「HBase徹底入門」という本を同僚が書き、クレクレ言いまくったら苦い顔されて快くおこぼれを頂くことが出来ました。
今までHBaseと言えば良く知らないけど
構築の容易さという意味では couchbase < cassandra <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<|圧倒的な超えられない壁|<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< Hbase というイメージ。ソースは俺。
— oranie (@oranie) 2013, 9月 3
Hbaseとflumeはinstall作業で運用できるかどうかをふるいに掛けている感がある。
— oranie (@oranie) 2013, 9月 3
簡易・・・ RT @repeatedly: HBaseが簡易じゃない,というツッコミは野暮か… > "HBaseを使って簡易アクセス解析サービスを作ってみよう" http://t.co/TC5vpiVeyg
— oranie (@oranie) 2013, 7月 12
というようなツイートをしまくって、おそらく同僚からは「マジで知りもしないで言いやがって・・・(#^ω^)ピキピキ」という僕だったので大変勉強になりました。
HBase徹底入門 Hadoopクラスタによる高速データベースの実現
- 作者: 株式会社サイバーエージェント鈴木俊裕,梅田永介,柿島大貴
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/01/28
- メディア: 大型本
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おおまかに紹介すると
といった内容が網羅されておりまさしく「徹底入門」の名にふさわしい内容なのではないでしょうか。特にCassandraの運用経験がある自分としてはクラスタ構築、運用もそうだが、障害対応やチューニングの内容が「初めて触るならこの辺絶対に知りたいなぁ」って内容が書かれているのでとても参考になる。まさに
「ちょっとHBaseのオペレーションも勉強します」とか言ってしまって首が締まっている感凄い。10日で覚えるHbaseとかいつ出るのかな。
— oranie (@oranie) 2013, 6月 11
この時に欲しかった本だと思う。この時の自分に渡してあげたい。
障害対応項目などは「このノードが死んだら」だけではなく、運用担当としては考えたくないけどありうる「このノードが死んでそのまま復活できない時は」という点も書かれており非常に助かる内容になっている。また、チューニングについては各パラメータがそもそも何を指し示しているのか、それを弄るとどういう事が起きるのか、という点まで記載されているのも嬉しい限りです。
とりあえず分散データストア入門本としても「どういう事までケアをしないといけないのか」というのが網羅的に分かるし、「会社に気づいたらHBaseがあって運用担当になりそう」という人は是非買うと良いと思いますよ。
著者の三人の今までの苦労がキラキラとした結晶になっている本だと思います。これからも運用頑張ってね(・ω<)