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35歳を過ぎると結婚できなくなるよ─。あなたがそう言って僕のもとを去ってから、早いもので、4回目の冬を迎えました。お元気ですか?
こんにちは。年収260万、39歳独身のちるどです。
こっちは、相変わらず婚活に明け暮れています。パーティー、紹介、出合い系…。ぜんぶ空振りです。空振りどころか、厳しい言葉をぶつけられて満身創痍です。
今日は、そんな未婚男性に向けられる、ひどい言葉や偏見をランキング形式でお届けします。ランキングというよりは、僕が勝手に傷ついたランキングにすぎないので、興味のある方は見ていってください。
1位 「結婚してない男は精神的に未熟」
「結婚して子供を育てる経験がないと成長しない。そうゆうヤツは人として未熟。自分がまだ子供だから」
そんなセリフが堂々の1位でした。
言われたことある人、けっこういそうですがどうでしょうか。でも結婚して子供がいても、未熟な人いませんか。迷惑なひと全然いらっしゃるじゃないですか。未婚と未熟をミックスして攻撃してくるのは…卑怯ですよ。
2位 「DV(ドメスティックバイオレンス)をやりそう」
けっこう本気で言われます。「未婚DV説」が第2位に輝きました。それとなく「DVをどう思うか」など遠回しに探りを入れてきて「警戒されてるな」と感じることがあります。未婚である→未熟である→DVをやるだろう、というチンパンな連想なのでしょうか。ちゃんちゃら…ちゃんちゃらおかしいです。
僕はそんなことしません。 いつだって淡白に生きてきました。欲求に消極的だから未婚なんです。それよりスピード結婚したりバツイチだったり、直情的な男性のほうがリスク高い気がします。
3位 「マザコンでしょ?」
このセリフを、そのまま言ってきた人はいませんが「マザコンっぽい」「お母さん世話好きそう」などと憶測されることがあります。身の回りの世話をママがしてくれるんだね?だから結婚してないんだよね?そうだよね?ってジャブを連発してくる人がいます。
自分の面倒は自分でみています。女性に依存しないから婚機を逃してるって想像力は働かないのでしょうか。うちは母がいないので、なりようも無いんですが世間的にはそう考えるひともいるようです。
4位 「話しかみ合わないよね(苦笑)(若い女性と)」
紹介のときに言われます。そりゃ友達募集じゃなく結婚前提だから、若けりゃ若い方を選びますよ。それだけ真剣なんです。というかほとんどの30-40代の男性は初対面から20代女性とキャッキャとはならないでしょう。
真実を知るにはインターネットの声を聞け。
誰が言った分からない、顔の見えない共有空間に流れる殺伐とした言葉たちが、僕に現実の厳しさを教えてくれました。
1位 「未婚はもれなく貧乏という個性をもっている」
経済力がないのを言い換えただけですね。ひとを貶めるのに素晴らしいセンスを持っているなと。座布団がわりのランキング1位です。
面と向かって収入を聞かれたことはありませんが、結局、これが1番のポイントなんでしょうね。「金を見せろ話しはそれからだ」って感じです。そりゃ収入が多いにこしたことはないでしょう。僕は少ないですよ。サーセン。
2位 「未婚はたいてい実家暮らしの童貞」
ネットでは抜群の安定感を誇る「実家」「童貞」の ビックワードがランキング2位です。ネットにはなんでも童貞って言えばいいと思ってるチンパンが多過ぎる。
僕は童貞ではありませんが実家暮らしです。実家は甘えですか?単身世帯の人は、何かと実家暮らしに噛みついてきますが逆に「あなたは一生親と暮らせますか?」と問いたい。
3位 「データによると39歳未婚の男性は、生涯独身率90%」
そんなデータとるなよ…。どこ調べだよ…。
4位 「中身がいいやつは若いうちに結婚している」
スカスカなんだよ。中身も頭もなという感じでしょうか。
5位 「一生自分に言い訳している」
もう、否定する気力がありません。よく思いつくなと。先回りして退路をたつようなやり口です。
最後に
僕は婚活に行き詰まるといつもDVDマンガ動画配信サービスというような、いわゆる平面世界に逃げていました。二次元を代替品のように感じていたのです。けれど今は違います。一緒に手をつないで歩いている友達という感覚になっています。
もう婚活という絶望的な戦いはやめる潮時なのでしょうか。僕らはもう不毛な争いに終止符打ち二次元で満足しなければならない。そんな時代が来ているのかも知れませんね。