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就活開始時期遅くなり大学生の67%が不安
1月31日 15時13分

就活開始時期遅くなり大学生の67%が不安
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内閣府が大学生らを対象に行った意識調査によりますと、来年春の卒業生から就職活動の開始時期が遅くなることに対する不安として、大学生の70%近くが「就職先決定までの時期が短くなり、就職先が決まらないかもしれない」と答えました。

内閣府は去年10月、インターネットを通じて、全国の大学2年生から大学院2年生までの合わせて5000人を対象に、就職活動に関する意識調査を行いました。
それによりますと、▽来年春に卒業する大学生らから、会社説明会などが3年生の3月に、採用選考活動が4年生の8月に、変更されることを知っていると答えたのは、大学生が72%、大学院生が79%でした。
そして、▽就職活動の開始時期の変更で不安に感じることは何か、複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「就職先決定までの時期が短くなり、就職先が決まらないかもしれない」で、大学生で67%、大学院生で60%となっています。
また、▽学校や行政などにどのような支援をしてほしいか、複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが、「試験などの日程を調整してほしい」で、大学生で29%、大学院生で25%でした。
内閣府は「学生の不安を取り除くため、企業と学生のマッチングの強化や、キャリア教育の充実が一層重要になる。大学や企業には学生のニーズを踏まえた情報提供を求めたい」としています。

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