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schoo x CONCENT「優れたUXを実現するための人間中心デザインとは?」

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2015年2月5日に無料動画のオンライン学習サイト - schoo WEB-campus(スクー)にて開催した授業「優れたUXを実現するための人間中心デザインとは?(https://schoo.jp/class/1682)」の教材です。 …

2015年2月5日に無料動画のオンライン学習サイト - schoo WEB-campus(スクー)にて開催した授業「優れたUXを実現するための人間中心デザインとは?(https://schoo.jp/class/1682)」の教材です。

フォローアップ記事:http://sprmario.hatenablog.jp/entry/schooxconcent_hcd

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  • 1. HUMAN CENTERED DESIGN 優れたUXを実現するための人間中心デザイン 第3回 社会に求められている価値あるデザイナーとは? (c) Kazumichi Sakata | http://sprmario.hatenablog.jp/
 February 5th, 2015 @ schoo x CONCENT ✕
  • 2. モノからコトのデザインへの発想転換 From products to services
  • 3. 美大卒だけがデザイナーとしての価値を
 発揮するとは限らない。 デザインをする立場からデザインを導く立場へ。 KEY MESSAGES 1
  • 4. KEY MESSAGES 2 正しくモノをつくろうとするのではなく
 正しいモノをつくろう。 人間中心デザインは正しいモノをつくるための「ものさし」。
  • 5. CHAPTERS 1 人間中心デザイン的思考回路 2 花とデザインと伝わるしくみ 3 幸せの「ものさし」
  • 6. 1 人間中心デザイン的思考回路 Human Centered School of Thought
  • 7. CAREER バナーや特集ページのデザイン コンテンツや機能の設計 サービスの設計・デザイン
  • 8. Featured image credit: iStock Photo こんな経験、ありませんか?
  • 9. CAREER How? -「どうやって」つくるか? What? -「なにを」つくるか? Why? -「なぜ」つくるか?
  • 10. 正しいモノをつくるためには先ず
 誰のために、なぜつくるのか?を
 明確にしなければならない。 For building the right it, ask “For whom and why is this for? “
  • 11. USER
 CENTERED
 DESIGN ユーザー中心設計 Featured image credit: Bloomberg
  • 12. Universal Design
  • 13. すべての人が使いやすく、という考え方は非合理的。
 誰にとっても使いやすいプロダクトやサービスを目指せば
 誰にとっても使いにくくなってしまう恐れがある。
 
 誰のためのプロダクトやサービスなのか
 利用する側もわからなくなってしまう。 1 CONCLUSION
  • 14. 2 花とデザインと伝わるしくみ Giving flowers as a gift is just like Design
  • 15. デザインとは、相手に花束を渡すようなものだ。 ❞ ―中西 元男 (PAOSグループ代表)
  • 16. 伝わるしくみを考える行為 / プロセス 人間中心設計 Featured image credit: iStock Photo
  • 17. Featured image credit: iStock Photo
  • 18. Featured image credit: iStock Photo 想い モノ
 (記号) 表現期待 伝える 応える 伝わる
 しくみ
  • 19. Featured image credit: iStock Photo 提供
 価値 アプリ
 や
 サイト ニーズ 伝える 応える 伝わる
 しくみ 利用する 表現
  • 20. 伝える≠伝わる。
 最も重要なのは「伝わること」。 Design for understanding. Most important of all.
  • 21. POINT だれに / いつ / どこで / なにを / どうしたら伝わるのか? そもそもなぜ伝えるのか? WHO? WHEN? WHERE? WHAT? HOW? WHY?
  • 22. 人間中心設計の本質は問題発見と問題解決である。
 
 人間中心設計は問題の解決策を探るだけではなく、
 解決したい問題を探る行為 / アプローチである。 2 CONCLUSION
  • 23. 3 幸せの「ものさし」 Measures for happiness
  • 24. Featured image credit: theloushe via Compfight cc ものさしを使わずに対象を見ただけでは
 長さの判断においてばらつきや歪みが生じ 不都合が生じてしまう。 No measures, no shared understanding.
  • 25. POINT 誰によって、いつ、どこで、どのように、そしてなぜ使われているのか? チーム内で同じ「ものさし」で物事を測らなければ
 ばらつきが生じ、確信をもって判断ができない。
 
 人間中心設は、チーム共通の「ものさし」となる。
  • 26. HUMAN 
 CENTERED
 DESIGN WHO WHAT WHEN WHERE WHY HOW 問題発見 Problem Finding 問題解決 Problem Solving
  • 27. Featured image credit: Concent
  • 28. Featured image credit: Concent Who? When? Where? What? Why? How?
  • 29. RESULT クリック率 +23.3% / コンバージョン率 +54.2% / 離脱率 -50.3% (リニューアル後3ヶ月昨対比) 目標利益 +258%
 (リリース1ヶ月で黒字化を達成) スマートフォンアプリ平均評価 4+
 (リリース後1年) 新規投稿数 +44.5%
 (リニューアル後3ヶ月昨対比)
  • 30. RESULT チームメンバー全員が主体的にモノづくりに関わっていけた。 ターゲットユーザーが共通言語として成立していた。 「ものさし」として機能し、機能開発の優先順位が明確になった。 リリース後も継続的な改善を促すことができた。 全体スケジュールやコストを平均20-25%短縮することができた。
  • 31. 3 CONCLUSION 成功は補償できないが、失敗はしない。
 チーム内で共通の「ものさし」を設けることができれば、
 「正しいモノ」が測れるようになり成功へと導いてくれる。
  • 32. 人間中心と言うからには、
 私は本当に人の幸せを考えられているのか、
 常に考えるようにしている。 ❞ ―中埜 博 (東京環境構造センター代表)
  • 33. 4 CONCLUSION 人間中心設計 / 伝わるしくみを考えることは、
 想いを伝える先にいる相手の幸せを考えることである。
 「これは、あなたのためにつくったモノなんです」
 と言えるその日まで。
  • 34. 4 明日からできる人間中心設計 Let’s start by designing your daily lives
  • 35. チョコレートを渡すとき 料理を食べさせてあげるとき メールをするとき プレゼンをするとき Featured image credit: iStock Photo
  • 36. 毎日をクリエイティブにデザインし
 自身の創造力を取り戻し、そして育み、発揮する。
 デザイナーは言葉や概念を形にできる大きな強みがある。
 だからこそ、正しいモノへと周囲を導くことができる。 5 CONCLUSION
  • 37. 社会に「求められる」デザイナーを目指すだけではなく
 社会に「求めてもらえる」デザイナーを目指そう。 6 CONCLUSION
  • 38. http://www.concentinc.jp/labs/ http://www.hcdnet.org/ 参考情報 Appendix
  • 39. ありがとうございました Thank you We DESIGN Communication http://www.concentinc.jp/
  • 40. 第1回 デザイン領域の拡張に伴うデザイナーとしての役割とは?
 https://schoo.jp/class/1680 第2回 サービスデザイン時代のデザイナーのあり方とは?
 https://schoo.jp/class/1681 第3回 優れたUXを実現するための人間中心デザインとは?
 https://schoo.jp/class/1682 ✕
  • 41. http://afterschoo.peatix.com/