ボクはやってない:服役終えた映画モデル小泉さん再審請求
毎日新聞 2015年02月06日 01時14分(最終更新 02月06日 06時34分)
京急線の電車内で痴漢をしたとして懲役1年6月の実刑判決が確定し、服役を終えた小泉知樹さん(46)が5日、東京地裁に再審請求した。小泉さんは痴漢冤罪をテーマにした映画「それでもボクはやってない」のモデルとなった。
東京都内で記者会見した小泉さんは「裁判では無罪を主張し続けても認められなかったが、家族のためにも(有罪判決を受け入れる)うそをつきたくないと思った」と再審請求の理由を説明した。支援者として同席した周防正行監督は「事件記録を読み、本人に接して、無実と信じた」と話した。(共同)