESTROの利点はその操作とメンテナンスの簡便さにもあります。

プリントは、USB接続を通してＰＣから直接操作することもできますし、
SDカードを差し込むだけでＰＣレスで動かすことも可能です
（プリンタ本体に内蔵された液晶パネル上で制御できます。）

　　プリントヘッドとアームとの接続部分に独自設計のボールジョイントを採用しています。プリント時にアームが自由な角度で可動し、さらに摩擦力による造形精度への影響を極限まで少なくすることに成功しています。

ボールジョイントはマグネット製のため、メンテナンス時の取りつけ・取り外しが簡単で、将来の拡張性にも対応した設計となっております。

ベルトはモーターの回転をプリントヘッドの動きへと変換してくれます。
緩みなくベルトの張力を保つことは、均質なプリントのためにとても重要です。

MAESTROには、新型ベルトクランプがレールカートについており、
ベルト張力の調節がとても簡単になりました。

MAESTROは各部がモジュール化された３Ｄプリンターです。
新たなオプションや改良が加わるごとに、既存のマシーンにそれらを追加していくことができます。（本体を新しく買い替える必要はありません。）

例えば、プリントノズルには、Dualノズルとレーザ刻印の拡張が用意されており（年内発売予定）、これらのモジュールオプションがそのまま接続可能になります。　　　

全ての出発は、REPRAPオープンソースを使用しての開発からでした。
それがATOM1.0となり、MAESTOROへと進化していきました。

その哲学はそのまま継続し、ユーザーはソフトウェアおよびハードウェアのどちらについても、ユーザー自身の力量でMAESTROを進化させていくことが可能です。

実際にATOM1.0を使用した多くの台湾ユーザーから頂いた提案をもとに改良を加え、今日のMAESTROの優れた性能へとつながったのです。このＭakersネットワークに是非あなたもご参加ください！

フィラメント

フィラメントは、黒/白/シルバー/赤/青/オレンジ/紫/黄/緑/ナチュラルの基本色のほか、6種類の蛍光色も取り揃えております。
5月よりオープンするMAESTRO公式ページにて、いつでもご購入が可能となります。

MAESTROについてよく理解するための最も効率的な方法は、
あなたご自身の手で装置を組み立てることです。組立セットは、全部品がコンパクトな箱に収納されてあなたのお手元に届きます。

日本語の組み立てマニュアル・操作マニュアルが同梱されており、
組立と操作のステップが明快に記されております。

お困りの場合でも、日本語でカスタマーサポートいたしますのでご安心ください。　　　
MAESTROをより深く理解するためにも、
自分のための装置を、
自分の手で組み立てる、というご経験に挑戦していただければと思います。

組み立て後初めて動いた瞬間にMAESTROにとても愛着が感じられると思いますよ！

あなたにとって、Makerとしての旅が素晴らしいものになりますように
心より願っております。

Q1: DIY組立には、どの程度の専門知識や技能が求められますか？

A1: PCや家具を組み立てたことがある人でしたら問題ないかと思われます。組立の大筋をいいますと、ネジや配線を接続し、組立後ファームウェアをアップロードして、機器の校正を行います。取扱説明書には日本語で1ステップごとに説明がございますので、専門の知識のない方でも組み立てられます。

Q2: 仕様上、最少の積層ピッチとして0.05mmをうたっている他社ブランドの卓上３Ｄプリンターを見たことがあるのですが、それと比べて御社のものはどう違うのですが？

Ａ２：単に0.05mの層を出力するだけでしたら、他社の卓上版３Ｄプリンターでもできるところはあるはずです。しかし、0.05ｍｍの層をプリントできたとからといって、その造形品が綺麗なものになるかどうかは別の話です。薄い層を出力する場合、装置の安定性が弱いと造形品の表面は滑らかになりませんし、最悪大きく歪んでしまうはずです。MAESTROであれば、しっかりと組立て、適切なパラメータを選べばとても綺麗な製品ができるのです。

Q3:DIYセットを買った場合、組み立てはユーザーがやるのに本当に精度がでるのでしょうか？

A3:構造部品の全て金属部品を使用しているため、そもそも誤差が生じにくい構造ですが、それでも組立の質によって精度が異なるのは事実です。
ただし、組立の際どこがポイントになるのかはマニュアルに詳しく書かれていますので、そのチェックポイントに従って校正していただければ、精度がきっちりと出るようになっております。 

Q4:産業レベルのプリント精度を持っているのに、どうしてこの価格で販売できるのですか？

A4:一番の強みは、多くのユーザーからのフィードバックによって、我々が３Ｄプリンターの精度のことを熟知している点です。従ってどこにお金をかけ、どこにかけなくていいかをわかった上で設計することができます。
また設計と製造の大部分を台湾で行っておりますので、その分人件費が安いことがあげられます。但し、重要な部品の多くは日本製を購入していますので、材料費は決して安くありません。
また、ＤＩＹセットの場合は、ユーザーに組み立てて頂く点、小さい梱包で海外・国内輸送費が安く済む点もございます。
加えて、今回先行プロモーションということで、MAKUAKE様特別価格でお出しさせていただいております。6月からの通常販売開始後は、DIYセットで285,000円（税抜）となりますので、是非今回お買いもとめ頂ければと思います。

Ｑ5：MAESTROはどのような顧客層をターゲットとしていますか？

A5：プロシューマーの層をターゲットして考えております。いわゆるMAKER(ものづくりの好きな人々)であり、デザイナー、エンジニア、研究者などがコアな顧客層です。物を組み立てたりするのが嫌いで、買ってボタン一つですぐ動かさせるようなものをお望みのお客様には、MAESTROはあまりお勧めしておりません。

Q6：CADのデータなどは自分でつくれないのですが、３Ｄプリンターを買っても意味がないでしょうか？

Q6：そんなことはありません。今、多くの３Ｄデータがネット上で無料でダウンロードできますので、十分お楽しみいただけると思います。

Q7：フィラメントは御社用の正規品を購入しなければならないですか？　どのくらいプリントできますか？

A7:必ずしも弊社のフィラメントでないとダメということはありません。ただし、違うフィラメントをご利用になられた場合、理想的なプリント効果を得るまでにユーザー側で最適な設定を探していただく必要がございます。MAESTRO(ATOM)のフィラメントを使っていただく場合、ユーザーフォーラム上で既存ユーザー達の情報や経験を参考にできる点が大きく違う点かもしれません。
1ロールで1kgの製品をプリントできます、例えば説明文の中にあった顎鬚の頭（7cm)のフィギュアは約30gです。

Q8: ABSフィラメントも使用できますか？

A8: ABSでのプリントも可能です。ただし当社ではあまりＡＢＳの使用は推奨しておりません。というのもPLAの方がABSより、たくさんのメリットがあるからです。
例えば、低い収縮比、硬度と磨耗耐久性の高さ、無毒無臭で環境に優しい点です。
特に、ＡＢＳにおいては出力直後は空気との温度差が大きいため大幅に収縮しやすく、本格的に製品の温度を維持するため、プリントベッドの下に一枚のヒーターを別途用意していただくのがよろしいかと思います。

※2/5　追記：　ＡＢＳも使えるようにベッドヒーターをオプション開発を開始いたしました。7月頃販売予定です。

以上