給食のパンのケースに「タバコ」 2/05 18:50
中央市の小学校で、給食のパンのケースの中にタバコが入っているのが見つかりました。
パンの配送作業で紛れ込んだとみられ、市の教育委員会は学校給食会に抗議しました。
中央市の教育委員会などによりますと、市内の小学校の1年生の教室で、おととい給食のパンが入っていたケースにタバコ1本が入っていたのが見つかりました。
タバコは吸う前の状態で、パンを包んでいたビニール袋とケースの間から見つかり、直接パンと触れていないため健康被害はありません。
この小学校では、給食のパンは県学校給食会の委託を受けた、甲府市内にあるパンの製造業者が直接配送しています。
このため市の教育委員会では、パンの配送作業の際に誤ってタバコが紛れ込んだとみています。
市教委は、「安全な給食を提供することが責任で、誠に遺憾」として、学校給食会に抗議しました。
問題となった業者の工場には来週にも立ち入り検査が行われ、市教委は検査の結果を受けて取引を継続するか判断するとしています。

夜遅くまで大雪に注意 2/05 18:50
きょうの県内は、明け方から広い範囲で雪が降っています。
このあとも夜遅くまで大雪に対する注意が必要で、県東部・富士五湖では明日の未明まで雪が降るところがある見通しです。
甲府地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧の影響で、県内では明け方から各地で雪が降っています。
富士北麓では先週までの雪が残っているところもあり、各地の積雪は午後5時現在、山中湖村で40センチ河口湖で22センチ、大月で5センチで甲府では積雪がありませんでした。
雪は今、止んでいるところでも再び降る恐れがあり、あすの午後6時までの今後の予想降雪量は、多いところで山地で5センチの見込みです。
こうした中、けさ富士吉田市で自宅の雪かきをしていた70代の男性が転んで頭をうち、軽いけがをしました。
交通機関への影響です。
中央道などは場所により雪によるチェーン規制と速度規制が行われています。
鉄道はJRと富士急行線はいずれも平常通り運行しています。
学校関係では2校が休校となったほか、22校が始業を遅らせたり下校を早めたりしました。
こうした中、新型の除雪車両が去年12月から配備されたJR中央線では、きょう、初狩駅で動作確認が行われ、いつでも稼動できるよう準備していました。
(JR東日本八王子支社保線課籠谷陽平副課長)「昨年2月の大雪でお客様に多大なるご迷惑をお掛けしたことを教訓に、お客様に迷惑を掛けないように万全の準備を整えて雪に備えています」。
なお現在県内全域に、大雪、着雪注意報が出されていて、甲府地方気象台では、雪による交通への影響や路面の凍結、ビニールハウスの倒壊などに注意を呼びかけています。

遺体に殴られたとみられる痕 2/05 18:50
甲斐市の住宅で女性が死亡した事件で、遺体には物などで殴られたとみられる痕があった事が分かり、警察では殺人や傷害致死の疑いを視野に調べています。
この事件は、おととい甲斐市上菅口の住宅で、この家に住む藤原絵里さん(28)が倒れていると44歳の夫が通報し、その後死亡が確認されたものです。
警察の調べによりますと、藤原さんの死因は打撲による出血性ショックで、遺体には背中と両手足に打撲の痕があり、中には物などで殴られたような痕もあったということです。
藤原さんは夫と2人暮らしで、通報した夫は「2階から妻が転落した可能性がある」と話しています。
しかし遺体の傷には暴行されたような痕も含まれるため、警察は殺人や傷害致死の疑いも視野に捜査しています。

県庁周辺で厳重な警戒 2/05 18:50
あすから県内で日教組の全国集会が開かれます。
これに伴い県庁では、機動隊や県職員が警戒にあたるなど、周辺は物々しい雰囲気になっています。
県内では、あすから3日間、甲府市を中心に日教組=日本教職員組合の教育研究全国集会が開かれます。
これに伴い、日教組と対立する右翼団体の大規模な街宣活動が予想されるため、県庁には朝から警察の機動隊の車両が次々と到着し、隊員が警戒にあたっています。
また、県職員も出入り口に立ち、来庁者に不審な人物がいないかチェックしています。
一部の出入り口はあす午後8時まで閉鎖して、人や車両の出入りを制限するなど厳戒態勢をとり、周辺は物々しい雰囲気となっています。
さらに平和通りとアイメッセ山梨周辺ではきょうから7日まで交通規制が行われます。
甲府駅南口から相生歩道橋付近までの平和通りを中心に午前8時半から午後4時まで、アイメッセ山梨の北側の県道などでも午前7時から午後4時まで、いずれも駐停車禁止や通行止めとなります。

春闘へ、連合山梨が闘争開始宣言 2/05 18:50
春闘のスタートを前に昨夜、連合山梨は賃上げなど、要求の実現を目指す闘争開始宣言集会を開きました。
およそ100人が参加した集会では中澤晴親会長が「厳しい交渉になるが、労働組合の使命をかみ締め、要求の満額獲得へ取り組んでいきたい」と決意を語りました。
そして、定期昇給とベースアップを合わせた4%以上の賃上げをはじめとした労働条件の改善実現に向けた宣言を採択し、団結して春闘に臨む事を確認しました。

女性の遺体に複数の傷、警察が捜査 2/04 18:50
きのう午後甲斐市の住宅で女性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
遺体には複数のキズがあり、警察は事件の疑いがあるとみて、夫から事情を聴くなど捜査を進めています。
きのう午後1時過ぎ甲斐市上菅口の住宅で、この家に住む藤原絵里さん(28)が倒れているのを夫が見つけ、通報しました。
救急隊がかけつけると、藤原さんは自宅の布団の上で心肺停止の状態で仰向けに倒れていて、甲府市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
現場は山間の集落で、警察によりますと、藤原さんは夫と2人暮らしで、自宅は平屋の母屋と2階建ての倉庫があり、通報した夫は「2階から妻が転落した可能性がある」と話しているということです。
一方で、遺体には転落以外にできたとみられる複数のキズがあるなど不審な点があり、警察は事件の疑いがあるとして第一発見者の夫から事情を聴くなど捜査を進めています。
尚、藤原さんの死因について警察は、打撲などによる出血性ショック死としています。

県内あすはまた雪か 2/04 18:50
県内はあす朝から雪が降り、午後6時までに盆地で10センチの降雪となる見込みで、気象台で注意を呼びかけています。
甲府地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧が発達しながら接近している影響で、県内はあす朝から広い範囲で雪が降る見込みです。
あす午後6時までの24時間に降る雪の量は多いところで山地で20センチ、盆地で10センチと予想されています。
雪はあすの夜遅くまで降り続く可能性もあり、山地を中心に降雪量がさらに増え、大雪となるおそれがあります。
このため気象台では、大雪による交通への影響やビニールハウスの倒壊、路面の凍結などに注意を呼びかけています。

県教委職員、セクハラ行為で懲戒処分 2/04 18:50
同僚の女性職員に性的な発言などセクハラ行為をしたとして、県教育委員会の男性職員が、戒告処分を受けました。
「戒告」の懲戒処分を受けたのは、県教育委員会の40代の男性職員です。
県教委によりますと、男性職員は去年12月、甲府市内で開かれた懇親会で、同僚の女性職員に「抱きしめて欲しい」といった内容の性的な発言をしたり、わき腹を触ったりしたという事です。
女性職員の申し出を受け県教委が確認したところ、男性職員はセクハラ行為を認め、「これ位なら許されるだろうという思い込みがあった」と話しています。
県教委では、教育行政への信頼を著しく損ねたとして男性職員を処分したもので、管理監督者の所属長も「厳重注意」処分としました。

県が新システムで災害情報共有へ 2/04 18:50
去年2月の大雪を教訓に県は、警察を含む行政機関すべてとその情報を共有できる新たな防災情報システムの導入を目指すことになりました。
去年2月の大雪では、県からの被害情報の発信の遅れが指摘されていて、県では、新たな防災情報システムの導入を目指しています。
きょうは、2回目となる検討委員会が開かれ、県から新たなシステムの素案が示されました。
現在は、県と市町村をはじめとする関係機関との情報の伝達はファックスが主体のため、時間がかかり、県民への周知にも遅れが出ています。
このため、市町村などが被害状況や対応を入力すれば、警察を含む行政機関がその情報を共有できるシステムにすることになりました。
県では、今年度中に方針を取りまとめ、2016年度以降にシステムを構築したい考えです。

事故死の増加率、全国ワースト2位 2/04 18:50
去年1年間、県内で発生した交通事故による死者は49人で、死者数の増加率が全国でワースト2位となりました。
県警のまとめによりますと、去年の交通事故のうち人身事故は4514件で、前の年と比べて553件減少し、けがをした人も797人減りました。
一方、交通事故による死者の数は11人増加し49人となり、死者数の増加率は28.9%で、全国の都道府県でワースト2位となりました。
死者全体の47%を65歳以上の高齢者が占め、オートバイなど二輪車の事故で死亡した人が12人と、前年に比べ8人増えたことが特徴です。
死亡事故の増加について県警は中高年のバイクブームで、二輪車の事故が増えたことなどが要因としています。

容疑者の車を国道沿いで発見 2/03 18:50
きのう身延町の金山博物館で金の延べ板の模造品が強奪された事件で、容疑者が乗り捨てたとみられる車が、現場から数キロ離れた国道沿いで発見されていたことがわかりました。
この事件はきのう午後、身延町の湯之奥金山博物館に男が押し入り、ガラスケースを割って金の延べ板のレプリカ=模造品を5点奪って逃げたものです。
男は、ものの1分で犯行を済ませ、車で逃走。
現場には職員が逃走車両に吹き付けた消火器の痕が残っていました。
盗まれた模造品は、縦11.8p横5.2p厚さ7_。
1`の金の延べ板とまったく同じ大きさで作られていて、もしこれが本物ならば500万円以上。
しかし盗まれた模造品は、同じ大きさの鉛に金メッキを施した文鎮。
お土産用として3800円で売られていました。
盗まれた模造品には、お土産用の値札も掲げられていました。
警察ではきのう、現場から数キロ本栖湖方面に行った国道300号沿いで、容疑者が乗り捨てたとみられる車を発見、男の行方を追っています。

高校入試前期試験始まる 2/03 18:50
中学生も受験シーズン本番です。
公立高校入試の前期試験がきょうから始まりました。
自己推薦制となる前期試験が行なわれたのは、県立高校と甲府商業のあわせて28の全日制公立高校です。
このうち甲府南高校では、普通科と理数科にあわせて48人が出願し、受験生は学科ごとの教室に分かれて、今回から新しく導入された「特色適正検査」に臨みました。
この適性検査はこれまでの「作文」に替わり、図やグラフなどを読み解いて、課題解決能力や表現力を問うものです。
試験方法が変更される不安感から、前期試験の平均の倍率は過去最低の1.08倍となっています。
なお28校のうち、9校ではあすも試験が行なわれ、合格者は今月10日に内定が通知されます。

角野昭和町長が無投票3選 2/03 18:50
任期満了に伴う昭和町の町長選が告示され、現職の角野幹男さんが無投票で3期目の当選を果たしました。
きょう告示された昭和町長選には、現職の角野幹男さん72歳以外に立候補者はなく、角野さんが無投票で3期目の当選を果たしました。
角野さんは主な政策として住宅建設を進めて、若い人の住環境を整え、人口の増加につなげることや、甲府市に建設予定のリニア駅から昭和町を結ぶ連絡道路の建設などを訴えました。
昭和町長選は4年前の前回から2期連続で無投票となりました。
角野町長の3期目は今月28日から始まります。

力士が老人ホームで豆まき 2/03 18:50
笛吹市の福祉施設では、大相撲の力士が高齢者と豆まきをしました。
これは、福祉施設の高齢者と交流しようと、毎年、節分の日に行われているものです。
笛吹市内の特別養護老人ホームには、春日山部屋の若手力士3人が訪れ、鬼に扮した職員めがけて高齢者と一緒に豆まきをしました。
また力士との相撲や、力士に抱きかかえてもらうサービスもあり、楽しいひと時をすごしていました。

金山博物館の金模造品を強奪 2/02 18:50
きょう午後、身延町の金山博物館に目出し帽を被った男が押し入りました。
男が奪って逃げたのは、金の延べ棒に似せた模造品でした。
警察で強盗事件として捜査しています。
警察によりますときょう午後2時過ぎ、身延町上之平の甲斐黄金村、湯之奥金山博物館に、目出し帽を被った男が押し入りました。
そして何も言わず、持っていた工具で入り口近くにあったガラスケースを割り、中にあった金の延べ棒に似せた模造品を、複数奪ったということです。
この延べ棒は博物館では土産品として販売していたということです。
目撃情報から男は身長170センチ位で20代から30代とみられ、黒い目出し帽、上下黒いジャージを着ていて、山梨ナンバーの青い乗用車で逃走したということです。
警察では強盗事件として、逃げた男の行方を追っています。

樋口新甲府市長が初登庁 2/02 18:50
甲府市の樋口雄一新市長がきょう、初登庁しました。
樋口市長は市民満足度の高い市役所を目指してほしいと、職員に訓示しました。
午前9時、職員の拍手の出迎えを受けて初登庁した甲府市の樋口雄一市長は、花束を受け取り、市長室へ向いました。
そして市長のイスに座り、「さぁやるぞという、凛とした気持ちになってきた」と、改めてその責任の重さを実感していました。
このあと、幹部職員を前に訓示を行い、「職員も主体的、自発的に考え豊かな創造力を発揮し、市民満足度の高い施策が展開できる市役所を目指してほしい」と訴えました。
またきょうは初の記者会見にも臨み、「私の樋口カラーという点で言えば、人口減少にどう立ち向かうか。
稼ぐという概念をどう市の行政の中に持ち込むかだと思うので、自ら先頭に立って業務遂行したい」と決意を述べました。
しかし、公約に掲げた中学3年までの医療費無料化の時期は、「出来るだけ早く」、また不祥事がなくならない職員の意識改革も、「まずは部局長に現状を聞いてから」と述べるにとどめ、慎重な姿勢を崩しませんでした。

知事当選の後藤さん自民本部に 2/02 18:50
知事選で初当選した後藤斎さんが、選挙で推薦を受けた安倍総理ら自民党の幹部に、感謝の意を伝えました。
知事選で自民党の推薦を受けた後藤さんはきょう、国会内で開かれた党本部の役員会に出向き、安倍総理ら党の幹部を前に、選挙での支援に感謝を述べました。
自民党は当初、独自候補の擁立を目指したものの、最終的に3党相乗りで後藤さんを推薦したいきさつがあります。
後藤さんにとっては今後の県政運営で政権を担う自民党の協力は欠かせず、きょうの挨拶はこれに向けた布石のひとつにもなりそうです。

五輪事前合宿誘致へ県が研修会 2/02 18:50
5年後の東京オリンピックとパラリンピックに向けた動きです。
海外の選手団による事前合宿の誘致に興味を持つ市町村を対象にした、はじめての研修会が開かれました。
2020年の東京オリンピックとパラリンピックでは、参加する国や地域の選手団が事前合宿を行う見通しで、今後、全国各地で誘致合戦が活発化することが予想されています。
きょうの研修会は、この誘致を実現しようと県が初めて開いたもので、県内の14市町村が出席し、関心の高さを伺わせました。
市町村の代表は「一流なチームを招待する事で、スポーツの振興が図れればいいかなと考えています」「市内の旅館に選手や客がたくさん来ると思いますので、その事によって、観光施設の活性化に繋がっていけば良いと考えています」などと話していました。
きょうは必要な練習施設や宿泊施設の説明がされましたが、県では誘致に向け、各市町村と一体となって取り組んでいく方針です。
大会の組織委員会では、事前合宿の受け入れ申請を3月20日から受け付け、その後、リオ・オリンピックに合わせて、外国の競技団体に各市町村のリストを公表する事にしています。

冬の需要期に省エネキャンペーン 2/02 18:50
2月は暖房の消費電力がピークとなります。
省エネへの協力を呼びかけるキャンペーンがけさ、JR甲府駅前で行われました。
このキャンペーンは、暖房による電力の消費がピークを迎える2月に、電気の上手な使い方を知ってもらおうと、関東電気保安協会が開いたものです。
きょうは保安協会の関係者が、JR甲府駅前で、通勤・通学する人たちにチラシを配布しました。
協会によりますと冬の省エネには暖房を効率よく使うことが大切で、カーテンを二重にして断熱効果を増すことや、ひざかけを使って体感温度を高めることでこの時期の節電ができるということです。
協会では「地球温暖化や電力不足を防ぐために各家庭が少しずつ節電して、省エネへの意識を高めてほしい」と呼びかけていました。