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中谷大臣「安保法制整備し掃海活動参加を」2月7日 17時34分
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中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣は、三重県沖の伊勢湾で自衛隊の機雷の掃海訓練を視察したあと、記者団に対し、安全保障法制を整備し、国際的な機雷の掃海活動に、集団的自衛権を行使して参加できるようにすべきだという考えを示しました。
中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣は7日、三重県沖の伊勢湾で行われた海上自衛隊による機雷の掃海訓練を視察しました。
中谷大臣は、機雷への対応のしかたや安全対策について説明を受けたあと、掃海艇に乗り込み、水中に設置された訓練用の機雷を隊員らがレーダーで発見し、処理を行う訓練を視察しました。
中谷大臣は視察のあと記者団に対し、シーレーン=海上交通路で武力攻撃が発生した際の国際的な機雷の掃海活動への参加について、「海に囲まれた日本は必要なものを海外から輸入しなければならず、シーレーンを確保しておかなければならない」と述べました。
そのうえで、中谷大臣は「ありとあらゆる状態に切れ目なく対応できることが必要との観点で国内法の整備を検討していくべきだ」と述べ、安全保障法制を整備し、国際的な機雷の掃海活動に集団的自衛権を行使して自衛隊が参加できるようにすべきだという考えを示しました。