日本国民の3人に1人という大規模な顧客情報漏洩事件から半年、ベネッセホールディングスに対する集団訴訟が噴出している。2015年3月期、上場以来初の最終赤字に転落する見通しの大手教育出版は、かつてない危機に直面した。「プロ経営者」と称される原田泳幸はこの荒波を乗り切れるのか。事件の深層を探っていくと、巨大な教育ビジネスの本質があらわになってくる。
■「場外乱闘」
1月29日、東京地方裁判所。記者とテ…
原田泳幸、ベネッセ、進研ゼミ
日本国民の3人に1人という大規模な顧客情報漏洩事件から半年、ベネッセホールディングスに対する集団訴訟が噴出している。2015年3月期、上場以来初の最終赤字に転落する見通しの大手教育出版は、かつてない…続き (2/9)
シャープが再び土俵際に立たされた。2015年3月期の連結最終損益は従来の黒字予想から一転して赤字を免れない見通しだ。引き金は、屋台骨のスマートフォン(スマホ)用パネルの苦戦。シャープを追いつめたのは…続き (2/2)
強硬姿勢から「世界最強」の呼び声もある韓国・現代自動車労組。減益基調の今年もストライキを打って賃上げを勝ち取ったが、さらに賃金問題で法廷闘争を続けている。高給なのに賃上げを要求し続ける姿勢が「労働貴…続き (2014/12/1)
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