こんにちは。食の広報YUICHIです。今回の中毒性注意シリーズですが、スポットライトを当てたい食材は豚バラ肉です。スーパーで安く手に入るのに、ジューシーで使える料理のバリエーションも豊富で便利ですよね。
ちなみにバラ肉とは漢字で肋肉と書くように、あばら骨についているお肉のことで、他の部位に比べて脂が多いことが特徴です。実は私、豚肉の産地の育ちでして、豚肉ばかり食べて育ってきました。豚バラ肉ラバーのYUICHIが、廃人になってしまうほどにおいしい食べ方をご紹介します。
1. 薄切りバラ肉をくるくる巻いて豚バラチャーシュー
材料 1人分
作り方
- ポリ袋などに薄切り肉を入れ、焼肉のたれを加えてよく揉み、下味をつけておく。
- 薄切り肉を重ねて片栗粉を振ったら、曲がらないように気を付けて手前から奥へ巻く。
- ラップに包んで500Wのレンジで2分加熱する。
- フライパンを中火にかけ、(2)の表面をこんがりと焼いたら焼肉のたれを絡めて完成。
一枚一枚は薄くても、束になればこんなにボリューミーになるんですね! 見た目はまさにチャーシューそのもの。カットすると肉汁が溢れてきます。肝心のお味ですが、下味で染み込んだ焼肉のたれの味とバラ肉の脂が合わさって、おいしいです。巻く前に片栗粉をまぶしておくと、切るときにお肉がくずれにくくなりますよ。
2. カリカリバラ肉の豚ボナーラ
材料 1人分
- スパゲッティ 100g
- 豚バラ厚切り肉 50g
- 塩 少々
- (A)全卵 2個
- (A)粉チーズ 大さじ1
- (A)オリーブオイル 大さじ1
- 玉ねぎ 1/4個
- スパゲッティのゆで汁 大さじ2
- ブラックペッパー 適量
作り方
下準備:卵は常温に戻しておく。
- 玉ねぎは薄切りに。豚バラ厚切り肉は1.5cm幅の拍子木切りにし、塩をもみ混んで下味をつける。
- フライパンを中火にかけ、豚バラ厚切り肉をこんがりと焼く。スパゲッティを茹で、茹で時間の1分前にザルにあげる。ゆで汁(大さじ2)はとっておく。
- 玉ねぎを加えてしんなりするまで炒め、スパゲッティのゆで汁を加えて煮詰める。
- ボウルにAを入れてよく混ぜておく。
- フライパンの火を止め、スパゲッティと(4)をとろみがつくまで手早く混ぜる。
- 器に盛り、ブラックペッパーを振ったら完成。
カリカリに焼いた豚バラ肉の食感と、口の中に広がる肉汁がとろーりとしたソースにマッチします。カルボナーラにはパサパサのお肉より、バラ肉のような脂が多いお肉の方がよく合います.豚ボナーラ最高です。
3. レタス一個丸ごと巻き
材料 2~3人分
- レタス 1個
- 豚バラ薄切り肉 6枚
- 塩 適量
- こしょう 適量
- ごま油 小さじ1
作り方
- レタスは芯を取り、葉の部分を耐熱容器に入れて500Wのレンジで2分加熱する。
- 水気を切って巻きやすい大きさにちぎったら豚バラ薄切り肉で巻く。
- フライパンにごま油を引いて中火にかけ、豚バラ薄切り肉にこんがり焼き色がつくまで焼き、塩こしょうで味を調えたら完成。
口に入れた瞬間、「うまいっ!!」と思いました。レンジでチンして、さらに炒めているのにレタスがシャキシャキっとしているんです。レタスがバラ肉の脂っぽさを和らげてくれるので、バラ肉をあっさりと食べたいときにオススメのメニューです。レタスは数枚重ねた方が断然おいしいですよ。
豚肉には疲労回復効果も期待できますので、普段から疲れて廃人になっている人にもぴったりの食材です。家計にもやさしいので、ぜひ日々の食卓に取り込んでいただければと思います。どのメニューも手軽な材料で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
料理研究家/食の広報 YUICHI
1984年7月1日 神奈川県生まれ。学生時代はスペイン語を専攻、卒業後は貿易会社、翻訳会社に勤務し、料理とは無縁の生活を送る。現在の会社で勤務を始めた2010年、慣れない大阪での一人暮らしと仕事の厳しさで落ち込んで帰宅したある日、夕飯にみそ汁を作って気持ちが前向きになったことで料理が気持ちを癒す力があることを体験。以来たくさんの料理を自炊するようになり、料理家としての活動を目指すきっかけとなる。企業の広報を仕事をこなしながら、一人暮らしの人でもシンプルに作れるレシピの発信と、マスコミ向けのリリース記事を4年間書いてきた経験を生かし、グルメ媒体の記事連載を行っている。
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編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/