現代自グループ会長と長男 系列会社株売却で資金確保
【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長と長男の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長が、海運などを手掛けるグループ系列会社、現代グロービスの株式を大量に売却し、1兆1000億ウォン(約1180億円)余りの現金を確保した。金融投資業界の話などで6日、分かった。
鄭夢九会長(資料写真)=(聯合ニュース)
両氏は保有する現代グロービス株13.39%(502万2170株)を時間外取引で処分した。韓国と海外の機関投資家がほぼ半分ずつ取得したもようだ。
両氏の現代グロービス株の保有比率は29.99%に低下した。30%を切ったことで、公正取引法改正で強化された企業グループの内部取引に対する規制も回避できるようになる。
2人は先月12日に大量売却を試みたが、価格条件が折り合わず取引を見送っていた。
関連記事
- 現代自グループ ソウル・江南に105階建てビル建設へ01-02 15:15
- 今年の販売目標820万台=現代自グループ会長01-02 09:26
- 株主が現代自動車会長を告発 「土地購入で巨額の損失」11-20 09:31