2013.02.20 Wednesday
今日は良い天気
今日は良い天気で、気持ちが良い。ルーフテラスに出る。







空には雲が、地上には猫がいる。
午後、用もないのに横浜橋商店街に行きたくなり、ウロチョロする。
途中、イセザキ町で、奇妙な顔のマネキンに会う。ナンダロこの顔。評価に困る。
ウロチョロ歩きは、メインストリートよりも路地に入った方が面白い。
刺青師の工房があった。時間が止まったような空間。何とも淫靡な路地だ。
横浜橋商店街に隣接する「大鳥神社」界隈は、赤線地帯であった。
普通の街との間を遮断するように運河が在った。
今は埋められて、長い公園になっている。
どういう訳か、横浜橋商店街の入り口近くに、版画家「長谷川潔」の顕彰碑がある。
長谷川潔はヨコハマ出身の版画家ではあるけれど、この辺りには縁のない人なのだが。
おそらく、この近辺の人達は、版画家「長谷川潔」そのものを知らないと思う。
レリーフの顔に、カラスの糞がかかっていて
ココにある事の違和感の証明になっている感じなのだ。
これ程見向きもされない「顕彰碑」と言うのも珍しい。
横浜橋商店街を2往復。特に買い物をするわけではないのだが、何時もの様にウロチョロ。
魚屋にどう言う訳か、イルカの肉の切り身が並んでいる。
考えてみればクジラやイルカは哺乳類なのに、魚屋で扱うのは変だ。
肉屋にイワシやサンマは無いはずだ。
此の辺の感覚の相違が、国際的には通用しない要因になっている。
イルカは食べた事が無いし、私の周辺にも食べた人はいない。
魚屋さんに聞いても食べた事は無いと言う。
しかも、不味いらしいのだ。和歌山県の被差別地区の漁民が
商品にもならぬ不味いイルカを仕方なく食べていた経過があるようなのだ。
和歌山県人会がこの地にあると言うのも聞いたことが無い。
横浜橋商店街で、イルカの切り身が売られているのは奇妙な事だと思う。
誰もそうは思わないのだろうか。国際的に批判の多い、日本のイルカ殺戮
しかも美味くも無い肉を食習慣の乏しい街で売る必要を感じないのだが。