スカイマーク(9204)の前社長の西久保慎一氏が、保有株を大量に売却したことが6日、分かった。発行済み株式数の20.8%に当たる1898万株を2~4日の間に市場内で売却し、保有比率は9.78%(従来は30.57%)に低下した。6日付で関東財務局に提出した短期大量譲渡に関する報告書で明らかになった。
スカイマークは業績悪化で経営が行き詰まり、1月下旬に東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請。西久保氏は1月28日付けで同社社長を退任した。株売却はこの後の時期にあたる。スカイマークは投資ファンドのインテグラル(東京・千代田)との支援契約のもと、経営再建を目指している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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