「フランクフルト空港で金珍洙(キム・ジンス)が密輸により摘発!(Auf dem Frankfurter Flughafen:Jin-Su Kim beim Schmuggeln erwischt!)」
サッカー韓国代表DFの金珍洙(22)=TSG 1899ホッフェンハイム=が密輸容疑によりドイツ・フランクフルト空港で税関当局に取り調べられていたことが分かった。
ドイツの日刊紙「ビルト」は同日、「金珍洙がブランド物のバッグや電子機器の密輸容疑でフランクフルト空港税関職員に逮捕された」と報道した。同紙は「金珍洙は2日午後、アシアナ航空の飛行機で同空港に到着した。検査台を通過中、金珍洙の荷物からアイパッドやグッチのバッグなど高価な品物が出てきた。これまでの例を見ると、数万ユーロ(1万ユーロ=約135万円)の罰金を支払うことになるかもしれない状況だ」と伝えた。
しかし、金珍洙は30分間にわたり税関当局に状況を説明、ピンチを免れたという。金珍洙は税関申告書で該当品の項目に記載をしていなかったため、税関に30-40分引き止められたが、確認手続きを終えてホッフェンハイムに向かったとのことだ。
金珍洙がドイツ税関当局に密輸容疑で摘発されたのは、韓国を出国する時、仁川国際空港でアイパッドやグッチのバッグを買ったためだった。アイパッドは金珍洙自身が、グッチのバッグは母親にプレゼントするつもりだったが、税関当局に物品の申告をしていなかったのだ。
金珍洙の代理人を務めるFSコーポレーションは「単なるミス」と主張している。ビルト紙の報道にあったような、意図的な高価品の密輸ではないということだ。同社は「金珍洙は2日、仁川国際空港から出発する前に、自分で使うためにアイパッドを、母親へのプレゼント用にグッチのバッグを買ったが、税関申告をきちんとしていなかった。だが、フランクフルト空港到着後にきちんと税金を支払っており、空港で捕まってはいない」と説明した。
ドイツのメディアは「密輸」「逮捕」などの言葉を使ったものの、報道のように深刻な状況ではなかったという話だ。しかし、ドイツ・ブンデスリーガに関する消息を伝えるサイトには、金珍洙の写真付きで「Ich habe einen Fehler gemacht!(僕はミスしてしまいました!)」と報じられており、イメージに傷が付いた形だ。