2014年7月。技術局と技術開発局が統合され、「総合技術局」として新たなスタートをきりました。
カメラや音声といった番組制作技術から日々進歩する最新のITまでをカバーする総勢200名近くを擁するフジテレビのスペシャリスト集団。
そのお仕事内容を少しのぞいてみましょう。
バラエティ、音楽、スポーツ、ドラマ、情報番組、報道中継など、フジテレビで放送される幅広いジャンルの番組制作を技術的に支えているのがこの制作技術センターです。
まずは学生の皆さんに年齢が近い若手の皆さんにお仕事紹介をしてもらいます。
カメラ
はじめまして!制作技術部カメラ2年目の中島です。
カメラ班はみなさんがご存じの通り、カメラを使って映像を撮影する仕事を行っています。
ただ撮影するだけでなく、ディレクターと呼ばれる演出監督の意図に沿った映像制作をすることも大切な仕事です。ディレクターの考えを表現するために、カメラ台数から配置等、総合的な映像構成を考えることも必要です。
また、カメラの仕事はチームワークが大切です。1台のカメラだけで撮影することはほとんどありません。何台ものカメラを駆使し、カメラマン同士でコミュニケーションを取りながら、映像を組み立てて表現していきます。言葉を交わさずとも互いの息がピッタリ合い、上手く映像を撮影できたときの快感はたまりません!
スタンダードカメラ
とあるライブ会場にて
カメラマンなんてできるかなぁと思っている、そこのアナタッ!!
熱い気持ちがあれば何でもできる!私もデジカメしか触ったことがありませんでしたが、優しい先輩方に手取り足取り教えてもらいながら日々奮闘しています!!
視聴者の方々に感動も驚きも伝えられる映像を、最高の仲間と一緒に創りましょう!!
音声
初めまして!!制作技術部、音声3年目に突入しました早見哲平と申します。まだまだ駆け出し、部署内最若手です。(入社以降すくすく増加した体重だけは役職クラスに位置しておりますが(笑))
映像制作が主役と思われがちなテレビ局のお仕事。しかしテレビには当然音があり、その音があるためには音の出所にマイクを置いて集音し、それらの音量や音色などの調整をする人がいなければなりません。加えて、PAさん(出演者やお客さんに音を聞かせる人)やMAさん(音の編集をする人)、音効さんなど1つの番組の音の部分だけを見ても、本当に様々な人たちが協力しあうことで皆さんの家庭にあるテレビから流れるその音は出来上がっているのです。
多種多様な出音に対してプランを作り、自らで集音して作り上げた音が家のテレビから聞こえる時ほど嬉しく、緊張する瞬間はありません!
スタジオサブでミックス!
スーツを着て集音する仕事も!
照明
みなさんこんにちは!入社4年目の松田和樹です。現在は制作技術部で照明の仕事をしています。この夏はオールロケのドラマで仕事をしていたので、街を歩いていると知らない人に振り返られるぐらい真っ黒に日焼けしていました(笑)
照明の仕事は、光を通してカメラの先にある空間を演出することです。バラエティなどのトーク番組では人物が明るく見えるようにスタジオを一様に照らす一方、ドラマやコントでは台本の時系列や場所に合わせて朝、昼、夜をセット内に創り出します。また歌番組では曲調やディレクターの演出意図に合わせて照明をコントロールし、時にはダイナミックに、時には落ち着いた雰囲気を演出しています。照明は正解のない難しい分野ですが、だからこそ自分のこだわりを好きなように画面の先に表現できる魅力的なセクションです。
照明卓でスタジオのライトを
操作する大野先輩
操作棒でライトの向きを
調整する天本先輩
照明に色を入れてセットを
カラフルに染める松田
皆さん初めまして!フジテレビ入社2年目、VEの八橋大輔です。
さて、皆さんはVEという仕事をご存じでしょうか?VEはビデオエンジニアの略称で、スタジオ・中継車に設置してあるカメラを含めた多数の映像機器を管理・運用したり、カメラマンが撮影した画の色・光量などを番組の意図に合わせて調整したりしています。カメラマンが切り取った華やかなセットや出演者の画をいかに制作チームがイメージしたものに近づけるか、映像を管理するVEにとって、それこそが最大の腕の見せ所です!現場では理想の画を実現するため、制作チームや技術の各セクションと細密にコミュニケーションを取り合いながら画を追い込んでいきます。
V7 スタジオにてバイキング収録中
富山市役所屋上より、忘れられない絶景
その他にスタジオ・中継車のシステム構築といった技術者の1面もVEは兼ね備えています。難しく感じるかもしれませんが、フジテレビの現場を支えているという実感が持てるとても良い仕事だと私は感じています。VEはあまり知られていないセクションだと思いますが、これを機に皆さんにVEの魅力が伝わっていることを願います!
皆さんの入社を心待ちにしています!
はじめまして!入社2年目、報道技術部のざわちんこと相澤隆之と申します。
報道技術部では、報道番組「スーパーニュース」「ニュースJAPAN」など、いわゆるニュース番組の制作技術を担当しています。
ある時はテクニカルディレクターとして報道中継車で現場に急行し、またある時はヘリに乗って空から現場を撮影するカメラマンとして、現場の生の情報を、より早く、よりリアルに伝えていき、またまたある時はニューススタジオから報道番組のスタジオ送出(SW’er・音声・VE)を行ったり…こんな感じで多岐にわたり守備範囲の広い業務を担っています。
報道番組は時間との闘い、1分1秒を争うことばかりです。報道中継車やヘリコプターに乗って、いち早く現場に駆け付け、様々な機材を駆使して、現場の状況を視聴者へ届けています。
現場は生き物であり時々刻々と変化していきます、いつどこで起こるかも分かりません。咄嗟の判断力や瞬発力、臨機応変に対応し、多様な機材を駆使するオールマイティーさが求められます。それらが凝縮され映像となり視聴者に届いた時の達成感や使命感は感慨深いものです!今これを読んで下さっているあなたも、そんな“伝える側の最前線”に立ってみませんか?
2014年9月に発生した御嶽山噴火に
伴う中継準備の様子
報道中継車MS-1 突発中継時は
これで現場に直行です!
「スーパーニュース」本番中の
ニュースサブ。緊張感が漂います!
総合技術局の設立と共に新たに誕生したのがこのメディア技術推進センターです。
主に番組制作現場で技術責任者の役割を担う番組技術統括部、新しい技術を導入してより面白い番組作りを考案するデジタル技術推進部、そして新技術の開発、さらには規格策定をも行う技術開発部から構成されています。
学生のみなさま、おはようございます。馬塲義土と申します。入社11年目、世間ではおじさんと呼ばれてもおかしくない年齢になって参りましたが、この部署では最年少になります。
それだけ年寄り・・・いや、人生経験豊富な素晴らしい先輩が多いアダルトな部になります。
なにやら堅苦しい名前の当セクションですが、業務内容としては技術スタッフの手配や中継車を始めとした機材の調整、スケジュールや予算の管理といった技術的なプロデュースや、番組制作において映像を切り替えるスイッチャーという仕事をしています。
カメラ・音声・照明・VEと協力しながら、番組ディレクターの高度で難解でワガママな要求に、2014年は「ダメよ・ダメ・ダメ」と言わずに優しく応えています。
技術の責任者として、また番組制作の最終段を担当しているという緊張感の中で皆さんも楽しくエキサイティングな日々を送ってみませんか?
とくダネSW本番直前
はじめまして!入社14年目、デジタル技術推進部の島川徹平です。
私が所属するデジタル技術推進部は昨年発足したばかり、できたてホヤホヤセクションです。ひとことで言うと、新しいテクノロジーを使って、番組をより面白くするための方法を考える部署です!
4K撮影の企画立案
Googleグラスみたいなものを
提案することも!
昨今、インターネットを利用したコンテンツ制作の機会が増えています。例えばバレーボールの番組中に、LINEで募った応援メッセージをテロップに出してみたり、データ放送に表示してみたり。また、めちゃユルなどのインターネット配信チャンネルも今後ますます増える雰囲気。でも担当は、いろんな部署に別れていて、イマイチ誰に頼めば良いかわかりにくいという側面も。。
ということで!テレビをより面白くするネットサービス開発の窓口として、2014年度にデジタル技術推進部が発足しました。
巷で話題のウェアラブルデバイス、AR、VR、360°カメラ、ドローンなど、未来のコンテンツ制作に役立ちそうなデバイスもいろいろ試して社内に提案していく予定です!!
コンタクトレンズ式ウェアラブルデバイスに表示された、360°AR映像でドローンレースを鑑賞する、、なんてミライはそう遠くないかも!?そんなことを考えつつシゴトができる、夢のある部署です!
江戸時代を体感できる
システムの開発も
入社14年目、技術開発部、伊藤正史です。この業界では 「まいとう」 さんと呼ばれています。
今や IT の時代! テレビの技術開発なんて古いんじゃないの...?
そんな風に思われる方もいるかもしれません。
でも、実は現代のテレビこそITの集大成なのです。
最新技術の調査に世界へ
2011 年にアナログ放送が終了し、HD映像やデータ放送などが当たり前になったテレビ。 現在、放送局内の映像コーデックはMPEG-2からH.264へ、さらに高効率的で美しい映像を実現する最新のHEVCも視野に入りました。プロ用のVTRはPC上の 「ファイル」 に変わり、 映像信号も IP ベースの汎用的な方法で扱えるようになりました。 視聴者に向けては、 SNSを駆使した効果的な番組制作を模索。 テレビをHTML5 ブラウザ上で表現し、様々なアプリと連動させて提示できる 「ハイブリッドキャスト」 も本格サービスへの環境が整いつつあります。将来に向けては4K, 8K と言われる超高精細映像や、無劣化で高効率な伝送ができるロスレス音声、最大 22.2ch の高臨場感な音声による次世代テレビ放送も検討しています。そしてテレビは 「OTTサービス」 と呼ばれるネット上のコンテンツ配信分野にも拡大を続けています。
これらを支えているのが、最先端の IT です。テレビ技術は常に進化し続ける、華やかで一層面白い分野になりました。私が所属する技術開発部では、こんな激動の時代に入ったテレビ技術の世界で、最先端に関わる下記のような業務を行っています。
1. 番組制作や放送・動画配信に関わる新しい技術を開発します。
2. 新しい放送規格やITに関する技術規格を策定します。
3. その実現のために国内外の技術会議で闘います。
4. 将来のメディア技術に関する調査・研究、及び創造をします。
5. 社内の特許・実用新案に関する管理を行います。
開発した機材やソフトウェアは様々なところで活躍しています
近年、従来のテレビに加え、スマートフォンやタブレットなど、動画を扱う多くのデバイスが急速に広まっています。若い世代の方々には、テレビ以上に身近な機器かもしれません。これら新しいデバイスや新たなメディアの動向をカンファレンスや研究会などを通じて情報収集し、フジテレビの新たなサービス展開に生かすべく、社内に展開する役割を担っているのも技術開発部です。
放送局の技術者は、自らテレビに出演する訳ではなく、表で目立つ訳でもありません。 自分が計画し、開発し、運用している設備がこの放送を支えている。 そんな我が子のような技術が活躍する姿を見ることができ、友人・実家・近所の方々...身近な方から遠くの方々まで、大勢の方々にも見てもらえるのは、放送局の技術開発の大きな幸せです。 世界有数のメーカーや通信事業者と未来のテレビの規格を策定したり、 新しい技術や製品を開発したり、テレビ技術の未来を創るのはあなたかもしれません!
伝統を伝えるトロフィーたち
実績の証−数々の賞状
現場で制作された番組もこの放送技術センターがなければ皆さんの家庭には届きません。
フジテレビの心臓部「送出マスター」がある放送部、フジテレビに出入りする全ての映像音声を司る回線管制部、テレビ番組を各家庭に送り届ける最終段の仕事を担う送信技術部のお仕事をご紹介します。
就活生の皆さま、初めまして! 入社3年目、送出マスター所属「すぎちゃん」こと杉浦弘樹です。全然ワイルドではありません。
24時間365日、休むことなく流れ続けているテレビ番組。これら全てを視聴者の皆さまのところへ送り出している「送出マスター」は言わば「放送局の心臓」です。ドラマやバラエティ番組はもちろん、ニュースや朝の情報番組、スポーツ中継のような生放送番組からCMまで全て、送出マスターからオンエアしています。「めざましじゃんけん」のようなデータ放送を使ったコンテンツもここから送り出されます。災害や重大事件が発生した時、予定していた番組から緊急ニュースに差し替える「カットイン」などの緊急特番対応も送出マスターにて行います。
送出マスターでは多くのサーバーやコンピューターが稼働しており、それらを全自動でコントロールするシステム「APC(Automatic Program Controller)」というものがあります。送出マスターには最先端のハイテクが詰まっていますが、この巨大なシステムを設計・運用し、シームレスな放送を実現するのがボクたちのお仕事です。
最先端技術は進化し続け、ボクたちの暮らしをどんどん便利なものにしてくれていますが、テレビだって負けてはいません!新しい技術をどんどん取り込む事で、テレビはもっともっと面白くなります!
テレビにイノベーションを巻き起こす「未来の天才エンジニア」は、そこのキミかも知れません!
24時間365日、休むことなく放送を
コントロールしています!
イケメン、雨谷先輩!システムの系統変更を
行っている模様。。。
入社3年目になりました伊東誠一です。社内の人にも必ず聞き返される「回線管制部」に所属しています。僕らの仕事はその名の通り「フジテレビへ出入りする映像や音声の回線」を「正しいところへ、正しく繋ぐために管制する」お仕事なのです。
忙しいときには両手に受話器はざらです。
多くの映像を管制するための壁一面の
モニター。見学コースの定番です。
今年は日本の裏側、ブラジルでサッカーW杯がありました。フジテレビは開幕戦を生中継しました。ブラジルと日本の時差が12時間?そんなのどうってこと無いです。
(ちゃんと交代で仮眠もしますよ。)
そうなれば、熱い試合を生中継で皆さんへお届けするのがフジテレビの使命、ひいては回線管制部の使命ってものです!
もちろんW杯だけじゃありません。政治家の会見、台風の中継、海外でのスポーツ選手の活躍など毎日世界中で起きている出来事は映像や音声となって回線管制部を通って、フジテレビに入ってくるのです。そして現場の熱い気持ち、臨場感をアツアツのうちに皆さんの元へと届けるのです。
アツアツのメジャーリーグをお届け中。
しかし、映像は黙っていれば勝手に貰えるという訳ではありません。寄り道せずに一本道で来ることも残念ながらなかなかありません。そのために僕らは色々な人に交渉したり、光ケーブルを使ったり、電波を使ったり、アンテナを使ったり、人工衛星を使ったり、時には英語を使って海外の人とやりとりをしてようやく映像が届くわけです。
入社するときは「テレビ局でしょ?技術職で英語なんて使う訳ないや-!」と思っていましたがやってみれば意外とできるものですし、なにより楽しかったりします。世界を相手に仕事ができたりするのも回線管制部の魅力の一つです。英語に自信がない人もぜひ一緒に頑張ってみませんか?
ブラジルの中継にてオペレーターと一緒に写る眼鏡が素敵な先輩。(あ、真ん中の方ですよ。)
入社11年目(送信技術部4年目)の堀川です。
送信技術部は、電波を使い、一都六県の各家庭にテレビ番組を送り届けることが仕事です。
※フジテレビの中では最終段の仕事!!
そのため、送信設備を冗長化し、日々のメンテナンス(放送休止中でしかできないことも)を行いながら、機器トラブルを未然に防ぎつつ、24時間365日の運用に備えています。
また、東京スカイツリー®だけでは電波カバーできない地域のために中継局を建設することもあります。
※これまでに建設した中継局は、関東広域に191局。
高い山を探して旅(出張)に出て山に登ったり、土地の交渉のために登記情報を役所で調べたり、契約書の作成をして契約を行うこともあります。
建設する場所が決まったら、設備仕様の策定、受信調査など、技術の畑とは違った側面からバリバリの技術畑の仕事まで多岐にわたるのもこの部署の特徴です。
送信設備メータリングの様子
こういう中継局も含めて、
関東広域に191局あります。
真夏の島で受信調査を
やったりもします。
Twitter、LINE、Facebookなどインターネットとテレビを繋げる技術といえばここ、IT技術センターです。ここからは総合技術局の設備に関しては何でもお任せ!の設備運用部と、公式HPの運用やSNSの活用、さらには一躍話題となった「めざましじゃんけん」などのコンテンツ制作を行っているビットスタジオの紹介をご覧ください。
学生の皆さんこんにちは!
現在入社7年目で設備運用部歴3ヶ月(!?)の湯原と申します。
実はつい最近までずっと情報システム局という所にいたのですが、今年の人事異動で局を飛び越えて設備運用部へ異動になり、現在右も左もわからない全く新しい環境の中、新人の頃の気持ちを思い出しながらあくせく働いております。日々勉強です。
フジテレビではこのようにバンバン人が異動するので、いろんな部署でいろんな仕事ができるっていうのが大きな魅力です!
しかも部を異動するとまるで会社が変わったかのごとく仕事内容が違うので常に刺激的!新鮮!楽しい(たまにツライ)!
と、スミマセン、少々話が脱線してしまいましたが、
そんな私がいるこの「設備運用部」という部署。名前からはちょっと仕事の内容がイメージしづらいかもしれません。
「設備」を「運用」するって何? つまるところ何をしているの??
こんなふうに思いますよね。私も最初はそうでした。
ですがこの「設備運用部」という名前、こう捉えてみてください。
「総合技術局の設備に関する事は何でもやる!」
・・・
どうですか??
ぐっとわかりやすくなりましたよね!
え、よりわからなくなったって??
ん〜説明って難しいですね。
でも本当にこの通り「何でもやる」部署なんです!
番組用のアプリを作ったり、CGを作ったり、サーバーを構築したり、ケーブルを敷いたりetc…とあらゆることに仕事の幅が広がっています。
(仕事の種類がありすぎてわかりやすい名前にできないのが悩みです。。。)
本当は全ての仕事を紹介して皆さんに理解していただきたいのですが、
そうするといくらスペースがあっても足りないので、ここでは代表的なものを一部ご紹介させていただきます。
番組とITを繋げる環境の構築
番組の企画に関連したTwitterやLINEの投稿をインターネットから抽出してオンエアしたい!番組の中でiPadを使ってニュース原稿を読みたい!スタジオで大量のスマホを使って無線通信がしたい!といった番組制作サイドからの様々なリクエストを受け、必要であればアプリを開発したり機材を導入したりしながら構築を行います。オンエアの数日前に発注が来る事もザラですが、基本どんな時でもNOとはいいません!超特急で環境を仕上げ、番組でのIT利用を全面サポートいたします!
LINE投稿オンエアの様子
大量の機器を使用してアプリの動作チェック!
ニュース速報や気象システム、L字システムの運用
重大ニュースや、気象庁から受ける災害情報(地震・津波)や気象情報などのデータ、さらに災害時にTV画面にL字状に表示される情報(通称「L字画面」といいます)をオンエアするための設備を運用管理しています。100%の精度を求められる「絶対に故障の許されない仕組み」ですので、24時間365日確実にデータが流れるよう厳重に管理・監視しています!
常時外敵から大切なサーバーを守る運用部員
その他にも
・映像アーカイブ機材の管理
・CG制作設備の管理
・スタジオなどの技術設備間を結ぶネットワーク回線の管理
・各種機材の修理・保守管理
などなど、設備運用部ではこのように様々なお仕事を行っていますが、
近年の爆発的なITの発展により、我々の仕事の幅は日々広がり続けています。
ですが、これからどんなに仕事の種類が増えても、どんな仕事をしても、我々の目標は変わらず1つ!
「安定したサービスで番組制作を支える!」
最新のITに精通した若い人材、激しく求めています!(常に人手不足・・・汗)
来れ!新人!!
はじめまして。1990年(平成2年)入社の藤井辰哉です。
この部を一言で表すと「番組がもっと好きになる入り口を提供する部署」です。
ここでは具体的にビットスタジオの3つのお仕事をご紹介したいと思います。
■公式ホームページの制作統括・運営
番組表や番組予告はもちろん、番組サイト、アナウンサーサイト、FOD・DVD・グッズ等のショップサイト、イベントサイト、オリジナルゲームサイトなどなど、フジテレビのエンターテイメント情報が盛りだくさんのフジテレビ公式HP(PC、スマホ、携帯)の統括・運営を行っています。さらに「ゼロテレビ」などのインターネット中継や、番組連動企画も行います。チームは、HPの内容を演出するディレクターと演出する内容に基づき全体のデザインや効果的なレイアウトを担当するデザイナーが在籍する制作チーム、サイトの情報更新を中心に行う運用チーム、更に演出方法によって複雑な環境構築が要求される際にサポートを受け持つ技術チーム。大きく分けて3つのチームが、常時スタンバイし番組側からの様々な要望に応える体制を整えています。
スマホ用フジテレビ公式HP
■SNSの活用・運営
「ネットをやっているからテレビは観ない」「テレビがあるからネットをあまり見る時間がない」。なんていうのはごくごく一部。むしろこれではあまたある情報の何パーセントかをみすみず取り逃がしている状態で非常にもったいない!
実際には、テレビ番組がネットのネタになり、ネットの盛り上がりがテレビのネタになる。という循環が昨今のトレンド。LINE、Twitter、Facebook 、YouTube等様々なSNSを番組内で活用し、視聴者の皆さんと一緒に盛り上がることができる様々な試みを行っています!
フジテレビFacebook
■データ放送の企画・制作・運用
めざましじゃんけん
TVリモコンの「d」ボタンやワンセグで見ることができるデータ放送。いつでも好きな時に、ニュースや天気・災害・交通情報などを視聴できる「非連動データ放送」と、放送中の番組に連動した情報を伝える「番組連動データ放送」の2種類のデータ放送を駆使して、視聴者にとって便利で役に立つ楽しい仕掛けをしています!また「めざましじゃんけん」をはじめ、賞品が当たるリアルタイム視聴者参加型のコンテンツも制作しています!
200名近くが所属する総合技術局はこの技術業務センター無しでは成り立ちません。
総合技術局全体の様々な業務のとりまとめから放送免許に関する仕事までを担当する技術管理部と、フジテレビに将来導入する技術設備の投資計画を主に行う計画部の2つのセクションがあります。
今年から技術管理部に免許担当として仲間入りしました。入社9年目の池谷です。
この部では総合技術局に必要な様々な業務(予算執行、支払、発注、管理、報告等)のとりまとめを行っています。フジテレビ社内のイベント事の際には、総合技術局の窓口として取り仕切る、言わば「生徒会」のような存在です。
技術管理部には、テレビ局には欠かせない放送局免許や、番組制作で必要な無線局免許の許認可申請を行う電波担当も所属しており、監督官庁の総務省との折衝にあたっています。フジテレビがホスト局を務めるF1日本GPでは、海外の放送局が番組制作で使用する無線局の免許を取得するために、海外に出張します。
「フジテレビの日」の
フリーマーケット
入社1●年目の松岡晃代です。回線管制部に長らく在籍後この部署へ異動してきました。経理の知識を生かしつつ2児の母として日々奮闘しながら同僚に支えられて仕事しています!
この部のお仕事といえば、技術設備投資の計画立てです。
フジテレビ本社だけでもスタジオはたくさんあるし、中継場所から映像音声を受け取る場所、番組の送り出す場所もある。送信所だってスカイツリーの他に数えきれないほど中継局があるし、中継車もいっぱい。みなさんがテレビを楽しんでもらえるように、いつか壊れる前に新しくしていかなくてはならないのです。
これら全部!の計画を、経営とかかわりながら立てるのが私たちの仕事です。
しかもただ新しくするだけじゃなく、未来のテレビ番組のもとになるから新しい技術も取り入れていく必要もある。そのために私たちは情報を集めるために外にでていることも多いのです。
この部はあちこちの部を渡り歩いたうえで来ることが多いけど、最先端技術に興味ある人や経営工学に詳しい人におすすめです。
総合技術局各部から「籠」に届いた業務書類をチェック
集音する人は選手の間近まで(勿論、細心の注意を払った上で、ですよ!)、実況・解説をMIXする人は最も試合が見やすい場所に!目の前で起こっているメイクドラマな臨場感を肌で、目で、そして耳で感じることができます!
バレーボールの実況席から
ゴルフのショット音も直近で集音!
海外から回線を繋ぐためには中継車、衛星用の巨大アンテナ、大陸や海を横断する光ファイバーなどなど。。。必要な設備を全部自分たちだけで準備するのは不可能です。そんな時は海外の設備を使わせてもらうために事前の準備をするのですが大きなイベントだとなんと2年以上も前から準備に取り掛かります。メールや電話のやり取りを重ねて、無事にOAを終えたときは言葉の壁を越えた達成感を共有できます。学生の頃は海外経験もなく、英語も得意でない私でしたが世界と仕事をして、この幸せを感じることが出来たのは回線管制部だからこそだと思います。
陽気な衛星回線トリオ@ブラジル
仕事の後はカクテルパーティ@アムステルダム
送出マスターでは、放送部員全員が一丸となってフジテレビの放送を守っています。そのため、部員同士が家族のように仲良し!アフター5はみんなでカラオケ?テニス?ボーリング?仕事はもちろん、遊びにも本気です!部内旅行なんかもやったりします。今年の夏はみんなで箱根に行きました。
緊急特番対応など緊張感と判断力、そして何よりチームワークが求められる場面も多いですが、だからこそ部員同士の結束も強固です!仕事はプロとして厳しく、だけどプライベートは家族のように仲良く!が放送部のモットー。オンとオフ、どちらも充実した生活が送りたいというキミ!放送部で一緒にリア充な毎日を過ごしませんか?
部内旅行!箱根湯本に向かうロマンスカーの
中でハイ、チーズ!
オールジャンルの番組を担当することで、国内での各種イベントはもとより、 |
F1やオリンピックの中継では海外あらゆるところへ飛んで行きます。 |
時にはヘリによる空撮で、飛びながら仕事をしています。 |
担当の仕事:照明
最近の悩み:夏のドラマロケで焼けた肌がもとの色に戻りません。。。