アンマン=渡辺淳基
2015年2月7日11時12分
過激派組織「イスラム国」が6日、「ヨルダン軍の空爆により米国人女性の人質が死亡した」とする声明文をインターネット上に公開した。過激派拠点への報復攻撃を強める米軍やヨルダン軍の連携を揺さぶる狙いがあるとみられる。
声明文は「イスラム国」のメディア部門の名で、「敗者であるヨルダンの戦闘機が米国人人質を殺害」というアラビア語のニュースとして発信された。破壊された建物のような写真とともに、「聖戦士は無傷だったが、米国人の人質だけが殺害された」と主張した。ただ、殺害されたという人質の写真は公開していない。
これに対し、ヨルダン政府のモマニ・メディア担当相は「非論理的であり、非常に疑わしい。米国人女性が武器庫で何をしていたというのか。彼らの犯罪プロパガンダの一部だ」とのコメントを発表。ジュデ外相も自身のツイッターで「テロリストや独裁者が使う、古くさく病的な策略だ」と反発した。(アンマン=渡辺淳基)
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朝日新聞国際報道部
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