どうも、 @georgek5555 です。
ブログ論的なものを語るのをしなくなったのですが、どうしても書いておきたくなったので殴り書きを。
ブロガー好きな人ならご存知であろう、アルパカのアイコンが目印の『アットトリップ』という名のブログ。
先日、著作権問題の関連で、一騒動があり権利を持つ方との話し合いの結果かと思われるのですが、謝罪文を出す自体になっていました。
現在は1万5千ともなる記事を毎日消していっているそうです。そこで、ふと運営者の高橋さんがこんな記事をアップしてました。
これを見て、いよいよいてもたってもいられなくなってなんとなくこちらに僕の思いなりを。
僕はattripの今回の一連の騒動は、ある意味ブログというものの今後の運営に関するひとつの転換期の象徴なんだろうなーと思っています。
実は、僕はattripに関してはかつて嫌いだった時期がありました。多分2.3年前とかそんくらい。というのも、まさしく今の「クソバイラル」に対する世間の嫌悪感に近いものをかなり以前に感じていた時期があったから。
まだ、その頃は「バイラルメディア」って言葉はなかった時代で、いわゆるパクリバイラルメディアが、クソって言われるような自体になった記事のスタイルって、かつてからあるスタイルだった。僕の中ではattripがまさにその一つだと思っていた。
話題になったネタがあったら、すぐに乗っかって、動画なり画像なりを貼っつけてアクセスを稼ぐみたいな、そんな風に見ていた時期があって、なんというかパクリブログ滅びろ!みたいに思っていたこともあった。
けど、そうやって嫌悪の対象として見ているうちに、徐々に別にいっかーなんて思うようになり、気づけばバイラルメディア根絶ムーブメントが訪れた時には、この手の著作権うんぬんに関してのお話はある種耐性的なものができていた。
正直な話、attripだって最初から数百万PVとかあったわけじゃないでしょうから、ここまで大きくなるには時間と労力をかけてきている。
けれど、結局その中の一部は著作権的にグレーかブラックのものが多くて、今までは個人のブログなんだから目くじら立てても仕方ないっていうか、ネットってそんなもんでしょ?的な風潮があった。
けれど、ヨッピーさんのクソバイラルぶっ潰せ騒動以来、この手のことに嫌悪を感じていた人が、まずは企業でやっているようなクソバイラルに対して一気に声をあげはじめた。運営側も当然、違法なことを認識しているから対応するようになった。
そして、その流れが今回のように個人のブログまで及んできたという感じだと僕は思っている。
著作権に関しては、正直僕も過去の記事では駄目な記事もあると思うので、attripの今回の動きに合わせてじゃないけど、僕も過去記事をガッツリ整理しようと思う。
んで、何が言いたいかっていうと、attripが今回ここまでの大きな決断をするにいたったのは、ある種ひとつの流れだと思ったということ。あ、これもう書いたか。
なんというか、attripは僕にとってある種、ひとつのインターネットのムーブメントみたいなのを学ばせてもらった場所であったんです。
なんか嫌だなーって思っていた時期から、このブログ見ていると色々時代の潮流が分かって面白いなーってなって、そのうち運営者の高橋さんの人柄が面白いなーって思うようになっていった。
まだ正式にお会いしたことないのですが、かなり有名人なので会ったことがある人も多いのではないでしょうか?
例えば「結婚しました」「引っ越しました」「ブログ始めて何年です」「◯◯記事になりました」みたいな、情報系ブログが突然個人的なことを書くのを色んなブログで見る。
僕的にはそのスタイルは、attripに影響を受けた人が結構いるんじゃないかと思っている。それほど、なんというかこっそりと色んな所に影響を与えている気がする。
脱力・脱法・ゆるふわブログと僕は心の中で名づけていたんだけど、この手のスタイルもそろそろ著作権に関してはしっかりしないといけない時期に来たんだなって。
かつて、インターネットは無法地帯だった頃があった。
そこら中で全裸でせっくすしているし、そこら中で平気で人が殴り殺されているし、かと思えばその横でお茶を飲みながら将棋盤でオセロやっているような人までいた。
なんか、そういう無法地帯から、今はそうじゃなくなってきたことはそろそろ古くからいる住民も理解しないと行けないんだろう。
最近はTumblrやPinterestみたいなところにも徐々に話が及び始めているので、著作権に関する知識なり意識なりは持たないといけないんだろうなって。
僕は、attrip高橋さんは、単なるPVモンスターだって思っていた時期から、この人ブログ好きなんだなーって思うようになったからこそ、なんか色々思う。
いや、別に何が言いたいとかそんなんじゃ結局ないんだけど、周りを見渡しても、ものすごく著作権を特に意識する人が増えてきて、そのこと自体はすごく迎合だと思うのですが、それと合わせて変な自警団みたいな流れもあって、息苦しさを感じている人もいるから、なんというか、気楽にゆるく楽しく著作権を犯さずに楽しんでいけるといいですねって、なんかそんなこと思ったのです。
あら、なんかもっと涙流しながら読むような文を書く予定だったんですけど、結局何が言いたいか分からなくなってしまいましたね。
とりま、じょじたんは著作権違反養護派とかどうせ言われるんだろうな。