はぴらき合理化幻想

海外2年半/西成ドヤ2年/沖縄2年/事故物件で寝袋1年のミニマリストやシンプルライフを経てまた家なしセミリタイア生活で海外へ。2015年1月は38万PV。

人間関係を断捨離するなら3人以上の会話よりも1対1の2人で深い内容を話して判断すべき

既存の人間関係の断捨離のみならず、これから出会う人たちと交流し続けるべきかを見極めるにはどうすべきか。3人以上で会話すると話のテーマが自分の興味以外に移りやすいが、1対1であれば自分が興味のある会話が続き、内容が深くなりやすい。

概要

会話するときの人数にフォーカスして、会話内容の充実具合を考察する。その場だけ楽しければいいのか、それとも相手と深く交流したいのか、会話する人数によってその命運が決まる。

知人全員とさよならするのではなく、気の合う人だけに時間を使うという戦略。

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自分を責める必要はない

3人以上の会話が得意でなくても自分を責める必要はない。他人との会話に慣れていないのなら3人以上の会話に入れなくても仕方ない。1対1の会話よりも高度なスキルが必要だからだ。

1対1なら自分が話さないと会話が成り立たない。しかし3人以上なら、自分が話さなくても会話が進行する。無理して会話に混ざろうとするよりも、聞いているだけでいい。話をしたい人がしゃべればいい。

その状態を悪いと思うよりも肯定すべきだ。自分で自分を責めたところでどうなるものでもない。無理して会話しようとするよりも、自然体で接っして会話できる関係の方が健全だ。

他人が責めてきたら逃げよう

3人以上で会話している時に「何か話してよ」と振られても気にする必要はない。不快に感じてきたらそのグループから離脱すればいい。無理して一緒にいる必要はない。

興味のない話を聞かされても退屈だ。度が過ぎるとストレスにさえ感じる。そこに居続けても得るものがなさそうならさっさと離れよう。相性が良くないところに所属していても仕方ない。

さすがに、対面で質問されているのに無視するのは得策ではない。露骨に無視すると余計な敵を作りかねない。よって返答はするほうがいい。返答するだけなら、自分から会話に入っていくよりも簡単。

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1対1の2人なら深い内容を話せる

3人以上だと当たり障りのない会話になりがち。表面上の交流で満足できるのならそれでもいい。せっかく会話するのなら内容をどんどん掘り下げていくほうが有意義だ。

1対1なら次の点を期待できる。

  • 話が脱線しにくい。自分以外に聞き手がいないので自分の興味以外のテーマに話が振れない。対して、3人以上だと他の人の興味で話が展開される場合がある。
  • 会話の途中で疑問に思ったらすぐに聞ける。それによって内容が不明なまま会話が続くことがない。対して、3人以上だと意見を挟みにくくなる。

会話に深い内容を求めていないのなら、3人以上の大勢で会うほうが一度に多くの人に会えるので効率的だ。しかし、相手ととことん仲良くなれる可能性を見出すなら1対1で交流するに限る。

知り合って気が合いそうなら、深く交流する方が有意義だ。出会った人と末永く交流できるかどうかは1対1で深い会話ができるかどうかにかかっている。

日本語が通じる者同士なら言語による高度なコミュニケーションが可能なんだから、これを生かさない手はない。海外で長いこと生活していると特に思うね、日本語が通じるのがどれだけすばらしいことか。

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他人と交流できる時間は限られている

1日24時間、自分のために使う時間を除けば他人と交流できる時間なんてとても短い。他人と交流するために時間を設けるのなら、当たり障りのないことを会話するよりももっと実り多くしたい。

自分や相手にとって建設的な関係を築いていくには、限られた時間の中でいかに深い会話ができるかにかかっている。3人以上で中身の薄い会話をしても楽しいが、選べるなら自分の興味100%の会話でしょ。

知り合いをたくさん増やすより、少数であっても心底語り合える親友を持つほうが幸せだ。そのためには3人以上で会話する機会よりも1対1で会話する機会を多く持つほうがチャンスは多い。

断捨離で重要なことの一つに、余計なものを入れないというのがある。

1対1で交流すれば、仲良くなれるかどうかを早く判定できる。仲良くなれそうにない人とだらだら交流する必要はない。仲良くなれそうな人と交流していくほうが限りある時間を生かせる可能性が高い。

せっかく他の人と関わるのであればお互いにメリットがあるほうが長続きしやすい。逆に、次のページで述べた一方的に依存されたりストレスを与えられる関係は早々に断捨離すべき。時間の無駄。

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おまけ:その場限りの一瞬の交流は楽しむ

費用対効果を考えれば、一瞬で終わる交流はありだ。これを有効活用しないのはもったいない。

一度限りの親切で終わるのなら、できるだけ親切にする方が楽しい。日常でちょっとした親切をすると自分の気分が良いからね。(親切を当たり前だと捉えそうな人には親切にしない方がいい。調子に乗られると面倒を見られないので。)

要は、自分の意志に反して会話に付き合わされるのでなければそれでいいのだ。愚痴やその日のできごとに延々と付き合わされるのはうんざりだが、短時間で終わるのなら話は別だ。

たとえば、次のページではスーパー玉出で女性が筆者に話しかけてきたエピソードを記載したが、素っ気なくあしらうよりも便乗するほうが自分は楽しいと思った。

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別の例もあげておく。筆者はよく海外で滞在することもあり、日本にいる時に外国人が困ってそうな状況を見かけると積極的に声をかけることがある。(英語をそれほど話せないが。)

日本で国際交流するイベントを作って外国人観光客と話す機会を得たが英語が通じず - はぴらき合理化幻想

人によく親切にする人には今更な話だが、親切にした方も気分がいいんだよね。短時間で終わる親切は使う時間(投資する時間)に対して自分が得られる満足感がかなり高い

よって、その場限りの交流であれば費用対効果が良く、高い満足感という見返りを期待できるため行う価値があると言える。

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まとめ

3人以上の会話には高いスキルを求められるわりに会話内容の充実という点では見劣りする。1対1の会話であれば話が脱線しにくく自分の興味あることがテーマになる。その人と自分が合うかどうかも判定しやすい。

気が合いそうにない人たち多数との付き合いよりも、気の合う人たち少数と深く交流する方が有意義だと思うなら、1対1の会話を選んでいく方がいいね。人間関係の断捨離が捗るというもの。

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