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(撮影:常葉大学映像部)
一面「人質の所在、日本に伝達」 トルコ外相が交渉支援明かす
【アンカラ=共同】トルコのチャブシオール外相は四日、首都アンカラで共同通信と単独会見し、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件でトルコ政府が「信頼できる仲介者」を通じ、解放に全力を挙げていたが実らなかったと明らかにした。トルコの情報機関が後藤健二さん(47)と湯川遥菜さん(42)が拘束されていた場所も把握し、すべて日本政府に情報提供していたとも語った。具体的な場所は外相自身も知らされていなかったという。 人質事件以降、外相が日本メディアと会見するのは初めて。拘束された後藤さんと湯川さんの解放交渉の仲介役として鍵を握るとみられていたトルコ政府による協力の事実が明らかになった。 安倍晋三首相は一月二十日、トルコのエルドアン大統領やヨルダンのアブドラ国王と電話会談、解放に向けた支援を要請したが、日本政府は具体的なやりとりは明らかにしていない。 後藤さんらの拘束場所についてはシリア北部ラッカなどが指摘され、後藤さんはトルコ南部の国境検問所近くまで移送されたとの情報もあった。 外相はシリアとイラク両国内に「われわれの情報網がある」と明言。イラクで昨年、「イスラム国」に拘束されたトルコ総領事ら四十九人を同国の情報機関が救出に成功した事例に言及。この際に協力を得た仲介者を通じて情報収集を進めたと述べた。仲介者は地元部族長などとみられる。 その上で、人質の日本人二人とヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)の解放に向けてヨルダンを含めた三カ国が連携し「できる限りの努力をし、あらゆる協力を行った」と述べた。 「イスラム国」については「残虐なテロ組織」と非難。「話し合いができる正式な政府でもなければ、きちんとした指導者もいない」と指摘した。外相は今年四月に訪日する予定という。 PR情報
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